160年前のひのえうま
雑司ヶ谷鬼子母神を約30年ぶりに訪ねました.30年前には近くに住んでいながらも,滅多に訪ねることはありませんでしたが,改めて訪ねてみると,なかなか良い参道と境内があるのですね.特に表参道のケヤキ並木は見事です.樹齢400年クラスのケヤキがまだ数本残っており,それらは東京都指定の天然記念物だそうです.鬼子母神信仰についてはこちらをご覧ください.鬼子母神はざくろの紋章が印象的ですね.
さて,お堂の擬宝珠(ぎぼし)にふと目が留まりました.何か文字が書いてあるではありませんか.読んでみると,弘化三年(1846)の午(うま)の年に奉納したもののようです.今から160年前!ちょっと調べてみると,実はこの年はただの午(うま)年ではなくて何と丙午(ひのえうま)の年.どうやらこの年にお堂を修造したときに奉納したもののようですが,何か思いを込めているのでしょうか?しかし見た目にはまるで新品のように見えました.とても160年の年月を重ねたようには見えません.
| 固定リンク | 0
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 低山を花見登山(2025.04.17)
- ちょっと早めのお花見(2025.04.04)
- パリ・オリンピック開会式に寄せて(2024.08.31)
- バラの花を見てきました(2024.05.15)
- 牡丹園で花を賞でる(2024.04.19)
コメント