« トサミズキが満開 | トップページ | ライブ盤の元になった名品 »

2007/03/18

Sand Country Almanac かくあるべし

A Sand County Almanac (Outdoor Essays & Reflections) [ILLUSTRATED] (Hardcover) - by Aldo Leopold (Author), Kenneth Brower (Introduction), Michael Sewell (Photographer)

野生のうたが聞こえる (文庫) - アルド レオポルド (著), Aldo Leopold (原著), 新島 義昭 (翻訳)

タイトルの "Sand Country Almanac" とは,もちろんかの Aldo Leopold の作品のこと.今を遡ること30年ほど前,70年代エコロジーブームの洗礼を受けた私は,生態倫理学の萌芽ともいえるこの作品を実に自然に "発見" し,ペーパーバックの原書を読み進むうちにその概念に酔いしれました.何とかしてこの作品を邦訳しようとペンを取ったものの,あっという間に挫折.ま,無理もありませんね,単なる若気の至りです.

しかしそんな極東の一読者の勝手な都合とは無関係に,この本の価値が減じられるわけでもなく,エコロジーブームがその後何度となく訪れ,うたかたの薄っぺらな思索と行動がいかに論じられ紙の上に記されようとも,この書物を越えるものはいまだ現れないように思います.そんな思いを胸の奥深く仕舞いこんでいるせいでしょうか,昨日の野外陶芸美術館で見つけた陶器の書物が地面に埋もれているさまを見て,この本のことを思い出したのでした.深い森の中,落ち葉に埋もれるように置かれた陶器の書物の数々.一体何が書かれているのでしょうか?

Kasama_mar2007054m

|

« トサミズキが満開 | トップページ | ライブ盤の元になった名品 »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/54612/14305656

この記事へのトラックバック一覧です: Sand Country Almanac かくあるべし:

« トサミズキが満開 | トップページ | ライブ盤の元になった名品 »