醤油大販賣所
これも週末に訪れたつくば市北条のとある旧家に保存されていた看板のスナップ.古い感じを強調するために,白黒画像をセピア色に着色したものをオーバーレイしています.
この旧家は改装されて,古い街並み保存で町おこしを図る市民グループがギャラリーとして使っています.いつごろ使われていた看板かは良くわかりませんが,昭和初期以前であることは確かなようです.それにしても,醤油の販売を行う看板が看板として成立していたこと自体が驚きであり,大変面白いところです.醸造所の名前もどこか誇らしげに書いてありますね.
ちなみに,この旧家の町内には今でも現役の糀屋さんがあり,米糀,ひしお(醤)糀,味噌糀と表示が出ています.軒先からはニンニクと,もう一種類何かがぶら下げられています.こういう習俗も今では失われかけており,大変興味深いものです.昨年秋にこのブログで紹介した,神田明神入り口の天野屋糀店にニンニクがぶら下がっていましたっけねぇ?
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コメント
惚れ惚れするような看板ですね。帆布製のトートバックにプリントしたら、カッコいいでしょうね。
投稿: umex@白梅亭 | 2008/06/20 03:11