2012/05/19

Refsort/Ruby v2.42 Released

長期間にわたって開発を続けている辞書参照型ソーティングフィルタ Refsort/Ruby の最新版.IOC World Bird List v3.1 のような巨大なリストが現実のものになった今となってようやく,このようなツールの威力を実感できるようになりました.
前回1月のリリースに続いて,今回のリリースもマイナーな改良が中心です.まずは用語の改訂で,これまで "埋め込みコメント" と呼んできたものを "埋め込みマイルストーン" と改称しました.また,辞書ファイルと入力のエンコーディングが一致しない場合,エラーメッセージを出して処理を中止するようにしました.さらに,それぞれのエンコーディングを表示する -g オプションを新設しました.

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2012/05/12

IOC World Bird List v3.1 日本語版リリース

一週間前に,IOC World Bird List v3.1 オリジナル英語版から作成した Refsort/Ruby の辞書ファイルをアップしましたが,それに和名と,未収録の日本周辺の亜種を加えた日本語版をリリースしました.このリリースは,今年一月に出したパッチリリースの後継版ということになります.

日本で見られる鳥類の中でも,属が変わったものや,種と亜種の関係が変わったものなどが目立つようになってきました.日本鳥学会日本産鳥類目録 v6 (2000) はもう完全に古いものとなってしまいましたので,もういい加減 v7 を出してほしいと思います.おりしも,2014年には IOC 総会が東京で開催されることが決まっていますので,それまでにはぜひ v7 が日の目を見ることを願っています.

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2012/05/06

ついにIOC World Bird List v3.1リリース

今年一月に,Draft v3.0f が出て,4月には v3.1 として今後のメインラインとなる,と予告されていた IOCWorld Bird List v3 系列ですが,本当に4月中にリリースされました.私は一月時点での空欄の多さから言って,これはとうてい無理とたかをくくっていたのですが,豈図らんや(あにはからんや)予告は守られました.驚異的なスピードです.

この v3 系列は,Draft 3.0 系列として昨年の夏ごろから少しずつ整備されてきたのですが,なにしろ "" のみならず "亜種" も収録するという大変野心的なものなので,作業量が膨大になることは容易に想像できます.今回の v3.1 に収録されているものは,現生種が 10,471,亜種が 20,988 という数で,総数はなんと 31,459 にのぼりますから,これらすべてについて入力と確認を行うことは並大抵ではありません.

今回もご多分に漏れず,種の分割や統合が行われており,の異動もあります.それから,これは初めて行われたことですが,絶滅した 125 種がリストに追加されました.これを加えると,総合計では 31,584 という数になります.ただし,それでも亜種の収録は包括的ではありません.日本周辺の亜種でもまだまだ取りこぼしがあるようなので,これは日本の鳥類研究者から声をかけていくべきでしょう.

今日のところは,オリジナルの Master List を Refsort/Ruby の辞書に編集しなおしたものをアップしておきます.エンコーディングはもはや UTF-8 のみですので,ご注意ください.

すでに和名と日本周辺の亜種を追加した日本語版を作成する作業を開始しており,連休でまとまった時間が取れる幸運にも恵まれたので,こちらもほとんど終了しているのですが,最後のチェックを行っていますので,もうしばらくお待ちください.こちらは一月に出した最新パッチリリースの次の版ということになります.

この新しい IOC World Bird List v3 系列も,四半期ごとの改版が予告されています.季節ごとに忙しくなりそうですね.

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2012/05/05

ナナカマドの花に虫たちが突進

しばらく前に予告したナナカマドの開花(*1 *2)ですが,数日前から満開状態になったものの,雨模様のお天気のために今一つぱっとしませんでした.今日は早朝から快晴に恵まれ,強い日差しで気温も上がり,まさに満開にふさわしい状態になりました.

Earlysummerhome_may2012007m

そうなると,虫たちも黙ってはいません.ハチアブコガネムシたちが,花に顔を突っ込んで蜜や花粉をむさぼっています.ハナムグリとはよく言ったものです.花芽の成長と開花,そして虫たちの営み,これらはすべて魔法のような出来事に思えますが,数10億年かけて進化してきた地球生態系の到達点でもあります.

Earlysummerhome_may2012033m

昨日,カメラのオートフォーカスを調整してもらったので,これまでよりもフォーカス精度が上がっているように感じます.でも,フォーカシングスクリーンを見ながらマニュアルで合わせたときとは微妙にずれるのは相変わらず.

