2019/03/21

ココログが混乱中

ココログがシステムを更新したのですが,不具合が多数残っており,その対策が取られつつあります.

更新したのは3月19日で,その日のうちに終わるはずが24時間ほども延び,それでもまだ不具合が残っています.当初は管理画面にログインすらできなかったのですが,それが解消していざ記事を投稿しようとしても,画像の挿入ができないというトラブルが10時間以上続きました.これは解消したのですが,編集画面でプレビューができない状態は今でも続いています.

さらに,HTMLの各パラグラフを囲むタグが以前とは変わっており,パラグラフの改行が行われずにおかしな画面の仕上がりになっていたり,投稿した記事の画像をクリックして原寸大に表示する機能が不調だったり,落ち着くまでにはもうしばらく時間がかかりそうです.やれやれ.

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コブシ咲き,水ぬるむ

ココログのメンテナンスが予定よりも大幅に長引き,一昨日投稿するはずが今日にならざるを得ませんでした.

一昨日はこの季節にしては高温になり,最高気温はおそらく20度近くまで上がったと思われます.午前中は所用で歩き回っていたのですが,午後も家人と近所の公園や遊水池を訪ね歩きました.

Springaroundhome_mar2019_0007m_1

当地でもコブシがかなり咲き始め,私が毎年基準木にしている斜面の切り通しの大きなコブシの木も花をつけ始めました.これからどんどん花の数を増やしていくことでしょう.

すぐ横の遊水池では,アオサギダイサギカルガモコガモオカヨシガモが羽を休めていました.しばらく前まではいつも一羽のコブハクチョウの幼鳥(下の写真.羽毛はほとんど白くなり,みにくいアヒルの子ではなくなりました)がいたのですが,最近は見かけなくなってしまいました.別の良い場所を見つけたのかもしれません.

Springaroundhome_mar2019_0003m_1

歩数は久しぶりに1万歩を越えました.

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2019/03/17

春の林の散歩

スギ花粉の飛散が非常に多いとはわかっていても,春がどんどん進んでいるので,見逃してしまうものが多くならないうちにと,近くの自然公園に家人と出かけました.

Takasakiforest_mar2019_0013m

当地でもウメは満開を過ぎ,コブシが咲き始めたところです.ソメイヨシノはまだまだですが,早咲きのサトザクラ(品種名は不明)はすでに満開を迎えていました.

落葉樹の林の中にところどころ黄色い花をつけた低木があったので近づいてみると,ダンコウバイだそうです.クスノキ科クロモジ属.芽吹く前に花だけ咲くのはソメイヨシノと同じですが,落葉樹の林の中では他に彩りを添えるものが無いので低木ながら非常に目立ちます.

Takasakiforest_mar2019_0002m

林の中ではシジュウカラエナガが巣作りを始めているようで,忙しそうに飛び回っていました.

林縁部では,オオイヌノフグリホトケノザなどが満開.本格的な春まであと一歩です.

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2019/02/21

梅は咲いたか?桜はまだかいな?

Mttsukuba_umegarden_feb2019_0021m

今日は昨日ほどではないものの気温は高めで,その陽気に誘われて山の中腹の梅林に行ってきました.今年は例年よりもウメの開花が遅れており,この梅林ではまだ1分咲きから2分咲きと言ったところ.紅梅のほうが多く咲いており,白梅はまばら.まだ一輪も花をつけていない木々も多く,盛りはまだまだこれからという感じでした.しかしお天気は上々で,遠くの景色を背景に梅が咲き誇るさまは絶景です.

Mttsukuba_umegarden_feb2019_0010m

この梅林は比較的新しく作られたもので,最初の開発は1960年代,しかしその後放置されていたものが本格的に整備されたのが21世紀に入ってから.急な斜面に大きな岩がゴロゴロと転がる中に,程よい大きさの木々が密生しており,歩いて登るのは結構大変ですが,苦労して登るだけの価値はあります.

Mttsukuba_umegarden_feb2019_0025m

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2019/02/16

Refsort/Ruby 紹介スライド

辞書参照型ソーティングフィルタの Refsort/Ruby を紹介するプレゼンテーション資料をアップロードします.少し解像度が低くて見にくい箇所がある点をご容赦ください.準拠している Refsort は最新版の v2.96,Refsort on Excel も最新版の v1.70,資料の中で紹介している辞書ファイルなどもすべて最新版を対象にしています.

また,後半には分類学に関する私なりの考えを主張するスライドを何枚か添付し,さらに最後に渡辺慧先生の “みにくいアヒルの子の定理” の解釈に関する私見も加えました.この部分は日々少しずつ更新しているのですが,考えがほぼ収束してきたのでこの辺でお披露目したいと思います.

同じスライドをこのブログの右側 “自作ソフト” の中の “Refsort/Rubyの紹介と分類学への応用” と,OneDrive 上に設けた “Archive” > “Refsort/Ruby Archive” にもコピーしておきますので,ダウンロードして読む事もできます.

皆様からのご質問・ご意見をお受けしますので,ご遠慮なくお申し付けください.

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2019/02/13

WiMAXの通信量制限で苦しむ

先週から訳あって自宅以外のところで生活しているのですが,困ったのはインターネットへのアクセス.選択肢はほとんどないため,以前も利用したことがある WiMAX モデムのレンタルを契約しました.プロバイダーは KDDI の子会社のUQ コミュニケーションズで,UQ WiMAX というサービスにつながり,パソコンとは Wi-Fi だけでなく有線ケーブルでも接続できるモデムが宅急便で送られてきて,電源を入れるだけで即利用可能という触れ込みです.

