2018/08/18

ねぐら探しは空振り

昨日の夕方は夏恒例のツバメのねぐら探し.昨年夏,それまで毎年ねぐら入りを楽しめた湖畔のアシ原にツバメが集まらなくなったので,気を揉みながら再度挑戦しに行きました.

Kasumigaura_aug2018_0004m

例年のように,空の広い湖畔で夕暮れを楽しみ,暗くなるのを待ってツバメの様子を見守っていたのですが,今年も完全に空振り.どうやら昨年からねぐらを移動したようで,このアシ原は今はねぐらとして使われなくなったようです.

Kasumigaura_aug2018_0011m

それでも,サギ類,スズメなどはアシ原をねぐらとして利用し続けており,暗くなるころにはゴイサギの群れが出勤して行ったのですが,全体に鳥影が薄く,生き物の数が減ってきたように感じられるのが大変気になります.

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2018/08/17

ついに秋風

本日未明,ついに待ちに待った秋の寒冷前線が本州を横断して南下しました.大雨に見舞われた東北地方の方々には気の毒でしたが,これで大陸の乾いた秋の空気がどっと本州に流れ込み,今朝はまるで高原にいるかのような快適な気温と湿度です.この幸運を大いに生かして溜まっていた雑事を片付けたいと思います.

もっとも,このさわやかさを味わえるのは本州の東半分.西日本は暖気一掃とまではいかず,これからも厳しい残暑が残るはずです.東日本は真夏でもときどき寒気が入ってくるので,ほっと一息つける日々があるのですが,私の九州での経験では,9月いっぱいは真夏です.

それにしても,今日は久しぶりに気持ちがいい.

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2018/08/15

湿った風でも無いよりまし

昨日の日中は湿度が高いうえに気温も上がって不快なことこの上なく,午後はいつものようにエアコンを点けた室内に閉じこもっていました.夕方近くになって部屋を出てみると,部屋の中とさほど気温差がありません.あれ?

開け放してある窓際に行ってみると南風がびゅうびゅうと吹き渡り,たっぷりと湿った空気ではあるものの結構涼しいではありませんか.強風のおかげで室内や小屋裏にたまった熱気を吹き飛ばしてくれたのでしょう.西の空を見ると,三日月が金星に近づいていたので,久しぶりに星の写真を撮ってみました.

Stars_2018_0014m

湿度が高くても適度に風が吹くのはありがたいものです.おかげで昨晩は扇風機を点けずに眠ることができました.夜半にふと目が覚めて窓越しに空を見上げたその瞬間,太く明るく光る流れ星が空を走りました.ペルセウス座流星群

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2018/08/13

DSMのdockerでUbuntuをインストール

このところ,太平洋高気圧が日本の東南海上に後退しているせいで,その縁を回り込むように湿度の高い空気が関東地方に流れ込んでいます.そのため毎日じめじめした暑さに見舞われており,不快なことこの上ありません.

さて昨日の記事の続きです.今朝の涼しいうちに,Synology NAS の OS である DiskStation Manager (DSM) 上に docker を導入し,docker コンテナのレポジトリの中から Linux のディストリビューションの一つである Ubuntu そのものの最新版を選択してインストール・起動してみました.

恐る恐るだったのですが,これがあっけないくらいに簡単.Ubuntu があっという間に起動できたのにはあきれてしまいました.しかしコンテナのダウンロード時間が妙に短いなと思った通り,この Ubuntu は minimize されたもので,インタラクティブな操作を行うには unminimize が必要とコンソールに表示されました.そこで実際に実行してみると,たくさんのファイルがダウンロードされ,インストールされていき,Perl も Python も Ruby もインストールされていくではありませんか!

再起動して,使いやすいとは言えないコンソールから自作の Ruby スクリプトを走らせてみると,当然のことのように完璧に走ります.へぇー,docker ってこんなものなのかという良い勉強になりました.しかしこの Ubuntu をワークステーション代わりに日常的に使うのは非力過ぎますし,I/O の扱いや X Window System を走らせるのも面倒くさそうなので,今日のところはこれで終了.これまでよく理解できていなかった docker のことが少しわかったような気がしました.TeX サーバにできるといいなと思いますが,誰かコンテナを作ってくれないかなぁ?

メールサーバやブログサーバを立ち上げることもできるはずなので,これからのお楽しみです.NAS とは言っても,Intel Celeron 4コア (J3455) と 16 GB のメモリを持っていると,できることの幅がぐっと広がります.

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2018/08/12

NASを導入しました

昨晩から涼しい北東気流が吹き出して,湿度が高いことを除けば今朝は快適な気温になりました.暑さにめげてもう1か月もブログの更新をサボっていたのですが,この程度の気温であればなんとか記事を書く気にもなろうというものです.