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2012/05/03

宅内LANをCAT6に張り替えました

15年ほど前に自宅を新築した時には,インターネットへの接続はまだ ISDN の時代でした.そして,NTT の宣伝通り,近い将来に宅内に張り巡らした ISDN バスに様々な ISDN 機器が接続されて,快適なネットワーク生活が楽しめる・・・と信じていたものです.しかし,ISDN はあっという間にすたれて安価な xDSL が普及し,さらにほどなく光ファイバーが宅内に引き込まれる時代になってしまいました.

自宅を新築するときに,10BASE-TLAN と,ISDN バスを宅内に張り巡らしたのですが,もう10年ほど前からは光回線を使い始め,かつ宅内のルータもギガビットの速度となり,そして ISDN バスは単なるお飾りにしかなっていませんでした.これを現状に合わせるべく,LAN の張り替えをしなければならないなぁ,と思っていたのですが,なかなか手を付けるきっかけがありませんでした.

しかし,ISDN を解約してアナログ回線に戻してから2年ほど経ったので,もうさすがに潮時だと考え,一念発起してこの連休中に LAN の張り替えを行うことにしました.

まずはギガビットのイーサネットを張りたいので,CAT6e というケーブルを買ってきました.かなり固いケーブルなので,電線管を通すには良いのですが,アウトレットボックスの中でケーブルをたるませるのは難しそうです.また,CAT6 規格の RJ-45 モジュラージャックも買ってきました.CAT6 ともなると,ツイストペア線を極力解かずにモジュラージャックに接続しなければならないので,良く工夫された機構になっていますが,その分配線作業も面倒そうです.

まず,古い ISDN ケーブルを抜きながら新しい CAT6e ケーブルを通していきます.我が家の電線管は当初から太めの直径 22mm のものを使っているのですが,それでもアナログ電話のケーブルと,CAT6e の太めのケーブル2本を通すのは至難の業でした.特に,アウトレットボックスに電線管を取り付けるための木ねじが電線管の内側に出っ張っているのが指で触ってわかるので,何度もケーブルがつかえてしまうのですが,10度目の正直くらいでようやく貫通.ケーブルの外被が傷んでいないか確認しながら作業しましたが,致命的なものではありませんでした.

ケーブルが貫通すると,古い ISDN や CAT5 のモジュラージャックを外し,新しいモジュラージャックを新しい取付枠に固定して CAT6e ケーブルを配線していきます.老眼で細かい作業を行うので手元ライトは必需品です.幸いこの CAT6 のモジュラージャックは優れもので,慣れない素人でも短時間で配線作業が完了させることができました.しかし,ケーブルが固いので,アウトレットボックスの中で余裕をもってたるませることが難しく,ケーブルをうまく納めるのに手こずりました.最小曲げ半径もあるはずなので,あまりきつく曲げるわけにもいきません.

どうにかこうにか妥協しながら取付枠をアウトレットボックスにねじ止めし,さらにカバープレートをはめ込んで完成です.ルーターからの LAN ケーブルを壁のモジュラージャックにつなぎ,別の部屋の壁のモジュラージャックからケーブルを PC や TV につないで接続を確認して作業はおしまいです.確かに 1Gbps で接続できているようです.これでわが家にギガビットの LAN が張れました.

出来てしまえばどうということはないのですが,固いケーブはやはり難物でした.

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新緑に瀑布が映える

Fukurodafall_may2012022m

こちらも一昨日に遠出したときに訪れた有名な滝.最後に訪れたのはもう15年ほど前なので,当時と比べると観光施設などが少し変わっていました.お天気が良かったのに,学校が休みでない平日だったためでしょうか,観光客の出足は鈍く,おかげで混雑に悩まされずにゆっくりと楽しむことが出来たのですが,これでは観光地はやっていけませんね.まだ震災の影響が続いているのでしょうか?

Fukurodafall_may2012030m

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2012/05/02

渓谷に無数の鯉のぼりが泳ぐ

Ryujinsuspensionbridge_may2012084m

昨日は連休前半最後の好天,かつ平日で学校は休みでないため人出も少ないと思われたので,少し遠くまで行楽の足を伸ばしました.行ったのは茨城県北部のダム湖にかかる巨大な吊り橋.この吊り橋が建設された当初は日本最長だったらしいのですが,ほどなく大分県のライバルに抜かれてしまったので,今では "本州一" という触れ込みです.毎年初夏になると吊り橋と平行に谷をまたいで多数の鯉のぼりを二列で上げるので,大勢の観光客が訪れます.

