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2008年11月

2008/11/30

紅葉の美

久しぶりに週末が好天に恵まれたので,自宅の周辺を散歩してみました.もう晩秋というか初冬なので,サクラのようにすっかりと葉を落としてしまった木もあれば,黄葉した葉はかろうじて付いているものの強い風で吹き飛ばされる最中の木があったり,今が紅葉の盛りという木もあったりと色々です.雑木林を遠くから見ると,パッチワークのように紅葉した木が分布しているのがわかります.

Aroundhome_nov2008124m

私が好きなのは,高木の紅葉よりは,低木の肉厚の葉が複雑な色彩のグラデーションで紅葉しているもの.自然の美の精妙さに感じ入らずにいられません.

Aroundhome_nov2008082m

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二番穂枯れる

昨年もほぼ同時期に同じ内容の記事をポストしているのですが,今年も霜が降りるようになって二番穂が枯れてきました.それでもちゃんと実は入っているので,これから初冬にかけては鳥たちの貴重な食料になります.

Aroundhome_nov2008005m

田んぼによっては,稲刈り後の切り株を田んぼに鋤き込んでしまったところもあるのですが,この辺りではほとんどの田んぼは切り株を残したままなので,二番穂が育ち実を付けたまま冬枯れるという光景が毎年続いています.毎年書いているのですが,どうせだったら冬季湛水をやってくれませんかね?

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2008/11/23

ガソリンが値下がり

Gasolinereceipt

一時は1リットル160円以上にまで値上がりしたガソリンが,このところだいぶ値下がりしてきました.昨日ガソリンスタンドでガソリンを入れたら,会員価格ではありますが,何と1リットル115円!先週のニューヨーク・マーカンタイル取引所 (NYMEX) で WTI が1バレル50ドルを切ったので,さらに値下がりが期待できます.

私の場合,ガソリンよりも灯油の値段のほうが気になります.昨シーズンの冬は,灯油の値上がりにだいぶ苦しめられたので,今年はもう少し安くなってくれないものかと思います.もっとも,価格の上昇は消費の抑制には最も効果的なので,化石燃料の消費を抑えなければならない私たちにとって,あまり手放しで喜んではいられません.

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2008/11/22

一気に読める,知と理の限界

理性の限界――不可能性・不確定性・不完全性(講談社現代新書 #1948)(新書) - 高橋 昌一郎(著)

気楽に読めて面白く,かつ深みのある本です.現代科学の最前線で,その科学自身の限界についてこれほど深い研究が行われていることに関して,敬意を払いたいと思います.

著者が紹介する理性の限界には三種類あります.まずは,完全に民主的な意思決定手段は原理的に存在し得ないことを証明したアロウの不可能性定理.これは民主主義にロマンを感じている人たちには残酷な話ですが,民主的な意思決定とは何かを定義する部分にわずかな疑義は残るものの,大筋では合意せざるを得ない結論です.この原理の派生系として,一見民主的に見える投票による意思決定も,実は選挙制度の細部によって結果を左右することが出来る,というのは大変重要な結論です.日本の小選挙区制,アメリカの大統領選挙の選挙人制度などがすぐに思いつきますね.

次は,量子力学でおなじみのハイゼンベルク不確定性原理.先日の書評 "多世界解釈の入門書" でも取り上げました.これは,ともすると人間の観測手段の不完全さによって粒子の位置や運動量の不確定さが残るのだと誤解している人がいますが,実はそうではありません.たとえ完全無欠のラプラスの悪魔や,はたまた完全無欠の神が誤差ゼロの観測を行ったとしても,粒子の位置や運動量には確定できない,というところにこの原理の凄みがあるのです.そう,位置や運動量は常に揺らいでおり,粒子の位置や運動量は点ではなくて確率的な広がりを持っているのです.古典物理の素養のある人が電子の二重スリット実験の結果を知ると背筋が寒くなるのは,それが私たちの日常感覚からあまりにかけ離れているからですが,しかしこれが宇宙の現実なのです.以下の YouTube のビデオは大変秀逸な解説になっています.