ただし通信量には上限があって,それを超えると低速でのアクセスしかできなくなる条件付きです.この制限が実にややこしく,WiMAX 2+ のみを使う分には 10GB/3日間,WiMAX 2+ と 4G LTE を併用する場合には 7GB/月という決まりです.特に後者の制限に抵触すると,4G LTE だけではなく WiMAX 2+ も月末まで 128kB/s という超低速でしかアクセスできなくなるという,非常に邪悪な制限がかかっています.これはひどい.こんな SLA があるのか?

最初の数日間は何も考えずに使い続け,1時間ほどの Skype 会議も行い,ふとモデムの管理画面にアクセスしてみると,7GB/月の通信料の上限まであとわずかになっているではありませんか?良く調べてみると,私が使用していたのは WiMAX 2+ と 4G LTE の併用モードだったのです.アンテナピクトが 4/4 も立って喜んでいたのですが,これは 4G LTE の電波強度でした.

これはまずいと思い,WiMAX 2+ 限定のモードに切り替えてみると,電波強度が弱くてほとんど使い物になりません.これはまずいと思ってモデムを持って家中ウロウロして電波強度が強いところを探します.ようやくアンテナピクトが 3/4 の窓際の位置を発見.ここにモデムを置き,パソコンとは Wi-Fi で接続することにしました.それ以来通信量をモニターしていますが,4G LTE の通信量は一切増えず,WiMAX 2+ の通信量は 10GB/3日間の上限値をやや下回るあたりでウロウロしています.

すんでのところで難を逃れたわけですが,これは非常にわかりにくいサービス規約です.価格.com を覗いてみると,やはりこの罠に引っかかった人たちがいることがわかりました.お気の毒です.UQ は早急にこのようなわかりにくいサービスを改善してもらいたいと思います.

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2019/02/02

やっぱりよく出来ていたミッドナイト・ラン

ミッドナイト・ラン ユニバーサル 思い出の復刻版 ブルーレイ [Blu-ray] - ロバート・デ・ニーロ(出演),チャールズ・グローディン(出演)

NHK BS で放送されたものを録画して楽しみました.もともと非常に有名で人気の高い作品だそうですが,実は私は今回初めて観ました.もともとロバート・デ・ニーロは好きな俳優の一人なのですが,その若いころの代表作と言っても良いこの作品を観ることができて,大変幸せに思います.

いわゆるロードムービーの一種なのですが,犯罪サスペンスのコメディとして作られており,ロードムービーとしても,サスペンス・コメディとしても楽しむことができます.この映画を理解するためには,アメリカの司法制度独特の保釈金専門金融ビジネスを理解する必要があり,その知識が無かった私は,一体こいつは警官なのか?それとも探偵なのか?それとも?と訳が分からなくなりましたが,Wikipedia のこの記事を読んで納得.さらに州をまたいだ犯罪を取り締まる専門組織 FBI の役割も理解しておく必要があります.

そういう中途半端な予備知識で観始めたのですが,ロバート・デ・ニーロがほろっと笑う笑顔はこの頃からのものであることがよくわかります.私はこの笑顔が大好き.各所に用意されたギャグ,テンポの速い軽快な展開で楽しめるのですが,主人公がなぜ警官を辞めてこのような商売をしているのかが徐々にわかってくると,がぜん主人公を応援したくなってくるという仕掛けになっていて,まあとにかくよく出来たシナリオです.連れ戻される被告人の会計士との会話が徐々に意味を帯びていき,最後は爽快な結末につながるのですが,このあたりの主人公の感情の移ろいも非常にうまく描写されていると感じました.

タイトルの “Midnight Run” とは「ちょろい仕事」というような意味だそうですが,簡単に片付くはずの仕事が次から次へとトラブルに巻き込まれて紆余曲折を重ね,何とかギリギリのところで期限に間に合う,というハラハラ感を観客に味あわせるという思惑は残念ながらハズレ.そのハラハラ感よりも別の重要な期待が盛り上がってくるので,まあ仕方ないですね.

ロバート・デ・ニーロの近作では,3年前だか,飛行機の中で観た “The Intern” は,現在の私の境遇に重なるものがあって,大変楽しむことができました.

今頃なぜ NHK BS で放送されたのか,このポストのタイトルをクリックして現れる Amazon Japan の作品のページを見るとよくわかります.“吹替映画史上最高傑作” と評される TV 朝日放映版に追加収録を行った完全版吹替がブルーレイで発売されたそうで,それに触発されたものではないでしょうか?私も買ってみようかと思います.

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2019/02/01

月と明けの明星と

数日前から,細っていく明けの明星に近づいていくのに気づいていたのですが,今朝がそのクライマックスでした.昨夜からの雪が夜半に止んで,早朝には快晴だったことも素晴らしい.

Stars_2019_0007m

目覚めるとすぐに東の空を確認し,慌てて写真を撮ったのですが,暗がりの中で設定をいじるのに失敗し,ちょっと露出オーバー.またこのレンズの特性なのかパープルフリンジが目立ち,手振れも加わってよい写真にはなりませんでしたが,まあ今年最初のアルテミスビーナスの邂逅です.右端のやや暗い星は木星


一昨日から Windows Update に接続できなくなっている現象は,私以外のユーザでも多発しているらしく,どうやら日本マイクロソフトのデータセンターが何かやらかしたらしい.Windows Update に接続できないだけではなく,ソフトウェアをインストールしようとするとスマートスクリーンが起動できないという訳の分からないメッセージが出たり,Realtek のオーディオドライバが起動時にエラーメッセージを吐いたりと,奇怪な現象をもたらしています.現時点でも不具合は継続しており,困ったものです.

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2019/01/22

IOC List v9.1 Released

IOC World Bird List v9.1 が2019年1月20日にリリースされました.これは2017年秋に改訂周期が6か月に変更されて3回目のリリースで,年内には7月ころに2回目のリリースがあるはずです.前回 v8.2 のリリースが2018年6月25日だったので,今回は約7か月の更新間隔となっており,その分修正量が多くなっており,後述する辞書ファイルの編集には時間がかかりました.