Ryujinsuspensionbridge_may2012189m

湿度が高く雲は多いながらも日差しもほどほどにあって,鯉のぼりを十分に楽しむことが出来ました.今では鯉のぼりはすべてナイロン製.風にはためく鯉のぼりの近づくと,尾びれが体に当たる感触で綿でないことはすぐにわかります.布同士が擦れる音もナイロンのもの.まあ,このほうが雨にも強くて良いのでしょうね.もともとの鯉のぼりは,梅雨の時期の雨の日に庭先に飾られたというのですから,正常進化ともいえます.

Ryujinsuspensionbridge_may2012078m

新緑が最も美しい時期に当たり,周囲の山々の様々な緑色に,派手な鯉のぼりがよく映えていました.

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2012/04/30

「ほとんど有罪」は「無罪」ということ

つい先日,ある政治家の政治資金問題に関する裁判の判決が出ましたが,結果は "無罪" でした.ただし判決文にはいろいろと灰色の部分についても言及があり,完全な清廉潔白とは言い難い判断でした.これを悔しがった原告側が "ほとんど有罪なのに" と言ったらしいのですが,これは論理的に正しい言葉の使い方で,私たち日本人がしばしば陥る "ほとんど" の誤用に至ることがなかった点はさすがは法律家です.

"ほとんど何々である" とは,"何々ではない" と言っているのと同じことです.これを "何々である" と誤解する人が実に多い."ほとんど死にそうになった" とは "死ななかった" ということであり,"ほとんど全員が死亡した" とは "全員は死ななかった" あるいは "死ななかった人がいた" ということです.

これはもちろん論理に白黒をつける二元論の立場であって,中間の灰色を認める定量的な議論になれば,意味は全く異なってきます.しかし,有罪か無罪のいずれであるかを議論する場合には,どんなに "ほとんど" 有罪であっても,それは無罪なのです.

二元論は西洋で発達したので東洋には馴染まないという向きもあるかもしれませんが,東洋でも陰陽思想などは古くからあります.日本はむしろ多様性を認める多元論に馴染みがあるのかもしれません.

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2012/04/29

生態学的文明論の秀作

銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎 [単行本] - ジャレド ダイアモンド (著), 倉骨 彰 (翻訳)

銃・病原菌・鉄〈下巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎 [単行本] - ジャレド ダイアモンド (著), 倉骨 彰 (翻訳)

大変有名なベストセラーなのですが,私はつい最近になるまで読んでいませんでした.単行本上下二巻からなる大著なので,買ってはみたものの手を出せず積読になっていたのです.ようやく意を決して通勤電車の中で読み始め,実質2週間ほどで読み終えることが出来ました.

この本は,一言で言ってしまえば "生態学的文明論",それも文明発祥論と言ってよい内容です.世界の文明がどのようにして発祥したのか,あるいは発祥しなかったのかの原因を,人類にとっての生態学的環境の差異に求めるものです.すなわち,狩猟採集から農耕栽培への移行が早く効率的にできた地域と,そうでなかった地域の差異は,その土地の地理的・生態学的な差異に基づくもので,人種的な差異に基づくものではないという主張です.

これにより,栽培に適した穀物や豆類の現生種と,適度な土壌や降雨に恵まれた肥沃三日月地帯で最初の農耕栽培が始まることになりました.家畜についても,ユーラシア大陸には家畜化しやすい大型哺乳類が複数種生息していた幸運に恵まれます.そして余剰食料を作る余裕が生まれ,大規模灌漑の必要性から社会の階層化が進み,農民以外の専門職種が生まれ,権力構造が発達し・・・という文明発展のシナリオが回り出した,と主張します.

一方,他の大陸ではこのような好条件に恵まれたところは無かったため,ユーラシア大陸と他の大陸では文明発展の時期とその速度に大きな差が生まれ,それは今日に引き継がれて西欧の世界支配が継続していることを説明します.

面白かったのは,大陸の形,特にそれが東西方向に広がっているのか,南北方向に広がっているのかによって,文明の伝播速度が大きく異なるという主張とその実証です.ユーラシア大陸は東西に非常に長い大陸で,このため一か所で生まれた文明が気候的に類似の他所に素早く伝播したと論じます.細かいことを言うと難はあるものの,南北アメリカ大陸と対比させれば,その差は歴然で説得力もあります.

