« 2009年3月 | トップページ | 2009年5月 »

2009年4月

2009/04/30

モッコウバラも満開

題名そのまんまです.今年はモッコウバラの開花も早いような気がします.このバラは棘が無いので扱いやすく,また病害虫にも強いので育てやすく,我が家のご近所でもあちこちのお宅の庭に見かけます.

Springhome_apr2009129m

| | コメント (0) | トラックバック (0)

必読の世直しリーダーシップ論

国をつくるという仕事(単行本) - 西水 美恵子(著)

望湖庵日記の読者であれば必読の本です.

西水美恵子さんは元々は経済学者.研究休暇の一年間を世界銀行で過ごしたときに,世銀の "現場" の一つカイロで強烈な原体験を受け,それ以来 "世界から貧困を無くす" ことを使命とする世銀の活動に身を投じた人です.そして彼女がこの本で説くのは "リーダーシップ".それは,貧困を無くすための国づくりに最も必要なこととして身に沁みているからでしょう.しかも,著者が説くリーダーシップは政治家のそればかりとは限りません.自助自立の精神を以って共同体や社会を変革している草の根のリーダーたちにこそ,彼女は光を当てようとしています.

西水さんの一連の著作を私が知ったのは,それらが (独)経済産業研究所 (RIETI) の Web ページに掲載されていたからです.今から4年ほど前のことだったと思います.彼女は2003年12月から2008年11月まで RIETI のフェローでもあったので,その活動の一環として著作が掲載されているのです.彼女が世銀で担当していた南アジアに根深くはびこる "劣悪な統治".それは組織的な汚職収賄横領不作為などからなりますが,要は同胞の苦境を救うための金品(とその背景にある人々の善意)を,私利私欲のために横取りし,同胞の苦境を意に介さない行動様式全体を指すと考えてよいと思います.

西水さんの一連の話を読んで思い出したのは,私の友人で国連のある機関に職を得てバングラデシュに赴任した人が何かの折につぶやいた言葉,「だってあの国の役人連中は国を良くしようなんて全然考えてないのよ.私腹を肥やすことばかりに熱心なの.」1980年代,今から25年ほど前に聞いた言葉でしたが,まだ純真だった私はこれに相当ショックを受けました.

西水さんもこの現場に飛び込んでいきます.彼女が立派なのは,必ず貧困の現場に飛び込み,そこでホームステイをして現場の真実を自らの目で確かめ,現場の声に耳を傾けることです.そして正しいと思ったことを貫き通す.この考え方は後に世界銀行の組織改革にもつながったのだそうですが,とにかくその一貫した姿勢には胸を打たれます.この本では彼女の南アジアでの足跡が30数篇のエピソードとして語られますが,いずれも著者が実際に足を運び,見聞きしたこと,感じたことが綴られていて,しかも箴言・教訓満載です.日本の政治家,特に地方の小ボスたちに聞かせてやりたい話が多いのも,むべなるかな.

そして,著者が現場で最も痛感したのが,繰り返しになりますが "リーダーシップ" だったのだと思います.組織や社会は一人の優れたリーダーで大きく変わることが出来る,この経験と信念が草の根の開発援助の基本方針になっていることは,至極当然のことだと思います.

私は以前このブログで "テロリスト育成の三条件" として,"貧困","差別","劣悪な統治" を挙げました(*1, *2, *3)が,これはこれまでの西水さんの著作に触発され,ほとんど引用のつもりで書いたものです.世界から貧困を無くすということが,このように難しいこと,しかし,世界から貧困を無くすことが,日本の安全保障にとっても重要で価値のあること,そして何よりも,同じ人間としてこれらの問題を放っておく気分にはなれないこと,これらのことをもっと多くの日本人が知るべきでしょう.開発援助の現場がこのようなものなのだということを,初めて知る日本人も多いと思います.そういうところで活躍する人たちが,日本人も含めて,少なくないということも知っておくべきでしょう.この本が不景気で内向きになりがちな気分を打ち破るきっかけになってほしいと思います.