今回収録されたのはが 40,が 245 プラス Incertae sedis が 1,が 2,313,現生が 10,738,絶滅種が 158,亜種が 20,046 です.前回同様,上目 (Superorder) の PALEOGNATHAE(古顎類)NEOGNATHAE(新顎類)や,系統群であるNEOAVES がリストの最上位の階層にこっそりと載っています.

今回は日本のバーダーにとっては特にびっくりするような変化はありませんが,メジロ類 Zosterops 属には大量の修正が加えられました.内容は専門的過ぎて私には詳しく書けませんが,代表的なものとしては,“Z. montanus, Montane White-eye, ヤマメジロ” が日本のメジロ “Z. japonicus, Japanese White-eye, メジロ” に合併され,その英名が Warbling White-eye に変更になりました.これ以外に10か所以上の種の分割・新設が行われており,メジロ類の分類に関しては相当大きな変化がありましたので要注意です.


IOC 本家の Master List を編集して,Refsort/Ruby 用の辞書ファイルを作りましたので,このブログサイトと,Microsoft One Drive 上に設けた “IOC List Archive„ にアップロードしました.

今回もこの辞書ファイルの正式なエンコーディングは UTF-8 です.従って,Linux 上で使う分には問題は生じませんが,Windows 上で使う際には,入力ファイルは UTF-8 でエンコードされ(辞書ファイルと入力ファイルのエンコーディングを揃える),かつ最初の行に

#!E -*- coding: UTF-8 -*-
というおまじないを書いておかないとエンコーディングの解釈がうまくいきませんのでご注意ください.

しかし,Windows 上でのデフォルトのエンコーディングである US-ASCIIWindows-31J でも手間なく使えるように,エンコーディング指定なしの汎用 US-ASCII 版もアップしておきます.これはどのようなプラットフォームであっても,そのプラットフォームのデフォルトの Locale が無条件で US-ASCII を解釈できることを利用したものです.ただし,欧文のアクセントウムラウトを含む文字は,それらを含まない最も近い文字に置き換えられています.正版はあくまで UTF-8 なので,特に人名を含む種や,種の Authority を見るときにはご注意ください.


このオリジナル英語版の辞書ファイルに続いて,和名追加版2種と,IOC Master List の Excel ファイルに和名を追加したものも同時にリリースしました.和名追加版の辞書ファイルについても,UTF-8 でエンコードしてあるものが正版ですが,Windows などでの使い勝手を考慮して Windows-31J でエンコードしたものも同時にアップしてあります.ただし人名や地名のアクセントやウムラウトなどは,それらを含まない最も近い文字に置き換えてありますのでご注意ください.

和名追加版の辞書ファイルのうち,UTF-8 でエンコードしてある ioclist_v91ju.ref は,Linux などで UTF-8 でエンコードした入力ファイルをソートするときに使うことを想定しています.Linux 上で使う際には,入力ファイルの最初の行に上記のようなエンコーディング指定を書く必要はありませんが,Windows 上で使う場合には,入力ファイルは UTF-8 でエンコードされ(辞書ファイルと入力ファイルのエンコーディングを揃える),かつ入力ファイルの最初の行に

#!E -*- coding: UTF-8 -*-
というエンコーディングを指定しておく必要があります.

逆に,Windows 上で Shift-JIS や Windows-31J でエンコードされた入力ファイルを,Windows-31J でエンコードされた辞書ファイル ioclist_v91jw.ref を用いてソートする際には,入力ファイルの冒頭にエンコーディングの指定は必要ありませんが,逆にこの辞書ファイルを Linux 上で使う場合には,入力ファイルは Windows-31J でエンコードされ(辞書ファイルと入力ファイルのエンコーディングを揃える),かつ入力ファイルの冒頭に

#!E -*- coding: Windows-31J -*-
とエンコーディングを指定しておく必要があります.要するに,どのような場合でも辞書ファイルと入力ファイルのエンコーディングを揃え,かつそれぞれの入力ファイルのエンコーディング指定を冒頭に書いておくのが無難です.

これらのファイルをダウンロードするには,従来通りこのブログの右側のコラムで “自作ソフト„ の中から個々のファイルをクリックしても良いのですが,前述のとおり,Microsoft One Drive 上に設けた IOC List 専用のフォルダからもダウンロードできます.それには,このブログ右側のコラムの最上段の “Archive„ の中の “IOC List Archive„ をクリックしてください.そうすると One Drive のフォルダに入ることができますので,あとは適当に選んでダウンロードしてください.今後は One Drive のみに集約していく予定です.

さて,2年ほど前から Master List に多国語版が登場し,ちゃんと和名も載っているのですが,最近の種の分割などに対応しているようには見えず,和名の無い種もたくさんあるようです.そういう場合には,今回アップした各種辞書ファイルか,和名を追記した Master List を参照してみてください.


I am pleased to announce that I have posted reference files for Refsort/Ruby compiled directly from the latest IOC World Bird List v9.1. It contains 10,738 extant species, 158 extinct species and 20,046 subspecies, respectively. Please try it out, and enjoy its capability and speed.

Note that the reference file "ioclist_v91u.ref" is encoded in UTF-8 in order to retain all European accents and umlauts with complete fidelity as they are in the IOC Master List. Therefore, your input file should be encoded in UTF-8 as well, and should contain a magic comment on the top of the file such as;

#!E -*- coding: UTF-8 -*-

For those who want to use Refsort/Ruby in universal ASCII environments, I have posted another reference file "ioclist_v91a.ref" encoded in pure US-ASCII. Note that characters with accents and umlauts have been simplified to their nearest neighbors. So please be careful in particular when you refer to authorities of species.