そして,この著者の最後の極め付きは,もちろんゲーデル不完全性定理です.この本は素人にとってぎりぎり理解できる範囲の記述になっていますので,一般読者にとっても何とか読み進められると思います.私自身は,大学教養課程の論理学の講義の中で,まず一階述語論理完全性定理の証明を学んだ後で,二階述語論理の系で不完全性定理の厳密な証明までやったのですが,なんとも不思議な感覚を覚えました.これこそ理(ことわり)の限界だと感じたものです.何しろ公理系から組み立てられた体系の中に,その体系では真偽が決定できないものが含まれるというのですから,これもある種のおぞましさを含んでいると思います.この本を読んでも同様の感覚を味わえると思います.

全体としては,大変気楽に読めるように工夫されており,通勤電車の中でも一気に読めます.それでいて現代科学の根幹に関わる議論が行われているのが凄いところ.万人にお勧めできる出色の出来です.

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2008/11/21

11月の冬晴れ

今朝はこの秋一番の冷え込みとなり,自宅の周りには真っ白にが降りていました.こうなると草は急速に枯れていきます.夏にはあれほど隆盛を誇ったクズセイタカアワダチソウも茶色く萎びていきます.

Ca251116m

一方,都心は抜けるような青空が続いています.富士山もきれいに見えて,まさに関東地方の冬晴れ.このようなお天気が11月の中旬に見られるのは結構珍しいのではないでしょうか?

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2008/11/16

熱海,暁の海

久しぶりに熱海に一泊してきました.前回熱海に泊まったのは,もう今から20年以上前です.それ以降も日帰りで熱海を訪れたことは何度かありますので,街の変貌の様子などは知っていたつもりですが,それでも実際に泊まってみると,従来との変化がわかりました.

熱海に限らず,鬼怒川温泉や塩原温泉など都市圏から客を呼び込む温泉街は,団体の宴会旅行を受け入れることを前提として運営されていました.しかし20年ほど前から,企業などの団体旅行は下火になり,かといって個人客を呼び込むための経営ノウハウや差別化の開発は進まず,大変苦しい経営状態に追い込まれました.熱海の海岸通りも廃業になったホテルが目立っていた時期があります.この状態は今でも続いていると言ってよく,九州の由布院黒川温泉などの一部の例外的な温泉街が活性化に成功しているに過ぎません.

今回宿泊したホテルでも個人客を呼び込むための工夫が様々に凝らされているのはよくわかります.海側の眺望の良いホテルなので,"日本一,月がきれいに見えるホテル" というキャッチフレーズで,主として女性客の呼び込みに努めています.月のリズムで体と心を癒されるというという触れ込みです.当然のごとくエステティックサロンがあったり,プライベートビーチがあったり,バラの花を広げた露天風呂があったりします.驚いたことに,日没時のサンセットハイクや,ネイチャーガイドに引率されたナイトハイクまでプログラムが準備されています.大変充実したコンテンツが用意されていて,一昔前の温泉ホテルとは隔世の感があります.

Ca251108m

それでも活気はいまいち.何かもう一工夫欲しいところ・・・そういう思いを抱いてベッドに入り,翌朝窓を開けて見えた光景が上の写真.眺望の良さは本当に見事なものです.遠くに見えるのは初島.ここもバブルの頃には長銀を含むグループがリゾート開発を行いましたが,あえなく失敗.しかしその後エステティックサロンによる個人客の呼び込みには成功したようで,ここをモデルにするホテルも多いとか.

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2008/11/12

光と影が織りなす綾織り

Between Here and Gone [Import] [from US] - Mary Chapin Carpenter(アーティスト)

このブログでも何度か取り上げている (*1, *2) ベテランのカントリー・シンガー・ソングライターである Mary Chapin Carpenter の2004年のアルバムです.プラスティックの Jewel Case ではない紙のジャケットは,まるで印象派の画家が描いた風景画のようで,アーティスト本人の姿はどこにもありません.彼女のアルバムではこれは珍しいことです.

以前にも書いたとおり,彼女の音楽性は光と影が織りなす美しい綾織りとでも言うべきもの.現代に生きる私たちの希望と不安,喜びと悲しみを高度に音楽的に表現し,カントリー・フォークを現代的で音楽性の高いものに引き上げました.これは彼女自身が子供の頃からうつの傾向があったことと無関係ではないかもしれませんが,しかし,うつの暗さには捕らわれず,必ず明るい希望の光を添えているところが彼女の音楽の救いであり,すばらしいところです.Wikipedia の記事によれば,彼女は2007年のツアー中に肺血栓塞栓症 (Pulmonary embolism; PE) を発症.健康状態には懸念が残る昨今のようです.