本書の内容は概ね納得できるものですし,ナイーブな先住民礼賛論に対する啓蒙的な反論にもなっていると思うのですが,もう少し反対仮説に対する実証を進めないと,このままでは主張が弱いなと感じます.歴史での実証は非常に難しいので,そう簡単にはいかないだろうと思いますが,その方向の努力は他の研究者の協力を得ながら進めていくべきです.

そう思っているところにすぐに思い出したのは,数年前にこのブログでご紹介した本「日本人になった祖先たち ― DNA から解明するその多元的構造」です.ミトコンドリア DNA の分析で人類の出アフリカ以降足取りを実証的に分析する手法なのですが,最近急速に研究成果が出てきています.今日紹介した本は1997年頃に書かれた今となってはかなり古い本なので,このような最新の研究成果が取り入れられていません.大いに続編を期待したいところです.

私はこの本を読む前に,同じ著者による文明の発祥ならぬ「文明の崩壊」論の大著を読んでいました.この本では,著者は文明が崩壊する要因をあげ,それを実証的に論じていますが,それは逆に読めば,文明を維持するためには最低限何が必要かを論じていることでもあります.複雑な対象を分析する際によく使う手法なのですが,この場合には "Minimal Civilization" と呼んでもよいような設定を行うことで,文明の本質に迫ったことになります.こちらも大変お勧めの本です.

著者は生態学を中心とした学際的な研究を行ってきたフィールドワーカー.その経歴が存分に生かされたこれら二つの本を通読すると,著者の文明観をよく味わうことが出来ます.このような骨太の論考を著わすことが出来る作家が日本からも生まれることを期待します.

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2012/04/23

ナナカマドの蕾

先日,花芽の芽吹きをご紹介した ナナカマドですが,その後芽吹きは順調に育ち,あとは蕾が開くだけの状態にまでなってきました.このところ低温傾向が続いていますが,暖かさが戻ってきたら一気に白い花が開くことでしょう.

Springhome_apr2012093m

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2012/04/22

いろいろ芽吹いてきました

今年の春は湿りがちで,なかなかスカッと晴れた日が少なく,しかも週末はお天気が悪いことが多いのが特徴です.この週末もお天気は下り坂で,今日の午後から関東地方でも雨が予想されています.

昨日の午後は貴重な日差しがあったので,風が強くて植物の写真には不向きだったのですが,庭の植物を撮ってみました.さすがに4月も下旬なのでいろいろな芽吹きが見られます.下の写真は,トサミズキエゴノキヤマボウシです.

Springhome_apr2012063m

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2012/04/15

ヤナギの花が咲いていました

Ushikunumapark_apr2012009m

昨日は冷たい雨が一日中降り続いて季節が逆戻りしたような感じだったのですが,今日は朝から雲は多めながら日差しに恵まれたので,近隣の沼の畔を歩いてきました.水辺に多かったのがヤナギ.ちょうど花が開いているもの,花が終わったばかりのものが入り混じっていました.何という種なのかはわかりませんが,緑化目的で植えたのでしょうか?せっかくよく保存されているヨシ原とうまく共存できれば良いのですが.

足元の水辺を見ると,枯れたヨシの茎がバラバラになって浮いていました.

Ushikunumapark_apr2012032m

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2012/04/14

ゼンマイも伸びてきました

もう東京はソメイヨシノが散り始め,葉桜になってきましたが,昨夜から降り始めた冷たい雨で,花が散るのが加速されることでしょう.当地のソメイヨシノはちょうど満開を迎えたのですが,明日雨が上がった時点でどれくらい花が残っているのか気がかりなところです.でも,私が好きなオオシマザクラはもう少し持つのではないかと期待しています.

Springhome_apr2012056m

庭ではゼンマイがだいぶ伸びてきました.観葉植物として何か所かに生やしているのですが,この新緑も大変美しいです.

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2012/04/09

レンギョウも花盛り

今日の東京はソメイヨシノがまさに満開でした.どこへ行っても本当に美しい淡いピンクが目立ちました.隅田川沿いの並木も大変きれい.

で,我が家のほうは,まだようやく3分咲きという程度.気温が低ければ次の週末まで持ってくれそうですが,今週は気温が高めに推移するらしいので,下手をすると週末までに満開を迎えてしまいそう.

