Tim O'Brien 来る!
このところ風邪をひいて寝込んでいたので報告が遅くなりましたが,ちょうど一週間前の日曜日,Tim O'Brien のコンサートに行ってきました.とにかく素晴らしかった!の一言です.
このコンサートは,"Celtic Christmas" と銘打ったもので,今年の前半には開催の情報をつかんでおり,今か今かと待っていたものです.Tim O'Brien と Dirk Powell のデュオだけではなく,Lunasa というアイリッシュ・フォークのグループも大きな割合を占め,またアイリッシュ・ダンスのダンサー二人と,日本人の若い男女のフォーク・デュオ Humbert Humbert も加わってなかなかにぎやかなステージでした.
Tim O'Brien はすでに何枚か CD を聴きこんでいましたので,想像通りのパフォーマンスだったのですが,とにかく多種多様な楽器をひょうひょうと弾きこなす姿には驚かされました.おそらくは大変なテクニックなのでしょうが,肩肘張らずとても自然に弾いているように見えました.歌もそうで,ごく自然な感じで伸びやかに歌ってくれました.この自然体のパフォーマンスが,Tim O'Brien の人柄をも偲ばせ,大変良い印象を与えてくれました.
コンサートホールは "つくばカピオ" というこじんまりとしたホールなのですが,天井は十分に高くてなかなか良いホールだったと思います.小さなホールなのでステージと客席の距離が近く,ステージと客席の間での掛け合いが可能となり,実際に Lunasa のステージではそのような場面が幾度となく見られました.
アンコールのフィナーレでは,総勢12名ほどのメンバーがステージで歌と演奏とダンスを繰り広げ,Celtic Christmas にふさわしい締めくくりになりました.来年の6月には何と The Chieftains も来日します.これも大変楽しみで,今からわくわくしています.これらのコンサートの呼び屋さんの "プランクトン" って,どんなところなんでしょうね?ちょっと興味があります.
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