さてこのアルバムでも彼女は非常に安定した音楽を聴かせてくれます.光の影の絶妙なバランスはこのアルバムでも十分に発揮されています.ゆったりとしたテンポ,アルトの落ち着いた声,そして暗さと明るさが綾織りのように交錯するメロディーライン.彼女らしい音楽がゆったりと流れ,この歌手の音楽性を味わうにはもってこいの一枚です.

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2008/11/09

環境倫理学による思想の大転回

環境倫理学のすすめ(丸善ライブラリー)(新書) - 加藤 尚武(著)

すでに15年以上も前の著作であり,同じ著者による続編 新・環境倫理学のすすめ も出ているのですが,それでもこの本の価値が減じることはありません.私はかねてより,野生生物保護から出発して広い意味での環境保護の思想に広く触れてきたつもりですが,それでもその考え方を突き詰めて考えるとどのようなことになるのかというところには思いが至りませんでした.しかし,この本を読むと環境に関する倫理というものが私たちに突きつける様々な課題をよく整理することが出来ます.この本が私たちに明示する課題は以下の通りです.

(1) 自然の生存権の問題
人間以外に権利概念を拡張できるか?
そもそも権利とは何か?
(2) 世代間倫理の問題
環境問題に民主主義は機能するか?
共時的決定と通時的決定の得失
(3) 地球全体主義は成立するか?
個別利害を超えた全体最適を実現できるか?
選択の自由度を現世代と未来世代双方に保証できるか?

そして,これらの問題を突き詰めて考えていくと,私たちの価値の拠り所となる概念,すなわち,自由平等正義権利に根本的な再検討を加える必要が出てきたり,また近代化保守主義進歩主義というような歴史の基礎概念にも,疑問符をつけて再検討に附さざるを得なくなることがわかってきます.

まず(1)の自然の生存権は人間中心主義の否定と言い換えても良いものですが,しかし西洋思想の根幹を成す聖書との相性が極めて悪く,西洋はこの克服に苦労してきました.しかし西洋においても,聖書以前には人間と自然を同列に置くアニミズム的な思想があったのではないかと想像しています.東洋はどうかというと,心理的な障壁は低いものの,実利的な面では人間を優先することは暗黙のうちに行われてきました.近年の自然保護思想との相性が良いのですが,権利とは何か?という面からも掘り下げが必要だと著者は主張しています.

次の(2)の問題は大変深刻です.次の世代が私たちと同じような自由と豊かさを享受できるためには,私たちは再生可能な資源のみを消費しなければならない,という命題は非常に強烈で重みがあります.次の世代はさらに次の世代に対して同じ命題を背負いますので,これが守られるかぎりは数学的帰納法によりこの命題に対する世代間倫理は守られることになります.しかしながら,現在の私たちは "持続可能な成長" という明らかな欺瞞で問題の深刻さを見て見ぬ振りをしているわけで,今の速度で化石燃料を消費していけば,3世代から4世代以降の人類は,いざという場合にも化石燃料を燃やして得られる効用を享受できなくなります.再生可能エネルギーだけで社会を維持するためには,それまでに増えきった人口を劇的に減らさなければならず,飢餓と紛争が地球上いたるところにはびこることでしょう.

最後の(3)の問題も(2)と同様に深刻です.未来世代の選択の自由を守るために,現世代の選択の自由を制限することは許されるでしょうか?あるいは発展途上国の経済発展を助けるために,先進工業国は生活水準を落として自らの二酸化炭素排出量を減らすべきでしょうか?人類はそのような選択に耐えられるでしょうか?あるいはこのような選択を回避するための新たな方策が原理的にあり得るのでしょうか?

私はこの本を10年ぶりで再読しましたが,大変新鮮な驚きを持って各章を読み進むことが出来ました.哲学や倫理の時間を越えた普遍性の力を改めて思い知らされます.今回特に心を動かされたのは,(2)に関連した通時的決定システム共時的決定システムの利害得失,それに関連しますが本来の保守主義の見直しです.通時的決定とは,社会がその共同体を長期安定に維持するために長い試行錯誤を通じて獲得した沢山の社会的なタブーや決まりごとです.封建時代を想像するとわかりやすいでしょう.これに対して共時的決定とは,ある時代における生存者の間のみで同意された事柄で,過去世代とも未来世代とも合意を図ることを意図しておらず,下手をするとその世代のみの利己的な決定に陥る恐れがあります.現代の化石燃料文明は実はこの共時的決定の結果と言えるでしょう.しかし,私たちは祖先やまだ生まれていない未来世代と合意のための現実の交渉をすることはできません.出来ることは,彼らの気持ちをおもんばかって自らの意思決定に修正を加えることだけです.