実はこの4月,西水さんはこの本の出版を記念して来日され,講演会やサイン会を催されました.私もその中の一つの講演会に足を運び,本にサインをしていただきました.ありがとうございました.なお,この本の印税は全額がブータン王妃が主宰するタラヤナ財団に寄付されるとのことです.実は私もこの財団に寄付をしました.寄付はこちらからできます.日本でもこういう国際的な寄付も税控除対象になってほしいものです.


参考として,だいぶ昔に読んだ本で,開発援助の現場についてジャーナリストの視点から書かれた本を紹介しておきます.

市民と援助―いま何ができるか(岩波新書)(新書) - 松井 やより(著)

古い本なのでとっくに絶版だと思いますし,日本の援助施策の後進性をジャーナリスト的に告発するタイプの本だったので,世評は分かれていたと思いますが,一つのエポックを刻んだ本であることは間違いありません.私はこの本で欧米の NGO やその活動について初めて知ると同時に,彼我の差を思い知らされショックを受けたことを覚えています.現在でもその差は縮まっているようには思いませんが,しかしペシャワール会や,ピースウィンズ・ジャパンなどの活動を見ると,規模の点では欧米の NGO にはかなわないけれど,価値観押し付け型ではない草の根の開発援助は,日本人ならではと期待しています.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/04/29

早やナナカマド開花

今年の春は進行が早いと実感していますが,わが家の庭でも早やナナカマドが開花してしまいました.ナナカマドは,若い頃信州の山々でその美しい紅葉を見て以来好きになった木です.近所のホームセンターの園芸コーナーで安く売っているのを見つけて自分で植えたのですが,関東の平野部の夏の暑さが気に入らないらしく(私自身も気に入りませんが),紅葉はほとんどしないし赤い実もなかなかつけてくれません.以前,十和田湖畔の街路樹が全て背の高いナナカマドで,しかもたわわに実を付けていたことに感動したことを思い出します.このブログではこの季節になるとナナカマドを取り上げることが多いですね(*1, *2).

Springhome_apr2009102m

それでも初夏のこの白い花だけは割引無しにその美しさを楽しませてくれます.この花が咲き出すと,わが家では夕方戸外でビールを楽しめるようになる,そういう花です.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/04/27

第n感覚

人間の基本的な感覚には5種類(実際には7種類以上)あって,それを五感というのは誰しも知っていることです.これは,人間の体に多種類の物理的・化学的な刺激を感じる感覚器官(センサ)があって,しかもこのセンサからの入力信号を適切に処理して脳の中枢に伝えることが出来る能力を意味しています.

基本的な五感に対して,高次感覚と呼ばれる副次的な感覚があります.その代表的なものが視覚に対する立体視です.私なりの理解では,高次感覚は基本的な五感の刺激が,脳の中で処理されることにより新たに生み出される情報を,感覚として受容することです.眼の網膜に結像された光の刺激は,網膜背後の神経回路網で輪郭抽出や動き検出などの低次の画像処理を行われた後,脳に送られますが,左右一対の眼からの信号が,脳の中でさらに処理されることにより遠近感の情報が生み出され,これを脳はある種の感覚として受容します.

これ以外に,共感覚という奇妙なものもあって,例えば高い声を "黄色い声" と言うように,ある種の感覚が他の種類の感覚をも生じさせることがあるのですが,これについてはここでは扱いません.

私は,高次感覚はこれからも技術の進歩と共に開発される可能性があるのではないか,ということを長年考えてきました.そのきっかけは,物理現象のコンピュータ・シミュレーション結果をコンピュータ・グラフィックスで可視化するときの不便さを改善することを考えていたときに閃いたものです.

流体力学のコンピュータ・シミュレーションが80年代に飛躍的に進歩し,90年代にはそれが普及期に入りました.それと共に,シミュレーション結果の膨大な情報量をどのように可視化するのかということが大問題になりました.特に,3次元空間における物理量を,2次元のディスプレイ画面や印刷物上でどのように可視化すればよいのかについてはいまだ最適解は無く,目的に応じて様々な方法を使い分けています.

一つの手法として,Volume rendering という手法が開発されました.これは3次元空間の各点で値(スカラーでもベクトルでもよい)を持つ物理量を,各点に物理量に応じた色やその濃淡を与え,それによって構成された仮想的な立体物をコンピュータディスプレイ上で眺めるというものです.これによって複雑な流体現象を "何となく感覚的に" 理解できるようになりました.この手法はその後各分野に応用され,特に医療分野での画像診断に威力を発揮していることはよく知られています.

