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2006/12/04

復活したLondon

Canneslondonmunchen_nov2006053m

先週はLondonにも一晩立ち寄ったのですが,20年ぶりで訪れたこの街が妙にこぎれいになり,垢抜け,人々の賑わいもさらに激しくなったと感じました.20年前に訪れたときには,英国病からの脱却を掲げた鉄の女 Madam Thatcher が新保守主義の政策を次々と実行しては論争の種を撒いていた頃です.まだまだイギリス復活の兆しは見えず,街もどことなく荒廃していたことを覚えています.

それが・・・ダブルデッカーは新型となり,ロンドンタクシーは外観こそ昔のままですが内部は現代の自動車として適度に電子化され,Heathrow 空港から Paddington 駅までは高速鉄道が走り,London Eye のような新しい観光名所が増え,街には高級ブランドの店が増え,エスプレッソを出すカフェが増え,そして日本食の変なレストランも増えました.うーん,ロンドンのような街でも20年経つとだいぶ変わるものなのですね.

夜の繁華街をちょっと歩いたのですが,クリスマスセールの始まりの時期に当たったためか,歩道を歩くのもままならないほどの観光客と買い物客の群れに閉口しました.

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コメント

そうですよね。ロンドンはどんどん新しくなってきていますよね。地下鉄の車両も新しくなってきていますし、僕の中では古いもを大事に使うというイギリスのイメージが少しずつ崩れ始めています。

投稿: Holly | 2007/01/24 11:34

Holly さん,初めまして.なかなか面白いサイトを運営していらっしゃいますね.確かにイギリスでは教育は一大産業ですから,為替収支にも貢献していることでしょう.夏休みには大学の寮を転用して,各種の宿泊セミナーや短期スクールが行われるなど,大学側も商売熱心です.これからも望湖庵日記をよろしくお願いいたします.

投稿: 俊(とし) | 2007/01/24 20:45

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