実は今週から新しいNASの運用を始めました.昨年10月にこのブログで報告した通り,それまで FreeNAS をインストールして運用していた NAS Box が障害を起こして動かなくなり,それ以来 NAS の無い生活をしていました.その間専用 NAS を物色していたのですが,目を付けていた Synology DS718+ の値段が結構下がってきたので,思い切って導入することにしたのです.

Nasbox_0001m

この NAS のドライブベイは2つ.従って RAID5 などの運用はできないのですが,Synology Hybrid RAID (SHR) という仮想化された RAID は使えるらしいので,そのオプションを選択し,かつファイルシステムは先進的と言われておりデフォルトでもある btrfs を選択.これで FreeNAS の ZFS と同様気楽にスナップショットをとることができる,はずです.

Windows PC や Linux マシンとのファイルのやり取りには,とりあえず SMB を使用しています.これまでは WiFi ルータにおまけのように付いていた簡易 NAS 機能を使っていたのですが,こいつはあろうことかセキュリティ・リスクが高い SMB_1 しか解釈できなかったのに対して,この NAS の導入により SMB_3 をデフォルトにすることができるので,ルータの NAS 機能は運用を停止し,Windows の機能からも SMB_1 を無効化してしまいました.

ベンチマークテストは走らせていないのですが,高速の誉れ高いファイルコピー・ツールである FastCopy で Winodws PC のユーザー領域のバックアップを取ってみると,だいたい 90 MB/s 程度の速度が出ていますので,NAS としては十分な性能です.

実はこの NAS は多機能で,いろいろなアプリケーションをインストールして,ネットワーク越しにインテリジェントなバックアップやファイルの同期ができたり,仮想 OS や docker をホストしたり,メールサーバや Web サーバーとしても運用できるようにもなっています.そのために RAM も目一杯追加したのですが,これらのお楽しみはこれからおいおい試みていくつもりです.

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2018/07/16

酷暑の夕暮れ

酷暑が続いています.太平洋高気圧が日本全体を覆うほど勢力が強く,かつ上層にはチベット高気圧が張り出しているから,と説明されているのですが,これだけでは全く理解できません.太平洋高気圧は小笠原諸島付近に形成され,昔は小笠原気団と呼ばれていたものです.これがなぜ勢力を強めているのか,フィリピン東海上はどうなっているのか,日本全体を覆うほどになっているのに,なぜこれだけ湿度が高いのか,上層のチベット高気圧がなぜ影響を与えるのか,などなど疑問に思うことがたくさんあります.気象情報はもう少し解説のレベルを上げ,より正確で論理的な説明をしてほしいと思います.

Stars_2018_0006m

このような暑い日の夕暮れに,三日月と宵の明星が並んでいたので写真に撮ってみました.これから三日月が太っていき,やがて木星や土星,さらに大接近中の真っ赤な火星にも接近してくれると,また面白い画が撮れるのではないかと期待しています.

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2018/07/08

勇気ある追跡とトゥルー・グリット

勇気ある追跡 [DVD] - ジョン・ウェイン(出演), グレン・キャンベル(出演)

トゥルー・グリット [Blu-ray] - ジェフ・ブリッジス(出演), マット・デイモン(出演)

再び映画のレビューを書きたいと思います.今回は二つの映画ですが,後者は前者のリメイクなので,実際は一つのものと思ってよいでしょう.父親を殺された娘が仇を討つために連邦保安官を雇って追跡するというお話です.オリジナル版とリメイク版のシナリオやセリフにほとんど差がないのが意外なところですが,これはどちらもが原作に非常に忠実だったためか,それとも後者が前者の脚本・演出を尊重したのかはわかりません.しかし,西部劇の中ではスタンダードとなったものの一つと言ってよいと思います. “OK牧場の決闘” ほどではありませんが,良く知られた話であることには違いありません.

古いほうの “勇気ある追跡” は,主演がジョン・ウェイン,助演がグレン・キャンベル,悪役側にデニス・ホッパーという人気俳優を配し,それなりに売れそうな,売れるべき西部劇として仕立て上げられています.しかしそのためか,隻眼でアル中の連邦保安官のダメさ加減やアクの強さは最低限に抑えられており,あくまでジョン・ウェインのファンが見て楽しめる映画,歌手グレン・キャンベルのファンが主題歌とともに楽しめる映画となっています.まあ,1969年の映画なのでこれは当然でしょう.話の結末もハッピーエンドとなっています.

一方,後者はコーエン兄弟監督製作,スピルバーグ製作総指揮というマネジメントからもわかるように,現代的な西部劇として製作されており,前者よりもはるかにリアリティを追求しています.小さなところでは銃の発射音しかり.ガラガラヘビに腕をかまれた主人公の少女が,結局は腕を切断しなければならなかったという結末は前者にはなかったものですし,25年後にワイルド・ウェスト・ショーに出て生計を立てなければならなくなっていた元保安官が死んでしまったという筋立ても,西部開拓時代の終わりを告げるほろ苦い余韻をもたらします.