I have also posted two reference files “ioclist_v91ju.ref” and “ioclist_v91jw.ref” (encoded in UTF-8 and Windows-31J, respectively) which include Japanese names. If you want to refer to Japanese names, please refer to those files. In order to sort a list properly using these reference files, you need to align the encoding of the input file to that of the reference file, and you should add a magic comment specifying the encoding of the input file in the first line of the file, such as UTF-8, US-ASCII or Windows-31J.

A master list in Excel format containing a column of Japanese names has been posted as well. This would be more convenient.

You can download an appropriate file by clicking a link listed on the right column of this page, but you can also access files and folders built in my area of Microsoft One Drive by clicking “IOC List Archive„.

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2019/01/02

大仏の細部に美が宿る

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今日は初詣に行ってきたのですが,近隣の神社に続いて巨大な仏像で有名なお寺にもお参りしてきました.もう何年も連続して新年に訪れており,写真も相当枚数撮っているはずの大仏なのですが,今日は新たな角度から美しさを発見しました.

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一つは蓮華座.どのような材料をどのような工法で組み上げたのかわかりませんが,形の美しさに材料の質感も加わり,なかなか写真に映える被写体であることに初めて気が付きました.

Newyear_2019_0031m

もう一つは袈裟のひだ.こちらも蓮華座と同様,形と質感の美しさの組合せが見事です.特に太陽光が斜めから差し込んでいるところは,この大仏の絶景の一つと言っても良いでしょう.

この大仏の中身は鉄骨構造で,橋梁を得意とする建設会社が施工したと記憶していますが,人の目に触れてその印象を決定づける外被の部分は,誰がどのように設計し施工したのか,一度よく調べてみようと思います.

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2019/01/01

謹賀新年 2019

NewYearGreeting_2019

皆様,明けましておめでとうございます.本年が皆様にとって良い年でありますようお祈り申し上げます.例年通り昨年一年を振り返り,今年の展望について思うところを述べてみたいと思います.

さて昨年は私自身にとって大きな転機となった年でした.なぜならば,3月末日をもってシニア社員として定年後も勤めていた会社を退職したからです.私が仕事で給料をもらう生活を始めてからちょうどぴったり35年が経った時点です.まともに日数を計算すると12,784日ということになり,意外に少ない?という気もしますが,まあこんなものなのでしょう.この退職自体は半年以上も前から決めていて,会社とも相談のうえで計画していたものです.ここに至る過程では,昨年のこの新年のブログに書いた通り,老後資金の経済的な面,健康寿命との関係,今後の人生で何にやり甲斐を求めるのかなどなど,様々なことを思案しました.制度上は65歳までシニア社員として勤める事も出来たのですが,仕事の大きな区切りがつき,新たなテーマを始めるには環境が整合せず,さらに職務上の権限もないという状況では,いっそのこと早めに足を洗って次の生き甲斐を見つけたほうが得策だと思い至ったのです.

辞めてからまずやったことはハローワークへの登録です.これで全国の膨大な求人情報にアクセスできるようになります.さらに失業給付の手続きも行い,240日分の基本手当というものをもらえることになりました.ただしその副作用として,退職後に受給できるはずだった厚生年金の報酬比例部分の給付が全額止まってしまいました.しかし失業給付のほうがずっと手厚いので,これは合理的な判断です.ただし4週間に一度はハローワークに出向き,その間に2回以上の求職活動を行った実績を示して失業状態の認定を受けなければならず,毎日遊んでいられるわけではありません.これまでかなりの数の履歴書や CV をいろいろなところに送り,面接も受けました.

ハローワークでの求職活動はいろいろな意味で良い社会勉強になりました.ハローワークに来る人の顔ぶれ,失業認定の手続きでの戸惑いと慣れ,幅広く雑多な求人の内容,そして求職者に対する支援策と,その背景にあるお役所の就労観,勤労観など.どれをとっても自分が実際に体を動かし経験してみないとわからないものばかりです.社会の縮図がそこにあると言っても言い過ぎではないでしょう.しかし一生のうちハローワークで求職活動をしたことがある人は,いったい人口の何%程度になるのでしょうか?機会があればぜひ経験してみることをお勧めしたいと思います.

求職活動として,ハローワーク以外にもさまざまな職業紹介業者へ登録しました.私はフルタイムではなくパートタイムを基本として職探しを行っているのですが,そのような求人情報が多い派遣会社や,さらに職探しの SNS として有名な LinkedIn へも登録し,世界中の求人担当者の目に留まるようにしました.実際,海外から仕事の打診を受けることがあります.またスポットのコンサルティングを斡旋するサイトにも登録し,こちらは月に2, 3回のコンサルティングの依頼が来るので,電話会議で対応しています.そうこうするうちに古巣の勤め先から非常勤嘱託の声がかかりました.これは大変ありがたいオファーなので,喜んで引き受けることにしました.

とまあこんな感じでやっていますが,今月中に失業給付は給付日数を使い果たし,その後は厚生年金が復活するはずですが,何とか収入のレベルを維持していけるよう,非常勤の顧問やアドバイザーの仕事の開拓も進めていくつもりです.


引退して時間ができて最初にやったことは自分の部屋の整理です.この家に引っ越してきて以来20数年経ち,不要になっても捨てずに取っておいたものがたくさん溜まっていました.しかし日常の忙しさにかまけて,それらの整理をサボっていたのです.その澱(おり)のように溜まったものをすべて整理し,残すものは整頓して収納棚に収めました.この過程で大量の書類を捨て,沢山の本や CD を Book Off に売り払いました.

この過程で出てきたのが往年の銀塩写真です.古いものは40年ほど経っており退色が進んでいるのですが,幸いなことにカビはほとんど生えていませんでした.それでは,ということでこれらのデジタル化を始めました.これはかなりまとまった時間が取れないとできないことなので,引退後にやろうと長年思っていたのです.