私は長い間封建的価値観には嫌悪感を持ち,進歩主義を信奉してきた傾向があります.しかし,保守主義には人類の長い経験から得られた智慧が込められており,地球環境問題を論じる際には,むしろ尊重されるべき考え方が含まれているということをこの本から学びました.

本来の保守主義ならば,再生可能な薪や炭の文明から再生不可能な化石燃料の文明への移行を否定したはずです.しかし進歩主義はそれを喜々と受け入れます.ここに近代主義に対する疑問が沸き起こりますが,しかし問題はそこに留まらず,人間の知性の限界にまで思いを馳せざるを得なくなって悲しくなります.日本の場合に話がややこしいのは,環境保護に関しては,政治的な保守が進歩主義を採り,政治的な革新が保守主義を採っているというねじれがあることで,これにはよく注意しなければなりません.

21世紀は,人類の知性が試されている非常にクリティカルな時代だと思います.私も明確な解決案を持ち合わせていないので偉そうなことは言えないのですが,人類知性の格上げが出来なければ,世界中で地域紛争が増え,飢餓と疫病がはびこり,しかも地球の平均気温はじりじりと上がってますます飢餓に拍車がかかり,下手をすると気候システムに大変動が生じて次の氷河期の引き金を早めに引くことにもなりかねません.ここ50年ほどが残された時間です.虚無主義の立場に立てば,そうやって人類が自ら滅んだ後に新たな地球生態系が再生されるとも言えますし,定量的な虚無主義とでも言えばよいのでしょうか,人類の人口をどの程度まで減らせば地球は持続可能かという議論もできるとは思うのですが,現実解があるようには思えません.

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2008/11/08

これぞ現代のブルーグラス!

Good Thing Going [Import] [from US] - Rhonda Vincent(アーティスト)

Rhonda Vincent はここ10数年のブルーグラスの世界では最も名声と実力を兼ね備えた女性アーティストの一人です.私はこの人のアルバムを聞いて女性ブルーグラスの世界に入っていった経緯があるため,このブログでも度々取り上げてきました(*1, *2, *3).彼女は主としてマンドリンを弾き,そして歌うのですが,全体として実に草臭い音楽を,非常に高い質で作ることが出来る稀有な存在です.

彼女の歌声には以前にも書いたとおり明確な特徴があります.一つは,やや乾いたアルトの声を強く前に押し出し,抜群の安定感をもって長く引っ張る,という特徴です.ハーモニーコーラスでこの特徴は遺憾なく発揮され,まさに彼女を特徴づけ識別できる唱法として確立されています.もう一つは,こちらは欠点なのですが,アルトの音域が高音側に狭く,高域の発声に無理があるという点です.今回のアルバムでもこれらの特徴はそのまま反映されていますので,あーやっぱり Rhonda の声だ!と安心?して聴いていられます.

今年1月に出されたこのアルバムは,良い曲が多くパフォーマンスも素晴らしいものばかりなので,大変なお買い得感があります.ひょっとしてこのアルバムは Grammy を獲れるのではないでしょうか?これまでの Rhonda Vincent のアルバムの中でも,前作と同じかそれ以上に Rhonda らしい充実した内容を楽しむことが出来ます.Rhonda Vincent 一座(笑)が総力を結集して制作したアルバムということもライナーノーツのクレジットを読むとすぐにわかります.私が特に気に入った曲は,第3曲の Russel Moore とのデュエット曲 "I Give All My Love to You" と,第7曲の "I Will See You Again".私は Rhonda Vincent の歌に関しては,アップテンポの曲よりはスローテンポの曲が好きなもので.

しかし,ジャケットの写真を見ると彼女も老けてきましたね.1962年7月の生まれなのでもう46歳.90年代前半の Rebel レーベルの頃のまだ初々しい感じの写真に比べると,だいぶ貫禄?がついてきました.まだしばらくは今の音楽スタイルで押していけると思いますが,そろそろ新しい境地を開拓する必要があります.その準備を始めているとは思いますが,成功し過ぎた現行スタイルを持ってしまうと,その転換は難しいかもしれません.