後者の保安官役ジェフ・ブリッジスは非常に存在感のある俳優なのですね.ジョン・ヒューストンばりです.私はジョン・ウェインよりもこの人の演技のほうが好み.ジョン・ウェインがライフルを回しながら連射するシーンはファンへのサービスとしか思えないので.この人がアカデミー主演男優賞をとったクレイジー・ハートを私は観ているはずなのですが,なかなか思い出せません.

少女役はどちらの映画でも非常にうまい.本来の才能が開花したのか,それとも監督の演出が良かったのか,頭が切れて勇気があり覚悟のすわった生意気な少女を非常にうまく演じています.ちょっと早口過ぎてよく聞き取れないのが私にはつらいところです.

これら2作を立て続けに観るのは非常に面白いので,ぜひ試してみることをお勧めします.

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2018/07/07

Gentle on My Mind が出色のでき

WINDY CITY [CD] - Alison Krauss

本当に久しぶりに音楽 CD のレビューを書きたいと思います.今回は昨年発売の Alison Krauss の久々のアルバム “Windy City” です.ここ数年間は AKUS としてのアルバムを出しておらず,ファンとしては音楽性の変遷も感じられて大変気になるところではあるのですが,しかし AKUS としてのツアーは毎年精力的に行っています.スケジュールを見ると全米をくまなく回っており,非常にタイトなものです.これはものすごい負担になっていると想像します.まあ,AKUS くらいの大物になると,ミュージシャン自身は悪臭漂うツアーバスではなくて,ビジネスジェットで移動しているかもしれませんが,スタッフと機材は当然ツアーバスでの移動でしょう.アメリカのステージミュージシャン稼業は過酷ですね.

さて,このアルバムはブルーグラス色を抑え,どちらかというとカントリー・バラード風の曲が多く,ニューグラスの旗手の復活を願うファンとしてはちょっと残念.また,レーベルが Rounder ではなく Capitol に替わっています.しかし,収録された曲はいずれも素晴らしく,安心して聴いていられるものばかりです.録音エンジニアはまたしても Gary Paczosa のようで,これも安心できる要因の一つ.

実は私が最も気に入り,繰り返しそればかり聴いているのは第7曲に収録された少し古めのスタンダードナンバー “Gentle on My Mind” です.オリジナルは Glen Campbell でしたね.とにかく曲のアレンジが素晴らしく,この曲にはこういう魅力があったのかと再発見させられること請け合いです.特にピアノの間奏がとても素敵です.

アルバムタイトルになっている第3曲の “Windy City” と,第1曲の “Losing You” も素晴らしい曲です.これら2曲がこのアルバムの性格をよく表現していると言ってもいいくらいだと思います.Alison Krauss のヴォーカルは全く衰えを知らず,実に安定した美しさを保っています.いったいどれくらいのヴォイストレーニングや日常生活の節制を強いられているのか知る由もありませんが,とにかく天使の歌声は今も健在です.

私としては,そろそろ AKUS 本来のニューグラスのアルバムが欲しいところです.“So Long So Wrong” や “New Favorite” のような名アルバムが再びリリースされることを願っています.

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2018/07/04

山猫

山猫 4K修復版 [Blu-ray] - バート・ランカスター(出演),アラン・ドロン(出演)

映画のレビューを書くのは1年ぶりです.レビューを書くだけの気力が無かったというのが正直なところです. “山猫” というこの長編映画を観たのはこれで2度目.今回はイタリア語・完全復元版ということで,前回観た時にはなかったシーンが含まれていたように思いますが,とにかく前回観た時の印象は舞踏会のシーン以外かなり薄れているので,今回の鑑賞を中心にレビューしたいと思います.

この映画の本質を私なりの解釈で要約すると,時代の流れで没落することが運命づけられたシチリアの由緒ある貴族が,その慧眼で時代の流れを深く悟った上で,時流に乗ることで没落を逃れようとはせず,あえて古風な価値観としきたりに従って「正しく」没落することを選ぶ,その悟りと没落の美学を美しい映像で描いた叙事詩,だと思います.しかも,俗物だが時流に乗ることに長けた甥には,わざわざ新興勢力の市長の娘との縁談を用意してやるという気配りまで見せます.

この本質は,映画の後半,有名な舞踏会のシーンの直前,政府からの使者が貴族院議員への就任を要請し,それを断るときの見事な対話のシーンに表れています.このシーンこそこの映画の白眉であり,その後の延々と続く美しい舞踏会のシーン,ロウソクのみの照明にこだわったあまり,出演者は汗を拭き拭き演技せざるを得なかったという有名な数10分は,没落直前の貴族社会の輝きを最大限演出するための監督のサービスに過ぎません.

荒涼としたシチリアの風景,砂埃が舞う道路,そしてローマ時代から支配者が入れ替わることが続いた歴史の重み,そのような背景をたっぷりと見せたうえで,考証を重ねたであろう豪華な調度と衣装で豊かな貴族の世界を垣間見せます.この映像美はヴィスコンティならではのもの.