まず,フィルム・スキャナを物色したのですが,実は今日ではろくなものがないのです.おもちゃのようなものか,海外製のかなり高価なものしかありません.仕方ないのでフラットベッドスキャナを買い,それを使ってポジネガをスキャンすることにしました.フィルムいじり定番の3点セットである除電ブラシ,ブロワと編集用手袋も新調し,来る日も来る日もフィルムの埃を吹き払いながらスキャンを続け,2か月弱で持っているすべてのフィルムのスキャンを完了しました.フラットベッド・スキャナではフォーカスが甘くなるという悪い評判は覚悟の上で,やってみるとやはりその通りだったのですが,まあこれは諦めるしかありません.デジタル画像となった沢山の写真は,今ではパソコンの中に納まり,いつでも取り出して観ることができるようになりました.ただし写り込んだ埃は修正していないので,印刷したりする場合には一枚ずつレタッチする必要はあります.ちなみにスキャナは直ちに Hard Off に売り払いました.


次にやったことは,学生時代に挫折した分野の学問の学び直しです.これも昨年の年賀ブログで書いたことですが,大学の教養課程時代に理解できずに悶々としていた相対性理論量子力学熱力学などを独学で学び直すことにしたのです.まず手始めにやったのは特殊相対性理論.これには非常に良い教材があり,高校数学でわかるという触れ込み通り,すんなりと学ぶことができたので,このブログでも紹介しました.やはり自分で一つ一つ数式をいじり,図を描いてみないと理解は進まないものです.ようやくミンコフスキー空間や固有時,双子のパラドックスというものを理解できたと思います.余勢をかって一般相対性理論を学ぼうかと思っています.リーマン幾何学という難関を通り抜けなければならないのですが,大変良さそうな教科書を見つけたので,これは今後の楽しみです.

次に熱力学,特にエントロピー概念の復習です.これには岩波新書の名著「物理学とは何だろうか(上)」が非常に役立ちました.若きカルノーがいかに天才だったか,そしてクラウジウスが,悩みながらも熱力学第二法則の厳密な定式化に成功したことが改めてわかりましたが,まだ手応え不足.今後,本格的な教科書を買って学び直そうと思っています.統計力学の知識の密輸入や理想気体の状態方程式などを前提としない,純粋にマクロな体系としての熱力学を理解することが目標です.ルジャンドル変換は嫌いなんですけどね.

統計力学量子力学についてはまだ手を付けていません.ボルツマンの原理シュレディンガー方程式の簡易な解説書は読んだものの,その説明には納得できないことが多すぎるので,これは将来の宿題として取っておこうと思います.とにかく現代物理学の森は恐ろしく深くて豊かです.それを少しでも理解したいという欲求は若いころから私を捕えて離しません.

そうこうするうちに秋が過ぎ,年末にかけて学び直したのは,渡辺慧の「みにくいアヒルの子の定理」です.これには岩波新書の名著「認識とパタン」があって学生時代から何度も読んでいるのですが,改めてこの本を読み直しました.しかし何か所で説明不足に感じるところがあり,私自身が他人にこの定理のことを自信をもって説明できるようにするにはどうすればよいかと自問自答するうち,本格的な文献を読む必要があると思うに至りました.

実はこの本の出版後に英語で書かれた大著 “Pattern Recognition: Human and Mechanical” が買ったまま30年ほど積読になっていたのです.こちらのほうが内容が濃くて豊富なので,関係する章をノートを取りながら読み進めました.枝葉の豊かな記述ではあるものの,日本人の書いた英語だからでしょうか比較的読み進めやすく,そのおかげで理解できずに引っかかるところもほとんどなく,関連する二つの章を読み終えることができました.その甲斐あって定理の基本は十分に理解できたとの手応えを感じました.

改めて思ったのは,渡辺慧という人の知性の凄みです.物理学者として学究人生を始めたのですが,エントロピー概念の拡張や,それに関連した時間論,パターン認識の基礎論など,哲学や科学の土台部分に対する深い考察が光っています.知の巨人と言ってよいのではないでしょうか?古代ギリシアのプラトンアリストテレスの認識論から始まるところからして,私のような形而下のことばかり考えている老学徒は驚くばかりです.いずれ名著の誉れ高い “Knowing and Guessing” も読んでみたいと思っていますが,すでに入手が難しいのでどうなりますやら.


昨年は自分自身の健康面では,いくつかのイベントがあった年です.まず引退早々の4月下旬,突然未明に脇腹の痛みに苦しみ,直ちに持病の尿路結石であると自己診断.痛み止めを飲んでかかと落としをするうちに石が移動しているのがわかり,その日の午後には膀胱に落ち,翌日朝に排石することができました.詳しくはこの記事をご覧ください.

やれやれ,これで次の数年間はないだろうと思っていたのが大間違い.9月中旬に再び脇腹が痛みだしました.前回と同じように痛み止めを飲み,水分を取ってかかと落としなどをやるのですが,今回はなかなか落ちて行かず,痛みも引いてしまいました.それから2か月ほどは,尿管に石を抱えたままで痛みが来たり消えたりを繰り返す日々.2か月以上経った12月初めになってようやく排石できました.その時の記事はこちら.排石に2か月以上もかかったのは初めてで,やはり石が大きくなると排石が難しくなるという良い事例になりました.

さて,私は若いころから高脂血症の傾向が強く,生活習慣には思い当たる節もないので体質なのだろうと諦めていた(実際家族性の脂質異常症は数種類知られているそうです)のですが,毎年の健康診断で警告が出るのでそろそろ潮時と思い,近場の循環器系のクリニックを訪ねて診察してもらいました.心臓血管外科のエキスパートの医師が言うには,これは生活習慣というより体質なので薬を飲むしかない,できるだけ早く治療を始めないとろくでもない血管系の症状が出てからでは手遅れ,云々.要は,今後一生薬を飲み続ける必要があるということです.