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2008/11/05

ライダーの聖地,大観峰

突然ですが,九州は阿蘇山外輪山の一角にある大観峰に行ってきました.ここは外輪山の最高地点であり,阿蘇の中央火口丘である "阿蘇五岳" を眺めるには最も良いとされているところですが,実は外輪山自体を眺める場所としても第一級の場所です.この辺りの外輪山は,阿蘇カルデラの内側に向かって大変な急勾配で落ち込んでいるので,まるでグランドキャニオンのようだと言うアメリカ人がいるくらい.日本離れしたスケールの大きな景観を楽しむことが出来るということで昔から名勝の誉れ高く,かの徳富蘇峰がここを訪れて大観峰と命名したことを記念する石碑まで立っています.ただし下の写真はその石碑ではありません,悪しからず.

Daikambo_Nov2008012m

さて昔はさほど交通の便も良くなかったのですが,今では周辺に大変良い道路ネットワークが整備されたため,大観峰は九州のモーターサイクリストにとっての "聖地" の一つになっています.それ以外にも RC グライダー(ラジコングライダー)にとっての聖地の一つでもあります.

ちょうど私が訪れた日は,お天気はまあまあだったのですが,薄いもやがかかって遠目が利かず,阿蘇五岳はヴェイルの向こう側でしたが,近くの外輪山は十分によく見ることができました.本当に久しぶり,数十年ぶりの大観峰の大観望に感激しました.

そして聖地に相応しく,駐車場には沢山のライダーたちがやって来ていました.オフロードタイプはほとんど無く,オンロードの長距離ツーリングに適した大型バイクがずらり.ほとんどは九州内のナンバープレートでしたが,中には本州のものもちらほら.航空会社の中には,バイクを預かって空輸または陸送し,人間は飛行機で移動して九州内のツーリングを楽しむというパッケージを提供しているところもありますので,本州のライダーが多かったとしても不思議ではありません.

Daikambo_Nov2008020m

そして,やはりいました RC グライダーのおじさん.大観峰のまさに突端から少し下がったところに陣取り,翼長 1.5 m 程度のグライダーを自由自在に操っています.いわゆる Ridge Soaring という飛び方をベースに,アクロバティックな旋回も交えたマヌーバです.風は強く,しかも複雑に乱れているため,相当の腕がないとこれほど見事に飛ばせることは出来ないと思いますが,最後はちゃんとふわりと着地させて無事回収.すごいですねぇ.

その後はミルクロードを辿って外輪山を下り,江戸時代の参勤交代路があった二重峠(ふたえのとうげ)を見学.阿蘇山は五岳もいいけど外輪山もいいですよ.

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2008/11/03

Ubuntuを8.10にアップグレードしました

しばらく前にインストールして使い始めた (*1, *2) Ubuntu 8.04.1 (Hardy Heron) ですが,新しいバージョンが出たのでアップデートしてみました.これまでのバージョン 8.04 は 3年間の LTS (Long Term Support) が謳われているのですが,今回の 8.10 (Intrepid Ibex) はそうではない通常のバージョン.それでもネットワーク上でアップデートが出来るというのでやってみました.

ところがこれがえらく時間がかかりました.インストールされているパッケージの状況を一つずつ確認し,新しいパッケージをダウンロードし,それからインストールして古いパッケージを消去する,ということを半自動で行うのですが,所々でアプリケーションの古い設定を保つのか上書きするのかを訪ねるダイアログが現れるので,それに答えないとシーケンスが先に進みません.従ってその場を離れられないのが最大の欠点かな?

日本語用パッケージの更新は日本ローカルのサービスなので,別のユーティリティ "日本語版セットアップ・ヘルパ" を立ち上げて行うのですが,これがうまく行きません.日本ローカルの Web ページに書いてある幾通りかの代替方法を試してみて,ようやく全てのパッケージのアップデートが完了しました.

Ubuntu_Screenshot810

新しい Linux カーネルは 2.6.27 です.だいぶバージョンが上がりましたね.GCC も最新版の 4.3.2 にまで上がっています.X.OrgGNOME なども最新のものに更新されましたので,出来ることの幅が広がったのではないかと思います.

デフォルトの壁紙がサギからライオン?に変わったようです.私は以前のサギの絵が結構気に入っていたので,これは少し残念.まだアップデートしたばかりなので,これからしばらく使い込んでいくつもりです.

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