しかし意外にもアメリカ人とフランス人の俳優を中心に据え,イタリア語のセリフは吹き替えで済ますという思い切りの良さはどうしたことでしょう?私が解せないのはこの配役です.なぜイタリア人を使わなかったのか?せめて地中海世界の俳優を使うべきではなかったのか?なぜバート・ランカスターと,フランスではそれほど人気のないアラン・ドロンを使ったのか?これは今でも疑問に思う点です.

もちろん,バート・ランカスターの演技は見事で文句を言う筋合いではありませんが,しかし違和感が残るのは正直に告白せねばなりません.では誰だったら良いのかと問われても,当時の俳優群を知っているわけでもないので,答えることはできません.困りましたね.

全編で3時間を超える大作なので,一気通貫で観る人は少ないかもしれませんが,やはり見ごたえはあります.ヴィスコンティの映像美へのこだわりには感動させられます.高解像度の大型画面で観ると,いかに金をかけた映画かがよくわかると思います.歴史に残る大作の一つであることは間違いありません.超おすすめです.

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2018/06/26

IOC List v8.2 Released

IOC World Bird List v8.2 が2018年6月25日にリリースされました.これは昨年秋に改訂周期が6か月に変更されて2回目のリリースで,年内にはもうこれ以上のリリースはないはずです.前回 v8.1 のリリースが2018年1月25日だったので,今回は5か月の更新間隔となっており,予定よりも1か月ほど早くリリースされました.理由は不明ですが,7月に大きなイベントが予定されていて,それとの重複を避ける意図があるのかもしれません.

今回収録されたのはが 40,が 246,が 2,313,現生が 10,711,絶滅種が 158,亜種が 20,055 です.前回同様,上目 (Superorder) の PALEOGNATHAE(古顎類)NEOGNATHAE(新顎類)や,系統群であるNEOAVES がリストの最上位の階層にこっそりと載っています.

今回は日本のバーダーにとっての注目すべき変更がいくつもあります.

一つはカササギについてです.カササギの分類については今でも議論が続いているそうですが,今回 IOC は,従来 Pica pica の一亜種であった Pica pica serica を種に格上げして Pica serica とし,Oriental Magpie と名付けました.これはユーラシア大陸のカササギ類の mtDNA 分析が進んだことによるものらしく,これ以外にも Pica mauritanica,Pica asirensis,Pica bottanensis が亜種から種に格上げされています.

日本鳥学会の日本鳥類目録改訂第7版では Pica pica serica は「亜種カササギ」とされているのですが,IOC に則るともう亜種とは呼べなくなります.そこで従来カササギの別名とされてきた「コウライガラス」という和名を充てることにしました.日本中心に考えれば「カササギ」を Pica serica に与えて,Pica pica には新たに別の名前を与えても良かったのですが, “カササギ = Pica Pica” という関係は長らく親しまれてきたので,これを崩すのは忍びない,またカササギという和名には,必ずしも朝鮮半島由来のカササギだけではなく,ヨーロッパなどに生息するカササギも含まれると理解されていると思い,“カササギ = Pica Pica” の関係には手を付けませんでした.

一方,日本ではカササギは特定の地域でしか見られない鳥であり,その呼び方がコウライガラスに替わったとしても世の中全体に対する影響は小さく,日本のカササギが朝鮮半島との関係が深いことが良く知られていることなどから,従来別名とされてきた一つの名前を異動させるほうが良いと判断しました.これはあくまで私個人の意見ですが,このあたりの和名の付け替えは毎回非常に悩ましいところです.

さらに,チョウセンウグイスの異動はもっと複雑で厄介です.日本鳥類目録では Cettia diphone を Japanese Bush Warbler ウグイス,C. d. borealis を亜種チョウセンウグイスとしています.一方 IOC では属名を Horornis とし,H. diaphone を Japanese Bush Warbler ウグイスとしているところまでは良いのですが,H. borealis という「種」を Machurian Bush Warbler チョウセンウグイスとしてきました.そして厄介なことに H. diphone canturians という diaphone の「亜種」もありました.

ところが今回 v8.2 では,

New genetic data support original split of Manchurian Bush Warbler, including canturians and borealis from H. diphone (Rasmussen & Anderton 2005, BLI, Kennerley & Pearson, 2010, Alstr"om et al. unpubl). Epithet canturians has priority over borealis as the species epithet.
というコメントが付いて,H. borealis と H. diaphone canturians が合併し,H. canturians という「種」が誕生したのです.英名はそのまま Machurian Bush Warbler です.そして borealis はどこへ行ったかというと,H. canturians borealis という亜種になってしまいました.この種に対応する和名は当然チョウセンウグイスしかありません.しかし,日本鳥類目録とは属名も種小名も異なる名前になってしまったので,しばらく混乱が発生するのではないかと心配しています.このあたりは,Wikipedia の記事を読んでもわかる通り,系統の研究がもう少し進まないと,何とも言えない部分が残ります.今回の改訂も暫定的と考えておいたほうが良いかもしれません.

