エゴノキの花が咲く
先週から庭のエゴノキが花をつけ始めました.昨年の報告も5月21日だったので,ほぼ同時期です.エゴは庭木などにも使用されますが,かなりの高木になります.そうすると花がよく見えないのではないかと思われるかもしれません.しかしこの木の花は白く可憐な花が下向きに垂れ下がって付くので,下から見上げるほうが花の姿が良く見えます.私がこれまでに見た最も印象的なエゴノキは,三宅島の大路池(たいろいけ)のほとりにちょうど今頃咲いていた巨木です.ちょうど1978年ころだったと思うので,噴火前の美しい大路池と,無数の純白の花が梢を埋め尽くして咲いていたエゴノキが大変見事でした.このあと三宅島は1983年と2000年に噴火し,島の様子はかなり変わってしまったようです.
エゴノキは大振りの実をつけますが,これにはサポニンという毒が含まれているそうで,鳥もそれを知ってか食べに来ないようです.材質は硬めで剪定はやりにくく,枯れた細い枝はポキポキと簡単に折れます.わが家のエゴノキは実はこれで二代目.先代は虫に食われて枯れてしまいました.
| 固定リンク | 0
「自然」カテゴリの記事
- ガガンボ(2025.06.05)
- 強風の五月晴れ(2025.04.27)
- コガモとアカメガシワ(2025.04.26)
- ムナグロ御一行様お着き(2025.04.26)
- フジが満開(2025.04.24)
コメント