私が提案する高次感覚は,この Volume rendering を出発点にしています.可視化する物理量を色やその濃淡で表すと同時に,手に嵌めたセンサ・グローブによって触覚として感じるようにすると,どのようなことになるのでしょうか?ここでセンサ・グローブとは,コンピュータに接続された機器で,手のひらや指のあらゆる表面の接触圧力を計測してコンピュータに送ると同時に,逆にコンピュータから接触圧力を制御して,手のひらや指にあたかもそこに物体の凹凸があるかのように感じさせることができる,まだ未完成で開発中のユーザ・インターフェースです.これはもっと広い意味で "タンジブル・ユーザインターフェース (Tangible user interface)" と呼ばれるものの一種で,MIT石井裕教授がその提唱者です.下に YouTube に投稿された Stanford University での石井教授の講義を掲載しておきます.

例えば,画面に立方体が見えているとしましょう.このとき,センサ・グローブを嵌めて,仮想空間の中に手を伸ばし,この立方体を "触る" ことができます.このとき,この立方体に "硬さ" とか,"めり込み易さ" という量を定義して,指が立方体の中に入り込むようにすることも可能です.立方体中心に近づくに従って,例えば密度が大きくなるような場合には,指が感じる硬さが増す,あるいは指が動くときに感じる粘り気が増すというようにすることができるはずです.

ここまでは従来からよく研究されてきたことですが,ここからが高次感覚の出番です.視覚で仮想空間内の立方体を見ながら,触角でその立方体を撫で回したり,内部に指を突っ込んだりしたときに,何かこれまで存在しなかった新しい感覚が生まれるはずだ,というのが私の仮説です.そう "視覚×触覚" という新しい感覚です.これは脳の中で生まれる高次の感覚で,視覚と触覚という本来別々の刺激が相互に作用し合い,脳の中でこれらが融合して出来る新しい情報を,あたかもそれが感覚であるかのように受容するものです.これはこれまでに人類が味わったことのない感覚なので,誰もが訓練なしに感じることが出来るわけではないと思います.まずはセンサ・グローブを嵌めてディスプレイの前に座り,色々なものを見ながら触るという行為を繰り返して,この感覚を開発していかなければならないでしょう.

この感覚は五感の他にたくさんの高次感覚を生み出す可能性を秘めています.それで私はこのような未開発の高次感覚を集合的に "第n感覚" と呼ぶことにしたいと思います.石井教授たちが "multimodal senses" と呼んでいるものに似ていますが,私の第n感覚が未知の高次感覚である点が相違点です.

こういうことを言い出すには分けがあります.私は子供の頃から,夢というか妄想の中で,自分の手ではない何かで物体を掴む,あるいは具象的な物体ではない抽象的なもの,例えば喜びとか悲しみを掴んでその感触を感じる,という感覚を味わってきました.私はこれを "心の手" と呼んできましたが,その心の手とは一体何だろうかと考え始めたのがきっかけです.この奇妙な感覚が上で述べた視覚×触覚の高次感覚と同じものとは考えていませんが,かなり近いものではないかと今でも思います.

この高次感覚が開発されると,私はユーザインターフェースの新たな用途が開けると信じています.上記の医療分野の画像診断が最も近い応用先でしょうが,これ以外にも様々な分野で,ひょっとすると抽象的な概念とのインターフェースが開けたりすれば,大変面白いと思います.

これは単なる仮説であり,ひょっとすると単なるたわごとに終わってしまうかもしれませんし,私自身はこのような分野を切り拓く研究を行えるわけでもありません.それでも,誰かがこのようなことにヒントを受けて,研究を始めてくれないかなぁと思ってこのメモを書いた次第です.

参考として,神経科学システム神経科学認知神経科学,MIT の Tangible Bits などへのリンクを書いておきます.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/04/26

春の歳時記

春の歳時記と聞いて皆さんは何を思いつきますか?日本人の大半が農業を営んでいた時代であれば,誰でもがすぐに思いつく,というか体が覚えていたのではないかと思います.水田地帯であれば,春は田起こし,水路の補修,あぜ作りなどから始まって,苗代作り,代かきへと進んで,最後のしめは田植え,ということになるのでしょう.

