Ubuntuを8.10にアップグレードしました
しばらく前にインストールして使い始めた (*1, *2) Ubuntu 8.04.1 (Hardy Heron) ですが,新しいバージョンが出たのでアップデートしてみました.これまでのバージョン 8.04 は 3年間の LTS (Long Term Support) が謳われているのですが,今回の 8.10 (Intrepid Ibex) はそうではない通常のバージョン.それでもネットワーク上でアップデートが出来るというのでやってみました.
ところがこれがえらく時間がかかりました.インストールされているパッケージの状況を一つずつ確認し,新しいパッケージをダウンロードし,それからインストールして古いパッケージを消去する,ということを半自動で行うのですが,所々でアプリケーションの古い設定を保つのか上書きするのかを訪ねるダイアログが現れるので,それに答えないとシーケンスが先に進みません.従ってその場を離れられないのが最大の欠点かな?
日本語用パッケージの更新は日本ローカルのサービスなので,別のユーティリティ "日本語版セットアップ・ヘルパ" を立ち上げて行うのですが,これがうまく行きません.日本ローカルの Web ページに書いてある幾通りかの代替方法を試してみて,ようやく全てのパッケージのアップデートが完了しました.
新しい Linux カーネルは 2.6.27 です.だいぶバージョンが上がりましたね.GCC も最新版の 4.3.2 にまで上がっています.X.Org や GNOME なども最新のものに更新されましたので,出来ることの幅が広がったのではないかと思います.
デフォルトの壁紙がサギからライオン?に変わったようです.私は以前のサギの絵が結構気に入っていたので,これは少し残念.まだアップデートしたばかりなので,これからしばらく使い込んでいくつもりです.
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コメント
今頃になって,Ubuntu 8.10 をクリーン・インストールして気が付いたのですが,8.10 ではフロッピーディスクがサポートされていません.つまり,/dev/fd0 がデフォルトでは存在しないのです!
これは一大事!道理で GRUB を /dev/fd0 にインストールしようとしても失敗したわけです.仕方が無いので,インストールCD でシステムを立ち上げた状態で,mknod で /dev/fd0 を作り,その状態でインストールを実行して GRUB を /dev/fd0 にインストールすることが出来ました.
こうやってシステムは立ち上がるのですが,相変わらず /dev/fd0 は無いままなので,rc.local の中で mknod を実行して毎回作るようにしています.9.04 LTS ではフロッピーのサポートを復活させてほしいなぁ!インストールシステムが CD 一枚に収まらなければ,DVD にしても良いではありませんか!FreeBSD もそうなったわけだし.
投稿: 俊(とし) | 2009/01/18 11:16