さらにさらに,数が多すぎるので詳細は書けませんが,サンショウクイの仲間が大量に異動していたり,センニュウムシクイ類も大量に異動しているので,ここでも混乱が発生しそうです.特に属名が変更になるのは混乱の元です.

このような変更には私たちが順化していくしかないのですが,それよりも大きな速度で研究が進み変更が要請されていくので,ついていくのが大変です.学問の進展と社会的受容性の関係のような大げさな話にも発展する話題だと思います.私はかねてより,「分類」とは便宜であり,進化の過程で獲得された適応認識行動だという説を唱えているのですが,その考え方に沿うと,人類という集団の中には多様な便宜の尺度があり,適応速度にも差異があると言えるのではないかと思います.


IOC 本家の Master List を編集して,Refsort/Ruby 用の辞書ファイルを作りましたので,このブログサイトと,Microsoft One Drive 上に設けた “IOC List Archive„ にアップロードしました.

今回もこの辞書ファイルの正式なエンコーディングは UTF-8 です.従って,Linux 上で使う分には問題は生じませんが,Windows 上で使う際には,入力ファイルは UTF-8 でエンコードされ(辞書ファイルと入力ファイルのエンコーディングを揃える),かつ最初の行に

#!E -*- coding: UTF-8 -*-

というおまじないを書いておかないとエンコーディングの解釈がうまくいきませんのでご注意ください.

しかし,Windows 上でのデフォルトのエンコーディングである US-ASCIIWindows-31J でも手間なく使えるように,エンコーディング指定なしの汎用 US-ASCII 版もアップしておきます.これはどのようなプラットフォームであっても,そのプラットフォームのデフォルトの Locale が無条件で US-ASCII を解釈できることを利用したものです.ただし,欧文のアクセントウムラウトを含む文字は,それらを含まない最も近い文字に置き換えられています.正版はあくまで UTF-8 なので,特に人名を含む種や,種の Authority を見るときにはご注意ください.


このオリジナル英語版の辞書ファイルに続いて,和名追加版2種と,IOC Master List の Excel ファイルに和名を追加したものも同時にリリースしました.和名追加版の辞書ファイルについても,UTF-8 でエンコードしてあるものが正版ですが,Windows などでの使い勝手を考慮して Windows-31J でエンコードしたものも同時にアップしてあります.ただし人名や地名のアクセントやウムラウトなどは,それらを含まない最も近い文字に置き換えてありますのでご注意ください.

和名追加版の辞書ファイルのうち,UTF-8 でエンコードしてある ioclist_v82ju.ref は,Linux などで UTF-8 でエンコードした入力ファイルをソートするときに使うことを想定しています.Linux 上で使う際には,入力ファイルの最初の行に上記のようなエンコーディング指定を書く必要はありませんが,Windows 上で使う場合には,入力ファイルは UTF-8 でエンコードされ(辞書ファイルと入力ファイルのエンコーディングを揃える),かつ入力ファイルの最初の行に

#!E -*- coding: UTF-8 -*-

というエンコーディングを指定しておく必要があります.

逆に,Windows 上で Shift-JIS や Windows-31J でエンコードされた入力ファイルを,Windows-31J でエンコードされた辞書ファイル ioclist_v82jw.ref を用いてソートする際には,入力ファイルの冒頭にエンコーディングの指定は必要ありませんが,この辞書ファイルを Linux 上で使う場合には,入力ファイルは Windows-31J でエンコードされ(辞書ファイルと入力ファイルのエンコーディングを揃える),かつ入力ファイルの冒頭に

#!E -*- coding: Windows-31J -*-

とエンコーディングを指定しておく必要があります.要するに,どのような場合でも辞書ファイルと入力ファイルのエンコーディングを揃え,かつそれぞれの入力ファイルのエンコーディング指定を冒頭に書いておくのが無難です.

これらのファイルをダウンロードするには,従来通りこのブログの右側のコラムで “自作ソフト„ の中から個々のファイルをクリックしても良いのですが,前述のとおり,Microsoft One Drive 上に設けた IOC List 専用のフォルダからもダウンロードできます.それには,このブログ右側のコラムの最上段の “Archive„ の中の “IOC List Archive„ をクリックしてください.そうすると One Drive のフォルダに入ることができますので,あとは適当に選んでダウンロードしてください.今後は One Drive のみに集約していく予定です.


I am pleased to announce that I have posted reference files for Refsort/Ruby compiled directly from the latest IOC World Bird List v8.2. It contains 10,711 extant species, 158 extinct species and 20,055 subspecies, respectively. Please try it out, and enjoy its capability and speed.

