清澄界隈 (2)
昨日の記事の続きです.萬年橋をちょっと渡って隅田川ほとりの遊歩道を少し歩きます.ここは松尾芭蕉にゆかりの場所とのことで,いくつかの記念碑的なランドマークがあるのですが,あまり気をそそられなかったのでこれらはパス.それより私が感じたのは大きな川のほとりの気持ち良さです.隅田川は江戸時代には物流の大動脈だったはずですが,今でも色々な船が行き交っているのがわかります.写真の左手に見える優美な曲線を描く橋は "清洲橋".ドイツはケルンにあった大吊橋をモデルに設計されたそうです.
萬年橋を渡り直して清澄方面に戻ります.全く偶然の発見だったのですが,この辺りには相撲部屋が多いのですね.単なる鉄筋のアパートだと思っていると,バルコニーからまわしが何本も干してあり,正面には "何々部屋" と書いてあるのでへぇー?!と思いました.見かけた部屋だけでも "北の湖部屋","大嶽部屋","錣山部屋" などがあります.
その後清澄庭園に立ち寄ります.回遊式日本庭園なのですが,池の中には大きな鯉と亀が多く,子供にとってはなかなか楽しいところではないでしょうか?ナナカマドの紅葉が始まっていてきれいでした.お隣は清澄公園.なぜか背の高い木造の時計塔が建っていて,これはなかなか絵になります.秋の暖かい日差しにヤナギの葉が逆光に美しく映えていました.
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コメント
日本の雑誌を、食い入るように、読むの同じような感じで、
日本の光景の写真を、見入りました。
日本も、写真だけなら、美しい!!
投稿: Mari, your cousin. | 2008/11/15 22:12