赤熱を撮るのは難しい
春が近づき,ストーブを使うのもそう長くは無いと思って,灯油を使い切るために燃やしていたのですが,ふと思い立って赤熱している燃焼部分を写真に撮って見ました.オートフォーカスが結構難しくて,あまりジャスピンでは無いのですが,それよりも驚いたのは露出です.
カメラの液晶で確認したときにはよく撮れたと思ったのですが,Photoshop でレタッチしようと画像を開いてみてビックリ.赤色のヒストグラムが大幅に飽和しています.そう思って -1.33EV の露出補正をかけてさらに数枚撮ってみますが,それでも赤の飽和は収まりません.これはいかなこと,-2.0EV の補正でもわずかながら飽和が残っています.
見た目には特に特定の色が飽和しているようには見えないのですが,これはよくよく注意しなければなりません.そういえば,花の写真を撮るときにも,黄色が飽和したり,赤が飽和したりしていることはよくあります.こういう時にカメラの自動露出はあまり当てにできないので,何度か試し撮りをして RGB のヒストグラムを確認しながら露出補正をかけるしかありません.露出はカメラにお任せという人も多いと思いますが,なかなか難しいものです.
| 固定リンク | 0
「カメラ・写真」カテゴリの記事
- やっとタシギが来訪(2023.01.21)
- ヒクイナが出てきた(2023.01.20)
- Photoshop と Bridge の困ったところ(2022.10.22)
- だいぶ花穂が伸びてきた(2022.03.25)
- 鳥影の自動計数(続き)(2021.08.30)
コメント