洗練された知的なバンジョー
Replay [from US] [Import] - Alison Brown Quartet
驚嘆すべき柔らかく知的なバンジョーです.これまで彼女を知らなかったことを素直に恥じたいと思います.このような洗練されたバンジョーの世界があったなんて!マンドリンと聴き紛うばかりの柔らかな音色,控えめですが確かで知的なピッキング.うーん参ったなぁ!という感じです.
彼女の音楽は Bluegrass に根っこを持ちながらも,その本質は洗練されスウィング感に満ちた Jazz.このカルテットの見事に息の合った演奏がまた凄い!ライブ演奏の一発勝負の緊張感を保ったまま,素晴らしい音質のスタジオ録音ときたもんです.特にピアノの John R. Burr という人のパフォーマンスは実に素晴らしいです.Alison Brown のバンジョーよりもこのピアノのほうがアルバム全体の主旋律を構成していると言えるほどです.
Wikipedia で Alison Brown の経歴を読むと,その一流どころに驚くことと思います.
子供の頃からマンドリンを習い覚え,ハイスクール時代にはフィドル奏者の Stuart Duncan とツアーに出て賞を受けています.その後 Harvard 大学に進学.卒業後には UCLA で何と MBA を取得.そしてそれから2年間は San Francisco の Smith Barney で働いています.バリバリの金融系キャリアではありませんか!1989年にはAlison Krauss から請われて当時の AKUS (Alison Krauss and Union Station) に参加!?こんなの知ってました?ちょうど "Two Highways" が出た年ですが,このアルバムでのバンジョーは Mike Harman.彼女の名前は AKUS のアルバムには一度も出て来ないと思います.そして 1991年には IBMA の年間最優秀バンジョー奏者に選ばれています.その後,Bass 奏者で夫の Garry West と Small World Music というレーベルを設立.これはその後現在の彼女のレーベル Compass Records に発展しています.
この人のアルバム,もう少し数を聴き込んでみようと思っています.えらい掘り出し物に出くわしたものです.
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コメント
こんにちは
わたしも彼女のアルバムは何枚か持っていますが
最初に聴いたときはそのバンジョーの甘い音色に驚いたものです
彼女はちょこちょことGrand Ole Opryに出てきますのでそのうち生写真をゲットしようと思っているのですが(なにせ美人なので撮りたいのです)なかなか実現していません。
彼女はAKUSとしてはアルバムに参加していませんが、確かLonly Runs Both Waysでは曲を書いていたと思います。
投稿: たいちょ~ | 2006/09/27 12:37
たいちょーさん,こんばんわ
そうですか,Lonely Runs Both Ways で彼女が書いた曲がありましたか!調べてみましょう.
Grand Ole Opry で写真が撮れたら,ぜひブログでご紹介ください.
投稿: 俊(とし) | 2006/09/27 21:12
Lonely Runs Both Ways で Alison Brown が書いていた曲は第11曲目の "This Sad Song" ですね.いちおう Alison Krauss との共作のようです.
投稿: 俊(とし) | 2007/03/21 15:21