« 冬本番 | トップページ | マイナス24度! »

2008/01/16

秀逸な曲がちりばめられたデビューアルバム

Shiver [Enhanced] [from US] [Import] - Jamie O'Neal (アーティスト)

Jamie O'neal はオーストラリア出身のカントリー歌手.この路線は結構多いですね.かつては Olivia Newton-John が代表でした.まあ元はいずれもイギリスかスコットランドかアイルランドなので,そう区別する必要も無いのですが.

さて,この Jamie O'neal ですが,聴いてみると素晴らしい曲が多くてびっくりします.いきなり第1曲目の "When I Think About Angels" と,第2曲目の "There Is No Arizona" でその曲作りの実力を思い知らされます.この2曲はいずれも Billboard の country chart で第1位に輝いたことからも,その曲の良さがわかります.特に "There Is No Arizona" はなかなかの名曲で,ちょうど Rhonda Vincent が "One Step Ahead" で歌った "Missouri Moon" を思い出させます.第3曲目の "Where We Belong",さらに第5曲目の "She Hasn't Heard It Yet" も素晴らしい曲です.

歌手としての彼女は可もなく不可もなくといったところですが,一定の水準をクリアしていることは言うまでもありません.しかし,アメリカのカントリー・シーンでは実力あるアーティストがひしめき合っていますので,残念ながら特に目立つと言うほどではありません.

このアルバムは2001年に出された彼女のデビューアルバム.それでいきなり大ヒットを飛ばした実力と幸運の持ち主.それから7年が経ち,その間に "Brave" というアルバムで再びヒットを飛ばしましたが,他のアーティストのための曲作りでもカントリー界に貢献しているようです.

| |

« 冬本番 | トップページ | マイナス24度! »

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 秀逸な曲がちりばめられたデビューアルバム:

« 冬本番 | トップページ | マイナス24度! »