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2006年2月

2006/02/27

ブルース・リー出現!

HongKong_Feb2006-034m先週,香港は九龍の尖沙咀(チム・サア・チョイ)の海岸沿いのプロムナードを一人ぶらぶらと歩いたのですが,ここには映画を主題にした銅像やスターの手形などが歩道に埋め込まれて大変楽しい一角です.目を引いたのは右の写真のブルース・リーの銅像!多くの観光客が写真を取っていました.

香港はかつてのブルース・リー,香港ハードボイルド,そしてジャッキー・チェンの活躍など,映画の都の一つとして一目置かれる存在です.特に最近では,派手なスターはいないものの現代の若者の苦悩を軽妙に描く作品では東アジアでも抜きん出た存在でしょう.そのような自負があってのことか,世界的な観光地の利を生かしてに巧みな演出をしてきました.

日本は・・・茨城県にあるワープステーション伊奈の時代劇セットがどれほど観光客を集めていますかねぇ?

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2006/02/26

バックアップの悩み

私がパソコンを自宅に持つようになってからもう20年ほどが経ちますが,いつの時代も最大の悩みはバックアップです.個人のパソコンといえども当人にとっては重要なデータを蓄えているわけですし,それを半永久的に取っておきたいと考えるのは人情でしょう.しかし事はそう簡単ではないのです.

今から10年ほど前までは話は単純で,毎週日曜日の夜になるとフロッピーディスクを用意してはファイルをコピーしていました.これは結構な労力を要し,特にフロッピーディスクを一枚ずつ再フォーマットしてからコピーをとるのが大変面倒でした.この頃はDOSとWindows 3.1を交互に使っていた時期で,文書や表計算のファイルといっても数十kBが普通でしたので,フロッピーディスク数10枚でも何とかなっていたのです.この頃使っていたフロッピーディスクがまだ手元にあります.最盛期には500枚ほどあったのですが,数年前に思い切って大部分を捨ててしまい,今では100枚ほどが残るのみです.

Windowsが一般的になり,ファイルのサイズが大きくなるにつれてフロッピーディスクでは間に合わなくなり,光磁気ディスクを使い始めました.当初は230MB,しばらくすると640MBのメディアが標準となり,これは結構長い間デフォルトのバックアップメディアとして使っていました.Windows 95からWindows XPの時代に対応します.パワーポイントのファイルで大きなものは数MBにもなりますので,MOはちょうど良いサイズだったのです.

MOに対抗するメディアとして,アメリカではリムーバブル磁気ディスクが普及していました.代表的なものには SyQuest社のものがあり,メディア当たり230MBほどのものがありました.アメリカではかなり普及していたようですが,日本ではとうとう普及することはありませんでした.このほか8mmビデオテープを使うEXABYTEやDATなどもバックアップメディアとして存在してはいたのですが,これらはUnixワークステーション用としてのみの普及で,パソコン用にまで降りてくることはありませんでした.

最近では,DVD-RAMやDVD-RW,DVD+RWなどもバックアップメディアとして使われています.特にDVD-RAMは使い勝手が良く転送速度も十分に速いので,これからも使い続けれらるのではないかと思います.しかし最大でも片面4.7GBしか容量がありませんので,デジカメ画像のアーカイブを丸ごとバックアップするというような用途には向きません.一つ一つのファイルサイズが大きくなってきたと同時に,扱うファイルの数も飛躍的に増えてきたというのが最近の特徴です.ビデオのファイルなどだと1本でも最低2GBはしますから,DVD-RAMと言えども十分とは言えなくなってきました.今年は青色レーザを使ったBluRay Discが市場に出回る年になるはずですが,これは一枚で20GB以上の容量を持ち,なかなか画期的なメディアではないかと思っています.

しかし実は,最近最も良く使っているのはUSB接続の2.5インチHDDです.これは40GBから160GB程度の容量があり,転送速度は申し分ないくらい速く,しかもUSBインターフェースを持っているので特別のドライバなどを必要としません.たとえディスクが一杯になったとしてももう一台買い足せばよく,容量を考えればたいした金額ではないので,現在最も使い勝手が良いバックアップメディアと言えるのではないかと思います.

いずれにせよ,バックアップは一度コピーを取ったから安心というものではなく,その時代時代の主流のメディアに移し変え続けなければならない宿命にあります.なぜなら,たとえメディアが永遠だとしても,それを読み書きできるドライブはせいぜい10年程度の短い寿命しかないからです.これを私は「メディアのパラドックス」と名付けていますが,これは太古の粘土板やパピルスの時代から,現代のBluRayやホログラム記録に至るまで通用する普遍的な原理です.