Note that the reference file "ioclist_v82u.ref" is encoded in UTF-8 in order to retain all European accents and umlauts with complete fidelity as they are in the IOC Master List. Therefore, your input file should be encoded in UTF-8 as well, and should contain a magic comment on the top of the file such as;

#!E -*- coding: UTF-8 -*-

For those who want to use Refsort/Ruby in universal ASCII environments, I have posted another reference file "ioclist_v82a.ref" encoded in pure US-ASCII. Note that characters with accents and umlauts have been simplified to their nearest neighbors. So please be careful in particular when you refer to authorities of species.

I have also posted two reference files “ioclist_v82ju.ref” and “ioclist_v82jw.ref” (encoded in UTF-8 and Windows-31J, respectively) which include Japanese names. If you want to refer to Japanese names, please see those files. In order to sort a list properly using these reference files, you need to align the encoding of the input file to that of the reference file, and you should add a magic comment specifying the encoding of the input file in the first line of the file, such as UTF-8, US-ASCII or Windows-31J.

A master list in an Excel format containing a column of Japanese names has been posted as well. This would be more convenient.

You can download an appropriate file by clicking a link listed on the right column of this page, but you can also access files and folders built in my area of Microsoft One Drive by clicking “IOC List Archive„.

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2018/06/19

遊水池

我が家が位置する台地の真下にある谷戸の続きはいわゆる谷津田だったのですが,このところ休耕田や耕作放棄地になっており,いったいどうなることかと思っていたら,2年ほど前から谷戸を遊水池に転換する工事が始まり,1年ほど前から遊水池として運用されるようになりました.遊水池をさらに拡張する計画もあるようですが,今では近所の人たちの格好の散歩コースとなっており,家人と私も時折訪れる場所になっています.

Earlysummeraroundhome_jun2018_0010m

今朝は,水面にアオサギダイサギ,さらにカルガモが見られましたが,付近ではツバメの巣立ち雛やカワセミオオヨシキリ,家族連れのモズなども見られ,なかなかにぎやかです.このような場所が自宅から歩いて数分のところに作られるのは大変結構.

しかし以前に比べると,昆虫も鳥も数が大幅に減っており,私たちはネオニコチノイド系農薬の影響ではないかと話しているところです.EUでは禁止が決まったようですが,日本では輸入商社と使用者に気を遣ってか,禁止の機運は盛り上がっていません.しかし,水田地帯でトンボの数が激減しているなど,まさに沈黙の春が到来している現状は,もっと喧伝されてしかるべきだと思います.

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2018/06/13

アジサイ再び

台風が日本の南海上を通過して梅雨前線の活動が活発になり,ここ二日ほどは涼しく湿ったお天気だったのですが,今日はお昼ごろからようやく日差しが戻り,たっぷりと日射が届くとともに気温も上がってきました.

ふと気が付くと日が傾きだしているので,慌てて庭のアジサイの写真に再チャレンジ.青空が広がっているので日陰の色温度は大変高く,ホワイトバランスを “日陰” にして試し撮りしてみたのですが,青い花がピンクになってしまってあまり調子が良くありません. “太陽光” で撮ったものが実物の印象に近いのですが, “オート” で撮ったものとほとんど同じなので,結局はカメラに任せてしまいました.この辺りは,対象によって,そしてまた日によって異なってくるので,試し撮りは重要だと思います.

Earlysummerhome_jun2018_0048m

アジサイ自身はすでに盛りを過ぎて花弁の痛みが目立つようになってきましたが,まだ何とか持ちこたえている段階.あと数日もするとシミや穴や傷が目立つようになってくるので,これが最後のチャンスです.

Earlysummerhome_jun2018_0055m

私がこだわっている花弁のテクスチャは何とか表現できたのではないかと思いますが,陰影や立体感はどうもいまいち.光をもっとうまく演出しなければならないのでしょうが,私の実力をはるかに超えるので,この辺りで妥協しようと思います.

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2018/06/05

アカンサスの花穂伸びる

これも例年紹介しているアカンサスの花.例えば昨年の記事はこちら.今年も花穂がシューッと伸びてきて,花をつけ始めました.この花が咲き始めるとさわやかな初夏はそろそろ終わり,蒸し暑くなって本格的な暑さの季節がやってきます.

Earlysummerhome_jun2018_0024m

最初は一株だけだったこの植物,今では数株に増えて庭のあちこちで背の高い花穂を伸ばしています.

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2018/06/04

梅雨入り前の好天

日本の南海上にはすでに梅雨前線が形成されて北上の機会をうかがっているので,もう間もなく関東地方も梅雨入りするのではないかと思いますが,ここ数日ほどは好天が続いています.湿度も低く,非常のさわやか.この貴重な好天は大いに楽しむべきでしょう.

Earlysummerhome_jun2018_0039m

我が家の庭ではアジサイが満開に近づいてきました.わたしは例年,このホンアジサイではないガクアジサイの花の写真を撮ることにしていたのですが,昨年くらいからガクアジサイの元気がなくなり,今年も花の付きが良くありません.周囲の植物が育ってきたので,日照や養分が足りていないのかもしれません.