でも,その時は対象をヤマザクラに切り替えて鑑賞すればよいでしょう.ソメイヨシノが開発されるまでは,サクラはヤマザクラが主体だったはず.葉と花がほぼ同時に出てくるのですが,これはこれで風情があります.オオシマザクラも大変良いと思います.

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サクラ以外でも続々と開花しています.上の写真は我が家のレンギョウ

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2012/04/08

ナナカマドも芽吹いてきました

Springhome_apr2012053m

この赤い蕾のようなものは,実はナナカマドの花芽の芽吹き.これが伸びていって花穂になり,やがて白い群生花を付けるようになります.最初はこのように赤い色をしているのが面白いですね.今年はナナカマドの調子はどうかな?例年,アブラムシにたかられて元気のない葉を多く見るのですが.

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菜の花

ここ2,3年のあいだ,自宅のお向かいの空き地に春になると菜の花が群生するようになってきました.こぼれ種が増殖しているのでしょうが,比較的早春から咲きだして,空き地を春の色に染めてくれます.

Aroundhome_apr2012010m

正式名はアブラナまたはセイヨウアブラナという種だと思うのですが,上の写真の花がどちらなのかはわかりません,悪しからず.

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2012/04/01

さあ陽光の4月

昨日の暴風雨で暮れた3月ですが,寒冷前線が通り過ぎると,それまでの強風が嘘のように止み,今朝は朝から晴天です.昨日の暴風で道路に飛び散った葉や枝やバケツや PET ボトルを片付けて,庭の花の様子を見ると,おお,トサミズキの花穂がだいぶ伸びています.先週は日中が暖かったので,順調に花穂が伸びたのですね.昨日の暴風でかなり傷んだ花弁もありますが,新しい花弁が伸びてきているので,あまり痛みは目立ちません.

Springhome_apr2012006m

目を地面に転じると,ひと月ほど前から咲いていたタネツケバナに交じって,スミレの仲間が顔を出していました.

Springhome_apr2012017m

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2012/03/31

3月もいよいよ終わり

Tsukubabotanicalgarden_mar2012044m

これも先週の植物園(*1, *2)の続き.シダレザクラはもう開花していました.今までシダレザクラにはあまり興味がなかったのですが,いざ被写体としてじっくりと眺めてみると,さすがに美しいものだということがわかります.まるで綺麗なお姉さんが科(しな)を作っているよう.

福島県の有名な三春の桜もシダレザクラですが,あのような巨大なシダレザクラよりは,2-3 m 程度の小さなシダレザクラのほうが私には合っているようです.

昨日30日は強い南風が吹いて気温が上がり,勤め先の近所の公園のソメイヨシノは蕾がほころびかけていました.

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2012/03/27

アセビの花

植物園の続きです.園内には多種多様の植物が植えられているのですが,本格的な春にはちょっと早いこの時期に花をつけているものはごく僅かです.その中で,特に目立っていたのものは,アセビの花でした.

Tsukubabotanicalgarden_mar2012038m

確かに,東京都内でも歩道のわきに開花しているのをここ数週間見ていたのですが,都会だとこの花はあまり目立ちません.それなのに,自然度の高いところで見ると,まるで輝きが違います.これは一体どうしてなのでしょうね?

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2012/03/25

カタクリ開花

公園に出かけたついでに,植物園にも足を伸ばしてみました.さすがに入園料を取られるために,良いお天気に恵まれているにもかかわらず人出は少なく,ゆっくりと落ち着いて園内をめぐることが出来ました.

Tsukubabotanicalgarden_mar2012024m

まだ春の花は少ないのですが,林床を見るとスプリング・エフェメラルがちらほら.中でも目立つのはカタクリの花です.当地での他の場所に比べると,随分と早い開花のように思えます.この林床はよほど暖かいのでしょうね.

Tsukubabotanicalgarden_mar2012031m

カタクリ以外で目についたのは,芽が膨らんだドウダンツツジ.今にも芽吹きが見られそうです.

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サクラの蕾膨らむ

Ottonuma_mar2012031m

今日はようやく日差しに恵まれましたので,近隣の公園に出かけて散歩してきました.ソメイヨシノがたくさん植えられているので,蕾の膨らみ具合を見てきたのですが,かなりの膨らみようです.これならば,あと1,2週間でサクラの開花となるのではないでしょうか?