畑作地帯になるとこれがどうなるのか,残念ながら私にはよくわかりませんが,畑作の場合には,何を作るかによっても作業の中味は変わってくるのだと想像しています.ネギの場合は,種まき後,成長に合わせて畝を盛り上げていく作業がおそらく必要です.葉菜の場合はどうなんでしょうねぇ?根菜の場合は?私の場合,水田は毎日自宅の窓から見ているので大体の歳時記はわかっているつもりなのですが,畑はすぐ近くにはあるものの,毎日その作業を眼にするわけではないので,記憶に残らないのです.

Aroundhome_apr2009143m

上の写真は何か作業中のまま広い畑の中においたままになっている耕耘機.実はこの写真は Photoshop でかなりレタッチしています.まず耕耘機の赤い色を彩度を上げて強調.背景の緑の木立と空の明度をグラデーションをつけて落とし,耕耘機の印象が強く目立つようにしてみました.しかしながら,被写体のトラクターが遠く,画面に占める大きさが小さすぎるため,耕耘機の印象がどうしても弱いのが反省点.もう少し長いレンズで撮るべきでした.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/04/25

試験管ブラシの木

今週は肌寒い日が多く,春から一気に初夏に進むかと思われた季節も,しばらく足踏み状態です.特に今日は,冷たい北東の風に乗って大粒の雨が叩きつけるという,週末としては最悪の状態です.明日もお天気が悪いそうなので,この週末は家でじっとしている以外になさそうです.

さて下の写真は先週末に近所をお散歩したときに取ったウワミズザクラの花.わが家ではこの木のことを,この花の形になぞらえて "試験管ブラシの木" と呼んでいます.新潟県では "杏仁子(あんにんご)" と呼んで食用にしているそうです.

Aroundhome_apr2009153m

ウワミズザクラは高木に育ち,花は高い梢にぶら下がっているので,望遠レンズでも使わなければクローズアップを撮るのは難しいのですが,たまたま人の背丈ほどの若木に花が付いているのを発見!このように近寄って撮ることが出来ました.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/04/21

ヤエザクラが満開

題名の通りです.すぐ近くの公園の一角に咲いていたヤエザクラの花を撮ったものです.この季節,ソメイヨシノオオシマザクラに始まって,いわゆるヤマザクラ,そして今はヤエザクラと,日本の春は本当に豊かな花の歳時記を披露してくれます.

Aroundhome_apr2009100m

葉っぱを透かして太陽の光が当たっている光の加減が非常に美しいです.しかもこの緑色は桜餅の緑色ですね.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/04/19

ヒメコウゾの花

昨日歩いた谷津田の縁で見かけたヒメコウゾの花.ヒメコウゾ(Broussonetia kazinoki)とカジノキ(Broussonetia papyrifera)を掛け合わせた雑種が和紙の原料として有名なコウゾ(Broussonetia kazinoki x B. papyrifera)なのだそうです.確かに学名はそうなっていますね.以前は,コウゾ,ヒメコウゾ,カジノキの三種は明確に区別されておらず,呼び方も混同されていたそうです.それで,江戸時代に日本を訪れたシーボルトも,カジノキとヒメコウゾを混同してヨーロッパに紹介したため,ヒメコウゾの学名にカジノキが残ってしまっているとのこと.このように間違いが固定されてしまった学名は鳥の種名などにもあります.

それにしても,この独特の雌花は大変フォトジェニック.

Toyamacho_apr2009045m

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/04/18

谷津田のあぜ

自宅からちょっと距離のあるところの谷津田を散歩してきました.まだ代かきには早いのですが,田起こしやあぜ作りはもう済んでいて,下の写真のような立派なあぜが出来ていました.最近ではあぜはトラクターのアタッチメントで作ることが出来るので,昔のようにで土を持ち上げてぺたぺたと叩いて整える,などということをする必要はありません.あっという間にあぜを作れるというのはいい過ぎですが,鍬に熟練しなくてもあぜが作れるようになったのは画期的です.

