かつて少年だった僕たちへのまばゆいオマージュ
スタンド・バイ・ミー コレクターズエディション ウィル・ウィートン,リバー・フェニックス,他,価格: \2,625
この映画はもう20回以上は見ました.シナリオのスクリプトも印刷して手元にあります.当然サウンドトラックの CD も持っています.原作は映画を見るずーっと前に読んでいました.こんなにはまってしまうのははぜなのか?それは,この映画がかつて少年だった僕たちへのオマージュになっているからではないでしょうか?僕も小学生の頃,夏休みのある日,友達数人と長時間歩いて冒険に行った思い出があります.思春期に入る直前の,少年が少年でいられる最後の日々,その素晴らしさはいつになっても胸にきゅんときます.少年たちはいずれも何かしらの苦悩を抱え苦しんでいます.僕たちもそうだったなぁ.
このコレクターズエディションが面白いのは,メイキングの部分です.監督の Rob Reiner が全編に解説ナレーションを入れた音声トラックがともて面白い.撮影の逸話満載です.大人になった出演者たちのインタビューも実に面白い.えー!これがあの子の成人した姿なの?なんてこともあります.成人後も俳優をやっている子が多いのですね.出演者の中では River Phoenix が若くして亡くなったことが大変残念.不良少年エース役の Kiefer Sutherland が実に良い味を出していることも特筆できます.1960年ころのポップスが全編に流れ,懐かしい思い出をいっそう引き立てます.とびっきりのお勧めです.
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