観念してリピトール(アトルバスタチン)という薬を飲み始めました.小粒の薬を1日1錠夕食後に飲むだけ,かつ薬価も低くジェネリックだと3か月分で1,000円もしない(3割負担)ので,ほとんど負担にならないのが不幸中の幸いです.1か月後の検査ではコレステロールの値は劇的に下がり基準値内に収まっていたので,今後もこの薬を飲み続けることになるだろうと思います.一病息災というやつでしょうか.


昨年の年賀状ブログで悩みをつづった父の介護に関しては,老人ホームに入居して1年半が過ぎ,何とか小康状態を保っています.昨年1年間はさほど大きな事件やトラブルには見舞われませんでした.これは老人ホームやデイサービス事業所の職員の方々の多大な労苦のお陰と感謝せずにはいられません.

私は引退して時間ができたので,週末だけではなく平日にも妻とともに訪ねて行っては,洗濯物の入れ替え,部屋の掃除,おやつの差し入れなどをやっています.

老人ホームに入居するようになってから急速に足が弱まり,買い物や食事で外に連れ出すときには車椅子を使うことが増えました.また食欲も徐々に人並みのレベルに落ちてきており,老人ホームの食事が少ないと文句を言うことはなくなりました.

このような状態がどれくらい続くのか,次にどのような状態になって,そのときには何をしなければならないのか,まだまだ先がありそうですが,付き合っていくしかありません.またこれは自分自身の将来に対する先行体験でもあります.自分が老いたときにどのように振舞えばよいのか,よく考えてみたいと思います.


昨年秋に16年間をともに暮らしてきた猫を亡くしました.もともと猫好きの妻がもらい受けてきたもので,完全に家族の一員となっていたのですが,大型のネコに多いと言われる心筋症を患い,2年以上前にあと半年から1年の命と余命宣告されていたのです.その割にはそれから2年以上も生きながらえて私たちを和ませてくれていたのですが,天命には逆らえず,最後は苦しみながら死んでいったことが大変悔やまれます.もう少し楽に死なせてあげる方法がなかったのか,私としては悔いと罪悪感が残りました.


昨年は PC のハードウェアに関してはケースを総入れ替えした以外に変化はありませんした.メモリーの高騰がまだ続いており,年末にかけてだいぶ安くなっては来たのですが,買い替えを促すほどではないので静観しています.CPU に関しても今はちょうど過渡期で,Spectre など CPU のアーキテクチャの根幹に課題があることが発覚した影響が落ち着くまでにはまだ2, 3年かかることでしょう.今の性能に特に不満はないので,このまま待とうと思います.

ケースに関しては,長いこと使っていた国産の総アルミ製ケースを2つとも廃棄し,より現代的なケースに組み替えました.音が静かになり,メンテナンスも若干楽になったのですが,本質的には何の変化もありません.ようやく USB 3.0 のポートにケース前面からアクセスできるようになったのが唯一の進歩です.

夏の終わりころに NAS Box購入しました.昨年の年賀状ブログでも言及していたSynology の DS718+ です.メモリーを最大限増設し Docker も動かしているのですが,私のような家庭環境ではあまり使い道がなく,あったとしてもクライアント側にソフトウェアのインストールが必要なものも多く,日常のバックアップ用途以外に十分に使いこなせていません.もっと安い機種でも良かったかなぁと思っていますが,もう少し試行錯誤してみたいと思います.


自作ソフトの辞書参照型ソーティングフィルタ Refsort/Ruby については変化がありました.一つは Ruby のクラスやメソッド,さらに例外処理の作法を学び直し,Ruby らしい,見通しが良く保守がしやすいコードへの書き直しを進めたことです.もう一つは,Microsoft Excel とのインターフェースの作成です.これは長年の懸案だったもので,何とかしたいと思ううちに10年以上が過ぎていたのですが,引退して時間ができるとこういう懸案が解決できるという良い見本です.今では,コマンドコンソールを開くことなく,Excel 上で選択範囲を Refsort に渡し,並べ替え結果をクリップボードで受け取るということができるようになりました.

もっとも,文字エンコーディングの差異を Excel や VBA でどう吸収したらよいのかはわかっていないので,専ら日本語環境で動く版しか実装できていません.しかし,Windows もようやく UTF-8 をエンコーディングの標準にするのではないかとの兆しが見え始めました.そうなれば,全世界で統一的に UTF-8 を標準のエンコーディングとして使うようになるはずなので,実装がだいぶ楽になります.今年春の改訂で,メモ帳のデフォルトのエンコーディングが UTF-8 に変更になるようなので,Office などのアプリケーションはもとより,Locale そのものにも変化が訪れると期待しています.

一方これと並行して,鳥類分類体系の一つ IOC List を Refsort/Ruby の辞書ファイルにコンパイルする作業も継続しています.こちらは IOC 側に変化が生じ,これまでの年4回の改訂頻度が年2回に落ちたのです.これで作業の負荷はだいぶ少なくなりました.また,他の有力な鳥類分類体系との統合の議論が昨年の IOC 総会で行われ,大統一が実現しそうな動きになってきました.こちらは今年中に何らかの勧告が出されるか要注目です.


趣味の写真のほうはあまりはかばかしくありません.当初は,引退して時間ができたのだから,さぞたくさん写真を撮って,その整理に困るのではないかと思っていたのですが,そんな風にはなりませんでした.夏の間は暑いのでどうしても外出を控えがちになり,戸外で写真を撮る機会が少なくなります.秋になって涼しくはなったのですが昨年の秋は雨が多く,また途中で猫が死んだりしたので,外に撮りに行く機会は少なめでした.

