桜咲く
東京の桜の開花に遅れることほぼ一週間ですが,我が家の周辺でもこの週末にようやく桜が三分咲きほどになりました.歩いていける距離のところに大きな沼に注ぎ込む川のほとりの桜並木があるのですが,その素晴らしさにも関わらず,地元の人しか訪れることがない場所であるために,花見の人出や喧騒とは全く縁がないその風景が,その素晴らしさを知っている者にとってはたとえようもなく価値のあるものに思えます.
桜並木を歩いていると,地元のかなりお年を召した農家のおじいちゃんが,沢山の肥料の袋を耕運機に曳かせた荷車の上に積んで,田んぼの方へ降りていきました.それを見守っているのは私と妻の二人くらいのもので,それが長年繰り返されてきた日常なんだなということがよくわかるとともに,その美しさもひとしおに感じられます.
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