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2012/03/21

トサミズキの花には色気がある

Springhome_mar2012030m

昨日の続きです.この写真はマクロレンズを付けたデジタル一眼レフによるものですが,風が弱かったので何とか手持ちでも撮ることが出来ました.トサミズキの花には独特の色気があるので毎年挑戦しているのですが,これまではなかなか良い写真が撮れませんでした.しかし今年は例年よりはだいぶましなものが撮れたと思います.カメラのフォーカス精度の向上にも助けられています.

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2012/03/20

ようやくトサミズキほころぶ

今日は朝方は冷えたものの,日中は風もなく穏やかで暖かなお天気になりました.それに合わせるかのように,ようやく庭のトサミズキがほころび始めました.この花は私の庭にとっては春を告げる花の代表格.この花がほころびだすと,ようやく春が来たのだと実感できます.

Springhome_mar2012043m

今シーズンの冬は年末から1月いっぱいにかけては大変寒く,低温の日が続きましたので,春の花の開花がかなり遅れるのではないかと気を揉んでいたのですが,このトサミズキに関する限りは,昨年2011年の開花を告げる記事は3月27日2010年も3月27日2009年が3月17日,等々なので,ほぼ例年通りの開花であることがわかります.

ただし,当地ではまだウメがようやく開いてきた段階なので,例年よりは春の訪れは遅れているのではないかと思います.ソメイヨシノの蕾はまだ膨らんでいないように見えますし,コブシもまだ蕾のままでほころびは見えません.

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Al Pacinoの役者魂を見た

セント・オブ・ウーマン/夢の香り [Blu-ray] - アル・パチーノ(出演),クリス・オドネル(出演),マーティン・ブレスト(監督)

あまり期待せずにとりあえず録画しておこうと BS 映画劇場での放映を録画し,週末に観てみたのですが,大当たりでした.この映画はまさに,手練れの役者であることはわかっていても,Al Pacino の役者魂が感じられる素晴らしい映画です.

人生に絶望した酒浸りの盲目の元軍人を演じるのに,瞳を全く動かさない演技が大変効果的だったことは言うまでもありません.またセリフを吐き出すように大声でがなり立てるのは,主人公の傲慢な性格描写として大変秀逸.まさに Al Pacino の役者魂全開です.彼の若いころの出世作 "ゴッド・ファーザー" のときとはまるで違った役柄づくりですが,一方 "狼たちの午後" のときの役作りに通じるものがあるようにも思います.このあたりの彼の役作りについては,Wikipedia 日本語版の解説記事が秀逸ですのでご覧ください..

さて,そのような殺伐とした役柄にもかかわず,女好きで,特に女性がつけている香水や石鹸の銘柄を当てて見せたり,若い女性を誘ってタンゴを踊ったりするところは,この映画の題名にもなっているのですが,ストーリーの中では美しい魂の救済になっています.このあたりのシナリオはなかなか良くできていますね.

かなり長い映画なのですが,場面がボストン,ニューヨーク,そしてまたボストンという具合に移っていき,それぞれの場所でそれぞれのエピソードが語られるので,飽きることはありません.ハイライトは何と言っても終盤の学園の懲罰委員会での演説.これくらいのことを言うのは当たり前で,そもそも卑劣な校長がひどすぎるだけだと私は思うのですが,それでもこの演説が会場の皆を感動させるところも,もう一つの魂の救済ですね.まるで "ショーシャンク" のよう・・・っとここまで書いてきて思い出しました.

この映画の音楽を書いたのは Thomas Newman という映画音楽の大家.大変多作な人ですが,ピアノの弱音の和音やクラリネットの特徴的な音色と節回しを聴くとすぐに思い出したのが "ショーシャンク" の音楽.ひょっとして同じ人じゃないの?と思って調べてみたら,これも大当たりでした!伊達に沢山の映画を観ているわけではありませんね.

とにかく,凄味のある Al Pacino を観たかったら,まずこの映画をお薦めします.

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2012/03/18

Dale Ann Bradleyの音楽世界を堪能

Somewhere South of Crazy [CD] - Dale Ann Bradley

このアルバムについては,つい最近そのプロモーションビデオを紹介していたのですが,ようやく注文しておいた CD がアメリカから送られてきましたので,早速聴いてみました.で,結果は当たり!です.

このアルバムは "Compass Records" というレーベルなのですが,これは実は Alison Brown が夫君とやっているレーベル.ということは,プロデューサは Alison Brown 自身.そして共演者の顔ぶれが豪華!フィドルは Stuart Duncan,マンドリンはまだ少女と言ってもよい Sierra Hull,そしてバンジョーはもちろん Alison Brown.第1曲にはハーモニー・ヴォーカルとして Pam Tillis が入っています.