Nikon の新しいフルサイズ・ミラーレス一眼の Z6 にはそそられるものがあるのですが,まだレンズのラインナップが貧弱なので,当面は新しい機材に触手は延ばさず,今年はとにかく外に出て撮り歩くことに集中したいと思います.犬も歩けば棒に当たるとはよく言ったもので,外を歩けば毎回何らかの発見があり,何らかのモチーフに触発されることは確かなので,機会を積み重ねたいと思います.


今回も結構長文になってしまいました.今年は引退生活の2年目で内容の充実を図る年.どうにかこうにかやっていこうと思っています.皆様も健康第一で一年をお過ごしください.どうかお元気で.

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2018/12/26

年末の庭の片隅で その2

今年は庭に植えているツバキの一品種,侘助(わびすけ)の花の付きがたいそう良く,12月に入らないうちから白い花をつけ始めました.まだまだ花芽は十分にあるので,これからも目を楽しませてくれると思います.さらにこの花はヒヨドリにとってのレストラン.毎日ヒヨドリがやってきては花の蜜を吸い,花を根元から切り落としてしまいますが,まあこれはやむを得ません.

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一方,同じツバキの仲間でも春燭光はようやく咲き始めた感じです.この花は今年3月にこのブログで紹介したのですが,一見サザンカのように見えるツバキの一品種です.

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2018/12/18

年末の庭の片隅で

一昨日から昨日の午前中までは氷雨が降るような寒いお天気だったのですが,昨日午後からは日差しが戻り,今日は関東の冬らしい快晴に恵まれました.気温も上がり,ちょっとした小春日和だったと思います.

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我が家の庭は先週植木屋さんが入って年に一度の剪定が終わり,夏の間にジャングルと化した庭も,大変すっきりとして年末を迎えようとしています.そんな中で鮮やかな色で目立っているのがナンテンです.植えたわけでもないのに,鳥の糞から発芽したのか,庭のあちこちで赤い実が目立つようになってきました.

もうかなり鳥に食べられて実が少なくなってきたのですが,ぎりぎり年末までは残っているのではないかと思います.

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2018/12/17

けっこう古い石仏

みぞれでも降るのではないかと思えるほど寒くどんよりした空の下,運動不足解消のために散歩に出かけました.最近は自宅周辺の歩いたことのない地域を重点的に開発しているのですが,昨日も今まで一度も足を踏み入れたことのない地域を歩いてみました.

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かなり昔に開発されたと思しき住宅団地の中を歩いていると,ふと大きな伽藍が見えるではありませんか.山門らしきものもあります.あれ?こんなところにお寺があったのかな?と思って行ってみると,これが結構古い曹洞宗のお寺で,山門の両側には立派な阿吽仁王像がこちらを睨んでいます.

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私が目を留めたのは,山門入り口の傍らにある小さな石像.一見このあたりに典型的な観音像に見えますが,よく見ると男性の仏像のようです.碑文を読んでみると「寛文十二壬子(みずのえね)十月吉日上町念佛施主」とありますから,寛文十二年,壬子の年,1672年の奉納であることがわかります.右側の碑文に「新建立大日??」とあるので,何かの建物を新たに建てたときに奉納されたものでしょう.

さて,1672年は徳川家綱の時代.江戸時代の前期と言っても良いと思います.延宝の前なので,私が結構古いと思って紹介したこの観音像よりもさらに古いことになります.今から350年ほども前に作られたものなのですが,状態は非常に良く,風化や地衣類の張り付きもないのですが,現状野ざらしなので,何らかの覆いか囲いを作って差し上げてはどうかと思いました.

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2018/12/12

Refsort/Ruby v2.96 & Refsort on Excel v1.70

辞書参照型ソーティングフィルタの Refsort/Ruby(新しいほうから *1 *2 *3 *4 *5)の小改良版をリリースしました.同時に,この Refsort を Excel 上で使用するためのインターフェースである Refsort on Excel(こちらも新しいほうから *1 *2 *3)もわずかながら改良した版 v1.70 をリリースしました.ともに非常にマイナーなバグフィックスやコードの最適化,またメッセージ語句の修正程度なので,実質的にはほとんど何の変化もありませんが,この二つのソフトウェアを組み合わせて使う際の設定ミスのチェックは加えてありますので,できるだけこの新しい組み合わせをお使いください.

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長大なリストの並べ替えを行っても数秒程度で処理は終了しますので,非常に快適に作業がはかどります.辞書ファイルの入れ替えやオプションの変更も,コントロールパネルの設定を GUI でいじるだけなので簡単です.辞書参照型ソーティングの新しい標準としてお使いいただければ幸いです.

例によって,このブログの右側のカラム “自作コンテンツ” の内容を更新するとともに, “Archive” の中の “Refsort/Ruby Archive” の内容も更新しておきますので,適当にダウンロードしてお使いください.

それでは,この新しいインターフェースが皆様の作業の生産性を大幅に向上させてくれることをお祈りします.

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2018/12/03

排石記 その2

本年4月23日に,このブログで報告した通り,腎臓結石を排出しました.私のこれまでの人生では痛みを伴う排石は7-8年間隔だったので,これで当分は痛いことはないと高を括っていたら,何と9月18日の夜から翌日未明にかけて,右わき腹が鋭く痛み始めました.くっそー,半年しか経ってないのに,また石が出てきやがった.

鎮痛薬のアセトアミノフェンを服用し,かかと落としなどをやってみます.薬が効いて痛みは軽くなり,肉眼でわかるような血尿は無くなりました.朝になって再びアセトアミノフェンを服用.日中から就寝時にかけても痛みは消え,血尿もありません.しかし石が膀胱に落ちてきたときに感じる膀胱出口の違和感は無いので,痛みや血尿は無いものの,石はまだ尿管のどこか(総腸骨動脈・総腸骨静脈との交差部あたり)に停留しているはずです.

痛み発生から3日後の9月21日の深夜,再び痛みで目が覚め,もだえ苦しみます.翌日9月22日の朝と晩に痛み止めを服用.9月23日には痛みは消えましたが,膀胱に落ちた感触はありません.

