寝苦しい
梅雨明け以降,寝苦しい夜が続き,このところ慢性的な睡眠不足です.私の住むところは首都圏のヒートアイランドからは遠く外れた田園地帯なので,日が暮れると気温がすーっと下がってさわやかな夜に・・・なるはずだったのですが,梅雨明け後の太平洋高気圧の勢力が弱く,典型的な夏型の気圧配置になっていないため,朝晩の風が弱く,おまけに湿度も梅雨の時期そのままで,大変寝苦しい夜が続いています.
太平洋高気圧が弱いということは,それを作る元になっているフィリピン東海上の上昇気流が弱いということ.ということはこのあたりの海水温が平年よりは低いのでしょう.雲の発生が盛んで日照が不足しているのかもしれません.このところこの海域では立て続けに台風が発生していますので,ありえる話です.
| 固定リンク | 0
「自然」カテゴリの記事
- 稲の開花とハクレン(2022.08.06)
- やませが吹いた(2022.08.05)
- ヤブデマリの実とセミの抜け殻(2022.07.30)
- 火山が一番恐ろしい(2022.07.25)
- ツバメのねぐら入りの季節(2022.07.24)
コメント
最期の段落の論理「台風がたくさん発生しているので雲が多くて日照が少なく,そのために海水温が低い」というのは良く考えてみるとちょっと変ですね.海水温が低ければ台風の発生も少ないはず.うーん,よくわかりません.
投稿: 俊(とし) | 2008/08/17 20:42
海流の変化とその原因をお調べになってはいかがですか?温度だけではなく、貿易風などの卓越風の変化や、塩分の変化による海水密度の不均一などがあると聞いています。
地球レベルのシステムの話ですから、私にはとうてい分かりませんが!
投稿: みえこ | 2008/08/19 21:52
みえこ様,コメントありがとうございます.
私とて,完全な素人,アマチュア気象愛好家なので,本当のところは良くわかりません.しかし,おっしゃるように,卓越風の変化でエルニーニョは発生するそうですし,塩分濃度の不均一も海流の大きな変化をもたらすようですから,海水温だけの考察では不十分なのでしょう.
台風が少ないと言っているうちに,東南アジアには二つ,カリブ海には一つ,台風が生まれていますね.
投稿: 俊(とし) | 2008/08/19 22:16