実際に聴いてみると Sierra Hull のマンドリンは立派なものですし,Alison Brown の知的なピッキングも相変わらず素晴らしい.Stuart Duncan のフィドルは実に手慣れたもので安心して聴いていられます.そして,それらすべてに引き立てられているのが,もちろん Dale Ann Bradley 自身の歌声.この人は本当に歌がうまいです.わずかにハスキーなメゾソプラノの音域.そしてわずかずつではありますが随所に小節を効かせた唱法は彼女独特のものです.情感表現も豊かで,全体として Dale Ann Bradley の音楽世界を作り出しています.

前回紹介したアルバムには名曲と呼べるものが2曲ほど含まれていて,それ以来ポータブルオーディオに転送して繰り返し楽しんでいたのですが,このアルバムでそれに相当するのは,第1曲でアルバムタイトルにもなっている "Somewhere South of Crazy" でしょうか.この曲以外には特筆するような曲が無いのが残念ではありますが,それでも彼女の音楽世界を十分に堪能できるアルバムであることは間違いありません.お薦めです.

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2012/03/12

人と犬が絆につながれて極北の大河を走る

世界で最も過酷な犬ぞりレースと言われる "Yukon Quest" が今年も終了しました.つい最近,NHK で2010年のレースを取材したドキュメンタリーが再放映されたので,このレースのことを知った人も多いでしょう.このレースの公式ページはこちら

アラスカに親しみや思いを持つ人々にとっては,極北の大河 Yukon は憧れの河.氷河が解けた水を集めた大河なので,残念ながら水は茶色く濁っているのですが,その長さ,巨大さ,流域の広さ,いずれをとっても世界の大河の一つと言ってもよいでしょう.

そして,その河に沿って Fairbanks から Whitehorse(Yukon の川下りの出発点になることが多い)までの 1,000 マイルを犬ぞりで駆け抜ける Yukon Quest は,Musher こと犬ぞりレーサーにとっての最高峰.今年は,これまで完走を果たせていなかった日本人女性の本多有香さんも遂に完走できたそうです.良かったですね.上下の YouTube の映像にも,日本語で書かれたバナーを掲げてゴールで有香さんを祝福する人が映っています.

今年のレース結果を見ると,例年の王者 Lance Mackey は何と3位.2010年に3位だった Hugh Neff が優勝しています.上位陣はかなり固定されているようですが,そこにはさまざまなドラマがあることが NHK の番組でも紹介されていました.例年の参加者のリストはこちら

厳冬期のアラスカを,14頭のアラスカン・ハスキーと一人の人間が,文字通り絆につながれて 1,000 マイルも走ると聞いただけで,頭がクラクラするか胸がワクワクするかはあなた次第.私は NHK のドキュメンタリーをワクワクしながら見たほうです.蛍光色のソックスをはいた犬たちが純白の雪の上を走る姿は,時として美しく,時として痛ましく,自分も犬ぞりを足で蹴ってレースに参加している気分になりました.

日本人のブログの記事もたくさんあります.例えば,これとか,これ

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2012/03/11

フキノトウが開いちゃった

Springhome_mar2012007m

先週は雨が多く,暖かく湿った気候だったのですが,週末の朝にふと気が付くと,庭のフキノトウがみんな開いてしまっていました.あれぇ?これじゃもう天ぷらにはできませんねぇ.今シーズンの冬は寒さが例年になく厳しかったのですが,それでも2月後半からは気温は平年並みに戻りました.3月に入ると,南からの暖かい空気が北の空気を押し上げながら前線を発生させて,それが長雨をもたらすようになりました.その間にフキはどんどんと花芽を押し上げていたのでしょう.

Springhome_mar2012016m

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2012/03/10

深い癒しと希望の光

Age of Miracles [CD] - Mary Chapin Carpenter

Mary Chapin Carpenter は,数あるカントリーやブルーグラスのミュージシャンの中でも,私が最も好きな一人.これまでにもこのブログでいくつかのアルバムを紹介してきました.たとえばこれや,これや,これ.繰り返し書くことになりますが,彼女の音楽からは光と影の綾織の妙を味わうことが出来ます.しかも音楽性が大変高く,楽器の演奏レベル,録音やミキシングも見事.ピュア・オーディオでじっくり聴くと,改めて彼女の音楽世界の素晴らしさがわかります.私としては,ブルーグラスに分類したいところですが,客観的にいうと,フォーク・ロックかカントリー・フォークと言うべきでしょうか.