Toyamacho_apr2009009m

谷津には数種類のカエルの声が響き渡っており,野鳥も盛んにさえずっていました.今は巣作りや抱卵,子育てに最も忙しい時期.田んぼに水が入ると,カエルの声は大合唱になってもううるさいというくらいになるはずです.あと1,2週間ほどですね.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/04/17

この天使の歌声を聴け

おそらく今週世界で最も有名になった女性はこの人,Susan Boyle,47歳,失業中.4月11日に英国はグラスゴーで収録されたテレビ番組 "Britains Got Talent" の Series three の初回で見事な歌声を披露した女性.一見ものすごくダサいおばさんで,三人の審査員たちも最初は半信半疑で相手をしており,きっと笑いを取るためのエントリーだと思っていたらこれが大間違い!最初の一小節を聴いただけで彼らの顔色が変わります.まさに天上の天使の歌声.彼女が歌ったのはミュージカル "Les Misérables" の中の "I Dreamed a Dream".三人の審査員全員が YES と判定.客席は歌っている最中から総立ちの喝采で彼女を讃えました.

まずはここをクリックして,彼女のパフォーマンスを堪能してください.(このリンクはすでに切れているのでこちらをご覧ください.HD画質で見ることができます)

この "事件" はイギリス中で大変な評判になったらしく,早速 BBC が自宅取材のインタビューを流しています.一躍時の人ですね.それにしても素晴らしい歌声.プロフェッショナルではないごく一般の素人の中にも,素晴らしい才能が埋もれているのを発掘することが出来たことで,このようなオーディション番組に対する評価は当分維持されることでしょう.

驚いたことに,すでに Wikipedia には彼女についての詳細な解説がアップされています.まだ書かれたばかりなので,これから多少の修正が入るとは思われますが,この早さはさすが Web 2.0 だけのことはあります.

さらに驚いたことに,上に記した "Britains Got Talent" や "Les Misérables" の解説記事に,すでにこの Susan Boyle のパフォーマンスのことが書かれているのです.彼女がステージで歌ったのは4月11日なので,まだ一週間も経っていません.なんという早さ!なんという世界同時性!本当に地球は一つということを実感させられた出来事でした.

| | コメント (2) | トラックバック (2)

2009/04/15

ツリガネスイセン

昨日の夜は都心で夜遅くまで酒を飲んで騒いでいたのですが,ふと気が付くともう終電の時間.これはまずいと思って店の外に出てみたら,これがものすごい強雨.タクシーを拾って駅に着いてようやく終電には間に合ったものの,60分後,自宅の最寄り駅からうちに向かって歩き始めたら,豪雨に襲われ下半身はびしょびしょ.午前様でずぶぬれになって帰宅して,あれやこれやとやっていたものですから,当然本日は睡眠不足.一日中体がだるくて辛いこと辛いこと.

Springhome_apr2009090m

上の写真はシラー・カンパニュラタ(ツリガネスイセン)と呼ばれる園芸植物.わが家の庭でも花をつけ始めました.つぼみの状態の色と形が独特の魅力を持っています.この写真ではつぼみの部分に光が当たっていなかったので,選択して明るさを増やすようレタッチしました.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/04/13

エゴノキも新緑

このところ,毎日のように春のニュースが眼に飛び込んできては,それをこのブログにアップしてます.これは先週末に庭で芽吹いたエゴノキ.まだ本当に出たばかりの新芽です.これから徐々に葉として成長し,初夏には白い清楚な花を下向きにつけるエゴノキ本来の姿を見せてくれることでしょう.

Springhome_apr2009079m

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/04/12

ハナカイドウも満開

庭ではハナカイドウの花も満開です.この木は,つぼみの状態が大変可愛く,小さな赤いボンボンのようなものが一つの枝から房状にぶら下がっているのが特徴です.育てていると枝が大変暴れるので,その剪定がなかなか難しいのも特徴です.

Springhome_apr2009024m

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/04/11

どぉっと芽吹き

今週は非常に暖かく風も弱かったので,芽吹きがどんどんと進みました.特にここ二日間ほどで,これまで新芽が膨らんではいたものの芽吹いていなかった木々の新芽がどぉっと芽吹きました.その勢いはものすごいもので,きっと植物も相当のエネルギーを使っているものと思われます.昨夏の間に幹や根に溜め込んだ養分をこの日のために準備していたと言っても過言ではありません.

