日だまり
これも昨日のアシ原で撮った一コマ.薄い雲を通して柔らかく暖かな光が降り注いでいましたので,アシ原全体が淡い金色に包まれたように輝いていました.そういう光を写真に撮ると,かえって明度も彩度もコントラストが低くなってしまい,眠たい絵になりがちです.そういうときには,こういう色の濃い被写体を持ってくると,全体がグッと引き締まります.
細いアシのテクスチャーはデジカメ泣かせ.下手をするとディテールがつぶれて壁を塗りつぶしたようになってしまいますし,かといって下手にシャープネスをいじるとこれまたディテールが破綻してしまいます.上の作例では,絵全体のピクセル数を縮小するときに,縮小に最適化されたバイキュービック法でシャープネスを維持しています.これは Adobe Photoshop CS3 の機能ですが,こういう高度な機能を手軽に扱えるようになったことは素晴らしいですね.
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