次に痛みがやって来たのはそれから10日以上経った10月3日の未明.この時も耐え切れずにアセトアミノフェンのお世話になり,痛みは10月7日まで断続的に続きました.

しかし,10月11日夜の血尿を例外として,それから何週間も痛みも血尿も無く,いったい石はどこに行ってしまったんだろう?と思える状態が続きました.この間,10月26日には定期健診を受けたので,わけを話してエコーで見てもらったのですが尿管は見えず.

ようやく11月10日になって,泌尿器科の定期診断でX線写真を撮ってみると,何とまあ,見事に尿管の途中に停留しているではありませんか!ウロカルンという排石を促す(かもしれない)薬と,座薬の鎮痛剤をもらってきました.

その10日後の11月20日の未明に久しぶりに痛みで目が覚めました.しかし,痛みの位置がだいぶ下がっています.膀胱まであと数センチ.この日は終日鈍痛に悩まされました.

それが収まってさらに10日ほど経った11月30日の未明.膀胱にかなり近いところ(尿管が膀胱壁を貫く狭窄部)が痛んで目が覚めました.例によってアセトアミノフェンを飲みましたが痛みがなかなか消えません.午前中は来客があり打ち合わせなどしていたので,痛みをこらえながらの会話です.ところが午後になった13時30分頃,痛みが急速に弱まり,待ちに待った膀胱出口の違和感が感じられるようになりました.とうとう石が膀胱に落ちたのです.あとは水分をたくさん取り,おしっこをたくさん出して石を押し流せば良いだけです.

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しかし石は4月の時のようにすんなりとは出て来ず,それから48時間以上たった12月2日の19時ころになってようやくおしっこと共に出てきました.回収にも成功し,計測してみると長辺 6 mm,短辺 4 mm ほどの回転楕円体に近い形です.色は赤黒く,4月の時の石とほぼ同じ.今週末に泌尿器科での診察の予約を入れているので,この石を持って行って見せようと思います.

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今回学んだことは,石が腎臓を出て排石まで2か月半もかかるという,こういう排石の仕方もあるのだということです.これまでは痛みの発生から排石までせいぜい4日ほどだったので,今回がいかに特異だったかがわかります.この間,苦痛が長引き気分も晴れず,大変つらかったのですが,これでようやく明るい気分で年末年始を迎えられます.石のほうも長旅でさぞ疲れたことでしょう.お疲れさまでした.

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それにしても,良かった,良かった.

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2018/11/28

初冬の赤い実

初冬に実をつけ,食べ物が少なくなってきた時期に鳥たちに食料を提供しているものの中に,赤い実があります.庭木として植えられているピラカンサはその代表格で,たわわに実をつけた枝がしなっている姿はまさに圧巻.でも棘が鋭いので,剪定するときは要注意.

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これ以外にも,庭木のナンテン,クリスマスには欠かせないセイヨウヒイラギクロガネモチソヨゴ,実と花が同時に見られるシロダモなどが目立ってきました.

うーむ,しかしこうやってみると,モチノキ科モチノキ属が多いですね.この科は新エングラー体系ではニシキギ目だったのが,APGではモチノキ目とされたそうです.

今年の初冬は大変暖かく,このままいくと記録的な暖冬になるのではないかと思われますが,それでもこれらの実が食料として貴重であることは言うまでもありません.

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2018/11/26

紅葉は不作ながらも

最近このブログでも書いた通り,今年の紅葉は不作です.最大の原因は台風24号チャーミーによる塩害だと思いますが,その他の要因も関係しているかもしれません.東京都心のイチョウの黄葉はだいたい11月20日前後,当地ではそれよりも1週間ほど早いのですが今年は変則的で,11月の高温で黄葉が遅れていることと,塩害によって傷んだ葉が早めに落ちてしまうことの二つの要因が重なって,すっかり葉が落ちているもの,ようやく黄葉が始まったものなど,バラバラです.

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近所の公園に行ってみたのですが,やはりイチョウの葉は傷んでおり,美しい黄葉は見られませんでした.残念.ソメイヨシノも同様なのですが,ところどころ,塩害を逃れたと思われる木があって,そこでは例年通り美しい紅葉を見ることができました.イチョウの黄葉が終わると,霜が降りて冬がやってきます.

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2018/11/23

大散歩

今日は想像以上の晴天に恵まれました.北西の木枯らしが強かったものの,抜けるような青空で,昨日の暗くぐずついた天気が嘘のよう.家人が外出してしまったので一人で散歩することにしたのですが,気温が低目なのをよいことに遠出にチャレンジしてみました.

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隣の大きな住宅団地の中を抜けて河童の像がある水辺公園を通り,さらに例年お花見で歩く桜並木を通り,橋の上からコブハクチョウを眺め,そして田んぼの中をてくてく歩いて我が家に帰りつきました.歩き始めは寒かったのですが,途中からは汗ばんできました.

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Google Earth で経路を計測してみると約 7.5 km ほど.これを90分ほどで歩いていますが,歩数は1万歩にわずかに届かず.1万歩ってかなり大変な距離であることがわかります.これらの数値から,私の散歩のときの歩幅は 75 cm,歩く速さは 5 km/h であることがわかりました.まあまあですね.

今はちょうどビワの花が咲いているのですね.

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2018/11/15

ネギ畑

我が家の周辺にはネギ畑が多く,この季節になると高く盛り上げた畝にネギが青々と茂っているのをよく目にします.昨日の散歩の折に見たネギ畑はこのあたりでも最も広い畑ではないかと思うのですが,赤いトラクターが農作業中でした.

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ネギは鍋料理の主役ではないけれども必需品.まもなく,収穫されたネギがあちこちの八百屋さんやスーパーマーケットに並ぶことでしょう.

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