FreeBSDにてこずる
先月 FreeBSD 7.0 をインストールしたとお知らせしたばかり.それ以降,週末のわずかな時間を使って FreeBSD をいじっていますが,なかなかてこずっています.
先週から GCC をインストールしようと悪戦苦闘中です.元はと言えば,FreeBSD の標準インストールでは FORTRAN がインストールされないことから,それならば GCC の最新版をインストールしてしまえ,と思ったのが始まりです.GCC は数年前までは何度もインストールしたことがあり,いつも make 一発でビルドできていたので,少々甘く見ていました.
ところが,ところが,最新版の GCC 4.3.1 をダウンロードしてビルドしようとすると,まずは GMP と MPFR が無いといって怒られます.何じゃこれは?これらは以前は要求されなかったライブラリたちです.仕方なくこれらの最新版 GMP 4.2.2 と MPFR 2.3.1 をダウンロードしてインストールします.
それから再度 make してみるものの,非常につまらないシェルスクリプトのバグで進行が止まってしまいます.これは明らかに変.ふと思いついて,make ではなくて GNU make を使ってみると,すんなりと make が進みます.えー!?
だいぶビルドが進んだところで,今度は zip が無いといって止まってしまいます.仕方なくこれも FreeBSD の package から zip と gzip をインストール.
これで快調にビルドが進むようになりました.60分ほどビルドのステージが進んで Java のライブラリを構築にかかりましたが,ここで問題が発覚.実際に使用された Makefile を分析してみると,GCJ の argument として ld に渡すオプションの記述がおかしく,ld には解釈不能のオプションになってしまい,そこでビルドがストップしてしまいます.
-Wl,-rpath -Wl,/usr/local/libという文字列がそのまま文字通り ld に渡されてしまっているよう.これは configure の問題かなぁ?
週末の悩みは尽きず,徒に時は過ぎていくのでした.
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