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2006/02/25

香港残照

HongKong-Feb2006-018m

今週は仕事で中国へ行っていたのですが,帰途の航空便の都合で香港に一泊して帰ってきました.大陸ではあまりお天気に恵まれなかったのですが,香港では見事な夕暮れを楽しむことができました.上の写真はそのときの一枚.九龍側から香港島の高層ビル群を眺めたものです.夕日の残照が消えていき,その後しだいに暮れなずんでビルの明かりが輝きを増し,最後は有名な香港の夜景が現れました.

香港は大陸の町に比べると発展段階が大きく異なり,またイギリス統治の影響からか,大陸よりは随分と洗練され,民度も高いように感じました.それが最も端的に現れているのが車の運転のマナーです.台北と比べても香港のほうがはるかに洗練されています.また,言葉は独特の柔らかさを持つ広東語なので,北京語と比べてあまりぎすぎすした感じがしません.

香港の新しい空港は素晴らしいの一語につきます.ちょっとウィングが長すぎて移動するのに骨が折れますが,アクセス,広さ,設備,接客態度のいずれをとっても世界一流のレベルです.香港は何度か訪れて深く探求したいと思いました.

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2006/02/18

ますます高く

CA250137m東京駅丸の内北口の前で建て替えが進んでいる新・新丸ビルですが,ますます高くなってきました.もう20階くらいまで鉄骨が組み上がりつつあります.右の写真は2月13日朝の時点のものです.このまま行くと,4月か5月には主要な鉄骨は組みあがってしまうのではないかと思います.

新・丸ビルとの形状の違いが気になっています.新・丸ビルと比べると,新・新丸ビルのほうがフロアプランが大きそうです.ツインビルではないことはわかっていたのですが,どうやら大きさそのものが異なるようです.

地下の工事もだいぶ進んできて,地上には工事区画に立ち入れないような柵があちこちに設けられ,だいぶ騒々しくなってきました.早く完成して街が落ち着いて欲しいです.

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2006/02/01

問題作を含むコンテンポラリー・カントリーの名アルバム

The Metropolitan Hotel [from US] [Import] Chely Wright,価格: \2,114 (税込)

Chely_Wright-The_Metropolitan_Hotel先日ポストしたアルバムに引き続きリリースされた Chely Wright の第6作目のアルバムを紹介しましょう.

彼女は第一級のコンテンポラリー・カントリー・シンガーですが,その現代的な面が強く出たのがこのアルバムだと思います.その意味でこのアルバムの中心は第6曲目の大ヒットシングル "The bumper of my S.U.V." です.メロディーラインは滑らかにしっとりと聞かせる高質のものなのですが,その歌詞は深く政治に関与する内容を含んでおり,イラク戦争からしばらく時間がたった2004年時点でのアメリカの賛否両論が渦巻く状況を反映したものになっています.歌詞はざっとこういう内容です.直訳に近くこなれていない点は御容赦ください.

私のS.U.V.のバンパーには赤い "アメリカ海兵隊" と書かれたステッカーが貼ってある.昨日それを見て私に罵声を浴びせた女性がいた.

兄のクリスはもう14年もそこにいる.父はベトナム戦争のときには海軍にいた.祖父はノルマンディーで勲章をもらった.

でもだからといって私が戦争を望んでいるわけではない.私は共和党員でも民主党員でもないけれど,この狂った世界をたくさん旅して回った.それをより良く理解したいから.でもまだわからないことがたくさんある.自由だからこそ訊きたいことがたくさんある.

私はヒロシマにも,朝鮮半島の非武装地帯にも,バグダッドにも行った.答えを全て得たわけではないけれど,あの女性はわかったうえで海兵隊を嫌っているのか?知ってほしい,平和に日々を暮らせるそのために,私はステッカーを貼っているということを.

てな感じです.どうです?先日,前作 Everythingレビューをポストしましたが,その中で紹介した DVD 映像の体験が歌詞に歌い込められていることが良くわかります.また混迷の度合いを強め世論が分裂してバルカン化しているとも言われているアメリカ社会に対し,相互理解と和解を勧めるメッセージにもなっていますね.ちなみにヒロシマに行ったということは日本では岩国の海兵隊に行ったということなのでしょうね.私のレビューで三沢と書いたのは間違いでした.

ただしこの曲が収録された CD-Single のジャケットは馬鹿でかい星条旗を背に立つ彼女の写真なので,彼女の真意がどちらに傾いているかは明らかなように思います.このシングル版の Amazon.com でのレビューが,アメリカの分裂した世論を反映してか★か★★★★★の両極端に分かれているところがまた悲しい.でもカントリーの愛好者が保守派だけではないこともわかってちょっとほっとします.

さて,私はむしろ第2曲目の "Back of the bottom drawer" のほうが彼女の良さを引き出すこのアルバムきっての名曲と思うのですがいかがでしょうか?第4曲目の "The river" もとても良い曲です.

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