アジサイは雨に似合う花ではありますが,好天の下でも十分に楽しめる大ぶりの花です.しかし直射日光が当たっているときに写真を撮ると,コントラストが強すぎて花弁表面の微妙なテクスチャが失われてしまいます.アジサイの花弁は,このテクスチャにこそ特有の色気があるので,これを失いたくありません.

今回の写真は完全な日陰にあるものを撮ったので,この場合もテクスチャの表現がいまいちです.色温度の設定にも不満が残ります.理想的には薄曇りくらいの光が良いと思いますが,レフ板を使ったり,ディフューザ付きのストロボ光を使うのも良いと思います.ただしその分手間はかかるので,手軽なスナップというわけにはいきません.

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2018/06/03

アイガモ農法

今日は早朝から野鳥の調査.近隣の地区で定められた経路に沿って歩きながら目撃した鳥を記録していきます.今シーズン2回目.

途中,小川のすぐ横の水田で多数のアイガモを発見.水田の周囲には網が張ってあり,アイガモが逃げ出さないようにしてあるのだろうと思いますが,同時に,アイガモが夜間安全に休めるように小屋も隣接して作ってあります.イタチなどの襲撃を防ぐためでしょう.小屋と水田の間を出入りするアイガモもちらほら.

Tsukiyomi_jun2018_0002m

アイガモが放されている水田を見るのはこれが初めてだったので,非常に興味深く観察しました.そのとき思ったのですが,そう広くもない区画の水田を網で囲い,シェルターも用意しなければならないのであれば,アイガモ農法の効率はあまり良くないのではないか?

もっと広い区画で管理しなければ,とてもではありませんが採算は取れないのではないかと思いますが,実際はどうなのでしょう?今回目撃したアイガモは40羽ほどですが,それが 1ha に満たない区画に放されています.これはいかにも狭すぎるでしょう.最低でも 10ha 程度の区画で管理すべきと思いますが,日本の農地利用の実態から難しいのかもしれません.

周囲には野生のカルガモもちらほらいたので,むしろ野生のカモ類をうまく利用する手法は開発できないものかとも思いました.

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2018/05/22

センダンの花が満開

今日は朝から鳥の調査の下見で里山を2時間ほど歩きました.歩き終わって森林公園の縁で休憩していると,目の前に白っぽい花が満開になった大きな木があることに気が付きました.

Takasakiforest_may2018_0019m

これはセンダン.私が通っていた九州の保育園の庭にもあった木で,黄色い実がなるとそれを取って遊んだりしていました.水に入れると石鹸のような泡が立ちます.でも花をちゃんと見たのはこれが初めて.保育園児の時は視点が低すぎて花が目に入らなかったのでしょうか?

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“栴檀(センダン)は双葉より芳し” ということわざがありますが,花が満開の割には何の香りも漂ってきません.変だなぁと思っていると,Wikipedia によれば,これはセンダンではなくビャクダンのことだそうです.へぇ?知りませんでした.中国ではビャクダンのことを栴檀というのだそうです.

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ジューンベリーが豊作

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一昨年,若木の状態で我が家にやって来たジューンベリー.昨年は実をつけたものの,葉を毛虫に食われて散々な状態になってしまいました.翌年実をつけるのかと気をもんでいたのですが,今年は豊作.丈も高くなり,体格が二回りくらい大きくなった感じです.青い実も二日程度で真っ赤に熟すので,初夏の庭先を美しく彩ってくれます.

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早春に寒肥をたっぷりとやったのが良かったかな?

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2018/05/18

(続) Ubuntu 18.04 のインストールに手こずる

昨日の記事で Ubuntu 18.04 のインストールに手こずったことをお伝えしましたが,やはり Evince の件はどうにも納得しがたく,また Web にもそのような不具合の報告が無かったため,時間があるのをよいことに,再インストールを敢行しました.

まずは純正のソフトのみを導入していくと,日本語入力の不便さは相変わらずながらも,どれも問題なく動作します.昨日の不調は何だったんだろうと思えるほど,Evince もサクサクと動くではありませんか?

それでは,ということで,昨日何も考えずに導入した PPA をインストールしてみると,Evince が起動しない不具合が再発しました.これは,システムの標準フォントが変更されたことに伴い,一部のアプリケーションで文字がはみ出て読めなくなってしまうという不具合を改善するためのものです.原因はコイツだ!ということで,この PPA をアンインストールすると,Evince は何事もなかったかのように完璧に動きます.ということで,この PPA はボツにせざるを得ません.まあ,PPA というのは悪く言えば「野良レポジトリ」なので,よく注意して使いましょうという教訓です.もちろん大変有用なものもあり,公式レポジトリを補完する役割も果たしているので,一概に悪いと決めつけるつもりは毛頭ありません.