Springhome_apr2009036m

新緑は大変みずみずしく眼にも鮮やか.こういう被写体を写真に撮ると,写真全体が緑色にかぶることが多いので,ホワイトバランスには注意する必要があります.また,特定の色だけが飽和することもありますので,ヒストグラムも注意深くチェックする必要があります.上の写真は花が終わって葉が開いてきたトサミズキです.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/04/08

スミレも盛んに

これも同じく日曜日の散歩のときのスナップ.下草刈りをして手入れの行き届いた林床ではスミレの群落がそこここに目立ちます.スミレの仲間は種類が多く,また変異もあるので,同定が大変難しいことがあります.下の写真はおそらくタチツボスミレと思われますが,花弁の付け根の部分の色が濃く,変異が目立ちます.

Aroundhome_apr2009091m

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/04/07

あぜはタネツケバナでいっぱい

自宅の眼下には広い谷戸に田んぼが広がっているのですが,あぜはタネツケバナの白い花でいっぱいです.あぜだけではなく,昨年秋の稲刈り以降まだ一度も耕されていない田んぼの中でも,この白い花がたくさん咲いています.一見地味ですが,私は水田地帯に春を告げる特徴的な花だと感じています.

Aroundhome_apr2009002m

花そのものは大変小さいので,その詳細をよく観察する機会は少ないかもしれませんが,花弁は4枚,オシベも4本です.直立した茎に白い花がたくさん付いているのですぐにわかります.早春から咲き始め,かなり暖かくなってからも咲き続けています.北半球に広く分布するそうですから,今頃世界中のあちこちでこの白い花が見られることでしょう.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/04/06

そしてようやくサクラ

昨日はお天気もまあまあ,暖かい春の日差しが柔らかく注いでいます.ちょうどこのあたりではサクラが三分から五分の咲き.来週は暖かい日が続くとのことなので,来週末にはサクラは散り始めているはず.となると,今年のお花見は今日をおいてはありません.先週まで低温が続いて開花が遅れていただけに,今日がおそらくチャンスです.

そう思って近所の歩いていけるところにある桜並木を訪れました.木によって咲き方は違いますが,ソメイヨシノはほぼ五分咲き.ヤマザクラオオシマザクラは三分咲き程度.しかしお花見にはこれで十分.しばらくサクラの下を写真を撮って歩きました.今回の発見はオオシマザクラ.ヤマザクラが褐色の葉と共に花が咲くのとは異なり,オオシマザクラはみずみずしい緑色の葉と共に白い花が咲きます.これがなかなか見事.

Aroundhome_apr2009079m

100_views_edo_116ソメイヨシノは満開が過ぎてサクラ吹雪の頃に歩くのもまた格別なのですが,咲き始めの頃もなかなか風情があります.サクラ吹雪で思い出しましたが,私がこれまで最も美しいと感じたのは,10年ほど前のちょうど今頃,早稲田の面影橋あたりの神田川です.サクラの花びらがそれこそ吹雪のように舞い,それが神田川の水面を一面のピンクに染めて,それは素晴らしい光景でした.

コブシが終わり,サクラが終わると,いよいよ新緑の季節.東京ではもうケヤキが芽吹いています.

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2009/04/05

遅咲きのコブシ

うちの近所ではコブシは一,二週間ほど前が開花のピークだったので,今では痛んで茶色くなりかけた花びらが目立ちます.しかし,谷戸の斜面の縁の日当たりが悪いところに,数が少なく花弁も小ぶりながら,清楚な美しさだけでは負けない花が咲いていて,大変フォトジェニック!思わず何枚も写真を撮ってしまいました.

Aroundhome_apr2009012m

カメラは愛用の PENTAX K10D,レンズはこれも愛用の SMC PENTAX FA31mmF1.8AL Limited です.このレンズの描写力が大変よく生きました.フォーカスの芯が狭いので苦労しますが,うまく合ったときの描写力は絶品です.花弁だけではなく,それを支える枝の表面や,つぼみの描写が素晴らしい.上の写真は解像度を落としているのでそこまではわかりませんが.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年3月 | トップページ | 2009年5月 »