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2005/01/29

NHK教育「世界名作劇場」を惜しむ

NHKのすでに終了した番組,教育テレビで日曜日午後に放映されていた「世界名作劇場」は映画ファンにとっては長い間父であり母であった番組の一つです.(当然ですが・・・)CMが一切入らず,エンドタイトルも決して切り詰めたりしない放送でした.これはNHKならではで,民放では決して期待できない種類の番組です.録画して繰り返し楽しんでいるファンも多いはずです.気に入ったタイトルは10回20回と見ているので,場面展開も日本語の字幕もほとんど体に染み付いているという人も多いのではないでしょうか?私にとっては「スタンド・バイ・ミー」や「ショーシャンクの空に」「セントラルステーション」などがそれに当たります.

ところで,最近のDVD化された作品を見て「あれ?」と思うのは日本語字幕のことです.世界名作劇場の字幕は,昨今のDVDにつけられた字幕に対して,明らかに優れた日本語訳だと思うことが多いのです.同じ作品を見比べてみると,DVDの日本語字幕のほうが明らかに素人臭い.これは実に由々しき事態なのですが,世界名作劇場ではさすが当代一流の翻訳者が字幕を担当していたとしか言いようがありません.それに比べて最近のDVDの日本語字幕の何と稚拙なことか!これは翻訳能力というよりは日本語能力の問題なので,DVDの配給元は自らの日本語能力を高めるようにお願いしたいと思います.

あぁ,それにしても時代の趨勢とはいえ,なぜNHKは地上波での「世界名作劇場」を切り捨てたのでしょうか?受信料返せ!

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コメント

私も学生の頃よく観ていました。いつの間にか終わってしまっていたんですね。

14:00頃からの放映と、21:30からの放映があった気がしますが、
同じ番組だったのでしょうか?

投稿: NOZAKI | 2005/05/03 15:07

NOZAKI様,コメントありがとうございました.時間帯は週によって異なっていたように思いますが,同じ番組だと思います.現在ではBSの「衛星映画劇場」がそれに取って代わる番組のようです.地上波を差別していますね.韓流ドラマは地上波でもやっているくせに.

投稿: 俊(とし) | 2005/05/03 18:52

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