これ以外では,Ruby のビルド後のテストで,標準時を Locale によって切り替える際の不具合は相変わらず発生しています.太平洋の真ん中あたり,日付変更線ギリギリのタイムゾーン,具体的には UTC+14 というキリバス共和国の Locale がうまくいかないようです.これは Ubuntu の本家システムか,日本語 Remix の設定のいずれかにバグがあるのでしょう.今のところ実害はないので放置しますが,あまり気持ちの良いものではありません.

昨日書いた通り,これらの不具合は時間を経るうちに徐々に改善されていくものと思いますが,早く正常化されるにこしたことはありません.まあ,私としては LaTeX による執筆作業が最優先なので,エディタである VS code,LaTeX 本体や各種ユーティリティが動くことはすでに確認しており,あとは海路の日和を待つだけです.

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2018/05/17

Ubuntu 18.04 のインストールに手こずる

Linux の代表的ディストリビューションである Ubuntu は6か月ごとに新しい版がリリースされるのですが,それらは9か月のサポート期間しかありません.そのため半年ごとのインストールに付き合わなければならないですが,2年に1回ずつ,Long Term Support (LTS) という版がリリースされ,これは5年間のサポートが保証されています.

私は最近は専らこの LTS をインストールして使ってきました.すなわち,前回は2016年4月にリリースされた 16.04 LTS をリリース直後にインストールし,今週初めまでそれを使ってきましたが,今週火曜日になってようやく,次の LTS である 18.04 LTS の日本語 Remix 版がリリースされましたので,早速そのインストールを敢行しました.ところが予想外に手こずり,丸一日かけてようやく環境を整えることができました.

まず,インストール DVD を作成してブートしようとするのですが,これが途中でエラーとなります.PC から内臓 DVD ドライブを取っ払ってポータブル DVD ドライブを使っているのがまずいのか,それともそれをつないだ USB ポートに不具合があるのかわかりません.長い時間を費やして何度も試みた挙句ついにブートを断念.仕方なく ISO ファイルを USB スティックにコピーしてブートしてみると,こちらは実にすんなりとインストールが終了します.

早速ログインして環境を整え始めるのですが,日本語入力が変です.IME を起動してもひらがなの入力ができません.マウスで設定をいじると入力できるようになるのですが,ログアウトして再ログインすると元に戻ってしまいます.色々調べると,これはバグの可能性が高いことがわかりましたが,しばらくはこの不便さに付き合うことにしました.

Ubuntu ソフトウェアセンターからエディタ VS Code をインストールして使い始めると,なんと日本語が入力できません.何じゃ?これは?いったんアンインストールし,VS Code の Web サイトから deb パッケージを拾ってきてインストールすると,こちらはまともに動きます.Ubuntu は今回からデスクトップ環境が大きく変わったせいか,まだ十分に周辺まで整備されていない印象を持ちました.

定番のアプリやユーティリティをインストールして,従来同様 Ruby をソースファイルからビルドしましたが,テストでコケます.初めて見るエラーで,Locale によって標準時を切り替えるライブラリのうち,特定の Locale の切り替えがうまくいかないらしい.これまで使ってきた 16.04 LTS 上で同一のソースファイルを使ってビルドしたときには見たことが無いので,これはおそらく OS 側のバグ.仕方がないので,Ubuntu のリポジトリから Ruby をインストールして済ませました.

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その後,これも最近新しくなったばかりの TeX 環境 TeXLive 2018 をネットワーク経由でインストールします.こちらは非常に順調に行き,Ubuntu に今回から標準搭載されるようになった UTF-8 のフォントシリーズ Noto を使う設定も一発で動き,ソースのコンパイルも PDF ファイルの生成も順調.気分良く PDF ファイルを見ようとしたところでトラブルです.なんと Ubuntu 標準の PDF ビュワーである Evince がウンともスンともいいません.コマンドラインから起動するとコアを吐いて死んでしまいます.古い PDF も一様に見られないので,これは明らかに Evince の不具合です.仕方がないので,Evince から派生して開発されている Atril をインストールしてしのぎます.

ここまでたどり着くのにほぼ一日かかり疲れましたが,今は従来通りの作業ができるようになっています.日本語入力の切り替えは相変わらずですが.

あとひと月もすれば,不具合は解消されていき,今後2年間使い続けるに値する環境が得られると期待しています.やれやれ.

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2018/05/05

早くもヤマボウシが開花

今年の春は例年よりも1-2週間ほど季節の移り変わりが早く,例年だと大型連休中に見られるはずの花がすでに終わっており,連休明けに見られるものが連休中に出そろっています.我が家のヤマボウシもその一つ.例年だと5月後半くらいに咲くのですが.今年はずいぶん早いです.

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春の若葉の色が濃くなってくると,花柄が伸びて花をつけます.白い花弁のように見えるのは総苞片(そうほうへん)で花びらではないのですが,これを花びらに見立てて楽しんでいます.今年は花の付きが良く密度が高め.実がたくさん付いたらお酒に漬けてみようかと思っています.

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