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2007/01/01

謹賀新年 2007

Greeting2007

明けましておめでとうございます.21世紀も今年で7年目を迎えることになります.例年よりは短めですが,私自身の昨年を振り返り,今年の展望や希望を書いてみたいと思います.

昨年4月からの都心通勤は続いていますが,電車のダイヤ改悪があって以前よりも停車駅が増え,通勤に余分に時間がかかるようになりました.このせいもあって以前よりも通勤疲労を感じることが増えました.特に夜に懇親会などがあるとどうしても帰宅時間が遅くなるのですが,毎朝6時前には起床しなければならないので,体がつらくなってきました.これも老化の一つなのかと思うと情けなくなります.今年の年末は4日間連続で忘年会という「死のロード」を続けたのですが,最終日は深酒したこともあって帰宅時の電車で2駅ほど乗り過ごしてしまい,上りの終電車にかろうじて間に合って帰り着いたりもしました.

疲れてくると,電車に乗るときにできるだけ席を探して座ろうという行動をとるようになります.夕方の帰宅便では都心の始発駅から乗るので比較的座りやすいのですが,朝の通勤時間帯も月曜日以外は座れることがたまにあり,そういうときには遠慮せずに座るようにしています.これから団塊世代が大量に引退するともっと座りやすくなるのではないかと期待していますが,引き続いてすぐに自分自身が引退することにもなるので,恩恵を受ける時間はあまり長くありません.やれやれ.

さて,世界に目を向けるとイラクを初めとする中東の混迷はますます深まり,年末にはとうとうサダム・フセインが処刑されたというニュースが飛び込んできました.アメリカの軍事力を後ろ盾にした裁判で裁かれた結果ですが,これで宗派対立を煽るテロリストの活動がますます盛んになり,本当に内戦に突入するのではないかと心配です.昨年のこの年賀状で書いたテロリスト育成の三条件が解消される見込みは全くありません.イスラエルとパレスチナの対立の行方も目が話せません.

一昨年来,開発援助に関する西水美恵子さんの論文を読むにつけ,世界にはまだまだ正義と希望を待ち望んでいる人たちがいかに多いかということを思い知らされます.一昨年に続き昨年も UNICEF に寄付をしました.UNICEF には Fund Raising のプロがいるので,一度寄付をすると継続して案内が届きます.このあたりの手法は大変良く考えられており,欧米の NGO の専門性を見せつけられる思いがします.

ところで昨年は仕事で良く海外に出かけました.東南アジアが最も多かったのですが,ヨーロッパにも2回ほど足を伸ばしました.これまで行ったことのないベトナムのような国を訪れる機会もあって,いろいろなことを考えさせられました.まず一つは,アジアの国々は結構立派にやっているということです.以前の発展途上国というイメージは,少なくとも大都市に関する限りは時代遅れのものになりつつあります.国の経済全体はまだまだ脆弱ではありますし,都市と地方の格差もありますが,国ごとにそれなりの魅力を作り出して印象付け,外からの投資を呼び込む実力はたいしたものです.また社会インフラに投資を惜しまず,新しく開港したいくつかの空港の素晴らしさは成田の比ではありません.私は特に香港の新しい空港が気に入りました.

一方,ヨーロッパも80年代の沈滞ムードからは完全に脱却し,力強く再生を始めているという印象を持ちました.公共交通や社会システムがかなり更新されてまともになってきましたし,街には新しくしゃれた建物が増えて小奇麗になり,世界的な高級ブランドを売る店が立ち並んでいます.しかも以前では考えられなかったことですが,一般の人々がそのような高級品を身に付けるようになってきています.空港の中には大規模な免税店街があり,そこでは高級ブランドが覇を競っています.景気が良くなったお陰でヨーロッパの通貨は割高になり,今ではヨーロッパに出かけるとずいぶんとお金がかかるようになってしまいました.つい最近もロンドンの物価の高さに驚いて帰ってきたばかりです.

このような流れは金融の世界に最も良く現れており,今ファンドを買うとしたら,アジアと欧州を対象にしたものがお勧めです.アジア全体のインデックスファンドや,ヨーロッパでは東欧やロシアが狙い目だと言われています.事実,ファンドの基準価額はここ数年力強く上昇を続けており「成長する市場に投資を集中せよ」という原則に忠実な投資家には莫大なリターンをもたらしつつあります.周辺地域としてトルコも魅力的なのですが,EU への加盟がお預けになったので少し不透明感が増しました.また中国は一時の株投資ブームが去った今こそが買い時なのかもしれません.もっとも,富裕層にとっての最高の投資先は現在では現代美術だそうで,そのリターンはいかなるファンドも上回るほどです.

私が趣味として楽しんでいるブルーグラスの世界では,昨年は何枚かの素晴らしいアルバムが発売され,また私の趣味に合うアーティストを何人か発見し,収穫の多い年でした.そのうちの一部はこのブログでも紹介していますが,これからもこの趣味は続けていきたいと思います.特に昨年はオーディオ機材を一新し,非常に良い音で女性ヴォーカルを楽しめるようになったことが大きいです.ブルーグラスではありませんが,Gladys Knight and The Pips の古い録音の CD を驚嘆すべき音で鳴らしてくれたのには大感激しています.

もう一つの趣味の写真のほうですが,PENTAX の非常に魅力的な新機種 K10D をいつ注文しようかと胸が騒いでいる今日この頃です.春には新しい高級ズームレンズも発売されますし,抗し難い魅力を持っている単焦点レンズ(この 31mm とか,この 21mm とか,この 70mm とか)も脳裏にちらついているので,だいぶ散財をしそうな予感がしています.嬉し悲しという感覚ですね.

今シーズンは見事に暖冬ですね.これもエルニーニョのせいなのでしょうか?昨冬は近年まれに見る厳冬だったので,それに比べると11月と12月は暖かすぎました.年末になってようやく冬らしくなってきましたが,まだ例年ほど霜が降りることは少ないと感じます.そのお陰で年末の大掃除はだいぶ楽に済ますことができたと思います.

さて,皆さんの昨年一年間はどのような年だったでしょうか?ひょっとすると楽しい思い出よりもつらい思い出が多かったかもしれません.しかし今年こそは楽しい思い出が多い年であることをお祈りいたします.長いおしゃべりにお付き合いくださり,どうもありがとうございました.

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コメント

あけましておめでとうございます
何時も楽しませもらっています

2002年のロンドン行きを最後に
ヨーロッパ方面には出かけていないのですが
アジアの活力は目が離せないと思います

今年もよろしく

投稿: ichiro | 2007/01/02 08:08

ichiroさん,コメントありがとうございました.アジアの活力から元気をもらって,私たちもはりきっていきたいですね.お互いに今年がより良い年でありますように.

投稿: 俊(とし) | 2007/01/02 08:48

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