ASUS P5K-EとPC-UNIX
数年前まで私の自作の PC の中には数台の HDD があり,そこには PC-DOS やら Windows やら Linux やら FreeBSD やら,はたまた実験的な OS やらを同居させていたものでした.しかし,WindowsXP SP2 以降は,そのような開発実験的な趣味は衰え,専ら WindowsXP だけを使うようになっていました.この春,ハードウェアを更新したことが契機になり,再び PC UNIX を使ってみようかという気になって,いくつかの OS を試してみました.マザーボードは ASUS の P5K-E です.
まずは何といっても FreeBSD です.最新の 7.0 のインストールディスクを試してみました.P5K-E は Intel の P35 チップセットと ICH9R を搭載したマザーボードなので,ATAPI はそのままでは準備されていません.このため ASUS は Jmicron の JMB363 というチップを使って ATAPI と SATA RAID のインターフェースを搭載しています.しかしながら,PCIe に接続された JMB363 のドライバは開発途上のようでうまく動いてくれず,ATAPI につないだ CD ドライブを正しく認識してくれません.これは FreeBSD 7.0 の2008年4月の最新の snapshot では解消されているので,7.1 が出たらこれを真っ先に導入してみようと思います.
次は Fedora 8 です.あと数日で Fedora 9 がリリースされるのですが,いずれにせよこちらは Linux なので,HDD のパーティションを贅沢に要求します.私の現在の環境では基本パーティションを一つ,拡張パーティションを一つ,それぞれ WindowsXP のために消費していますので,Linux を同じ HDD にインストールするのは無理ではありませんが,あまりやりたいことではありません.Linux も FreeBSD のような "スライス" という概念で HDD のパーティションを浪費しないような構成をとってもらいたいものです.
ということで,現時点ではいずれの OS も導入を見送らざるを得ませんでした.しかしFreeBSD 7.1 がリリースされたときには,まずこれを導入してみたいと思います.
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