このアルバムは2010年にリリースされた近作.全部で12曲ありますが,中に一曲だけ,Alison Krauss がハーモニー・ヴォーカルで参加している曲があります.さてそれはどれでしょう?実は私も漫然と聴いているだけではわからなかったのですが,改めて捜してやろうと思って聴いてみると・・・ああなるほど,とすぐにわかります.ただし,ブルーグラスの友情出演では当たり前なのですが,どんなスーパースターでもハーモニー・ヴォーカルはあくまで控えめな脇役に徹します.かの Dolly Parton もしょっちゅう友情出演する人ですが,その控えめな入り方は聴いていて感動するほどです.

さて,このアルバム中のお薦めは,まず第2曲の Zephyr.彼女の持ち味が非常によく出ている一曲.メロディーが光から影,そしてまた光と素晴らしい展開を見せます.次のお薦めは,第11曲でアルバムタイトルにもなっている The Age of Miracle.優しさの中にも力強さを込めた歌い方がメロディラインとよく合っています.とにかく,彼女の曲作りの才能が存分に発揮されたアルバムであることは間違いありません.

CD のジャケットを手に取ってわかったのですが,このアルバムの裏ジャケットが彼女の Facebook ページの写真になっています.

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2012/02/26

あらためて知る名作の味わい

ドライビング Miss デイジー デラックス版 [DVD] - ジェシカ・タンディ(出演),モーガン・フリーマン(出演),ブルース・ベレスフォード(監督)

ほぼ10数年ぶりで観たのですが,やはり名作の味わいはあせることはありません.名優二人,すなわち,Miss Daisy 役の Jessica Tandy と,Hoke 役の Morgan Freeman に加えて,普段はコメディで優秀な演技を見せている Dan Aykroyd の三人が,舞台劇を思わせるような見事な演技を見せてくれます.

ストーリーは有名なので省略しますが,時代背景は1950年代から70年代にかけて.主人公たちが乗る車がそれぞれの時代ごとに変わっていくのがよくわかります.また,アメリカでは公民権運動が盛んなころだったので,Martin Luther King 牧師の演説会とか,ユダヤ教会が爆破されたりとか,人種差別の偏見が色濃く残る南部の雰囲気がよく描かれています.

しかし,この映画の最大の見どころは,最初は運転手などいらないと頑なに Hoke を拒絶する Miss Daisy が,次第に心を解きほぐしていき,ついには彼をかけがえのない友人とみなすようになる,二人の間の心理的なプロセスの進化でしょう.しかもこの進化のプロセスが,二人の俳優の演技力だけで見事に表現されているところがまた素晴らしいところです.特に Jessica Tandy の演技は見事.表情やしぐさなど,後世のお手本として残るような名シーンがいくつもあります.認知症が進んだ時の風貌や表情も迫真のものです.

そして私が大好きな俳優 Morgan Freeman も,この映画で大いに名をあげました.後に,押しも押されもせぬアメリカを代表する俳優になった彼ですが,この頃はまだまだ中堅.しかし,後々の彼の定番の演技と呼べるものの片鱗がこの映画の中にいくつもあります.例えば,冗談やウィットに反応してほんの短い上ずった笑い声を上げる演技.これは「ショーシャンク」では何度も聞くことができます.

今となってはやや古い映画なのですが,できれば Blu Ray での発売が待たれるところ.ま,DVD でも一向に困らないのですがね.

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2012/02/20

冬来たりなば春遠からじ

タイトルの文句は,このブログでも過去に取り上げたことがある有名な詩の一節

Ode to the West Wind

"If Winter comes, can Spring be far behind?"

Percy Bysshe Shelley って聞いてもなかなか知っている人は少ないでしょうが,私は高校一年生のまさに新学期の英語の授業のしょっぱなに,この日本語を英訳しろとのたまう教師から授業を受けたので,このフレーズは強烈に覚えています.随分とレベルの高い授業を受けさせてもらったものです.

Aroundhome_feb2012026m

さて,春遠からじと言いたくなるほど日差しは強くなり,気温は低くても日向を歩くと汗ばむほどにはなったのですが,近所のネギ畑ではまだまだ真冬の様相です.

Aroundhome_feb2012035m

雑木林に分け入っても,春の芽吹きは相当先のように感じました.今年は本当に寒いですね.

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