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2009年6月

2009/06/28

梅雨本番

昨日は梅雨の晴れ間だったのですが,強烈な暑さで関東地方は軒並み30度を越え,南風が強く入ってまさに真夏を思わせるお天気でした.しかし夕方になると気温は急速に下がり,過ごしやすい夜になりました.

Summerhome_jun2009039m

今日は朝からどんよりと曇り,夕方からは雨が降ってきました.今日,沖縄は梅雨が明けたそうです.これから本州は梅雨本番になります.明日からは一週間毎日雨が降るという予報.しかも気温はじりじりと上がり,真夏の到来を予感させる雰囲気です.

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2009/06/25

クロイチゴ

自宅から駅までの通勤途上の家庭菜園に,毎年見事な実をつけているクロイチゴの木があります.今年も実が色づいてきましたので,写真を撮ってみました.英語ではラズベリー(raspberry),フランス語ではフランボワーズ(framboise)と呼ばれて人々に親しまれているキイチゴの仲間です.

Summeraroundhome_jun2009001m

まだまだ色が変わっていく様子が楽しめるので,何回か写真に撮ってみようと思っています.

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2009/06/23

暑くなったらやっぱりビール

梅雨も中盤に差し掛かり,いよいよ蒸し暑くなってきました.今週は台湾の北のほうにある台風が暖かく湿った空気を日本方面に送り出しているとかで,とうとう日本本来の蒸し暑さがやって来たな,という感じです.私の苦手な季節の始まりです.

これだけ暑苦しくなると,やはりビールが美味しくなります.日本の気候ではビールは当然冷たくして飲むもの.グラスの周りにはあっという間に露が付いてどんどんぬるくなっていきますので,そうならないうちにと思って飲み干すとすぐにお代わりを注ぐので,またそれを飲んで,とやっているとあっという間に許容量を飲んでしまうのが悲しいところ.

Summerhome_jun2009031m

夏と言っても日本よりはるかに涼しいイギリスでは,ビールのうちエールは常温で飲まれるのが伝統的なスタイル.大きなパイントグラスに注いでちびちびとやるのがイギリス流ですが,あちらの気候ではこの方がむしろ美味しいのです.ところ変われば楽しみ方も変わりますね.でも最近は世界各地で冷たく冷やしたビールを飲むのが一般的なようです.

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2009/06/21

梅雨空

このところ梅雨らしい天気が続いています.この週末は昨日が比較的よく晴れて梅雨の中休みのような感じだったのですが,今日は早朝からかなり強い雨.午前中は断続的に強い雨が降り続きました.

Summerhome_jun2009026m

今春に新調したわが家のウッドデッキが雨に濡れていい色になっています.薄い水の膜が曇り空の鈍い光を反射して,微妙なテクスチャを作っています.今日買ったばかりの新しいコンパクトデジカメでの撮りおろしです.まだ使い方がよくわかっておらず,とりあえず電池を充電して基本操作を勉強中です.これまでのコンパクトカメラとは操作体系が違うので,慣れるには少し時間がかかりそう.画質はまあまあかな?オートホワイトバランスはなかなか優秀なようです.

Summerhome_jun2009024m

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2009/06/19

Refsort/Ruby 1.31 Released

先週 Refsort/Ruby 1.30 をリリースしたばかりですが,案の定ちょっとした不具合が見つかり,それを修正してだいぶ robust になったと思いますので,再びアップします.いちおう Ruby の最新版である 1.9.1 p129 でチェックしてあります.だいぶ実用的になったと思いますので,ぜひお使いください.HTML で書いた手引きも新に作成して添付しました.

実行時間を計測してみると,システムの locale と異なる文字コードを読み込むときにはそれなりに時間がかかっているように見えます.文字コード変換にはそれなりの負荷がかかるということなのでしょう.

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2009/06/14

Refsort/Ruby 1.30 Released

馬鹿の一つ覚えのようにメンテナンスを続けている自作ソフトがあります.辞書参照型ソーティング・フィルタの "Refsort/Ruby" です.このブログで最初に紹介したのが2006年8月26日で,その次にアップしたのは2007年5月26日だったので,もう2年以上も前のことです.

このソフトは,Ruby というスクリプト言語のプログラムとして書かれていますが,普通のソーティング・プログラムのように,数値や文字コードの順番に入力されたリストをソートできるだけではなく,あらかじめ準備した辞書の並び順に従って入力されたリストをソートできることが特徴です.例えば,鳥類や植物,昆虫などの名前が任意の順に記載されたリストを,分類学上の順番に並べ替えてくれます.私はバード・ウォッチングのフィールドノートを PC 上で整理するときのためにこのソフトを開発しました.最初の版は MS-DOS 上の C 言語で記述したもので,もうかれこれ20年ほど前のことです.

その後しばらくは放って置いたのですが,PC のハードウェア性能が飛躍的に進歩したために,Perl や Ruby などのスクリプト言語が実用的な速度で走るようになり,C 言語で書いたプログラムを Ruby でスクラッチから書き下ろしました.その際に,スクリプト言語ならではの柔軟性を生かして様々なオプション機能を追加してきました.

ここ数年は Ruby 1.8 系列が安定していたため,Refsort/Ruby も安定していられたのですが,昨年暮れ頃から新しい系列 1.9 がリリースされ,しかもこの系列では言語仕様が大幅に変更になったので,その対応をしたのが今回のリリースです.

これまでの版からの最大の変更点は文字コードの扱いです.これまでの Ruby は漢字コードの種類を起動時オプションや $KCODE という変数で指定していたのですが,Ruby 1.9.1 からは文字列オブジェクトが自らの文字コード情報を保有するという画期的な実装に変更されました.これは他に例を見ない野心的な試みで,多くの柔軟性を生み出すと同時に,プログラマには細心の注意を要求します.この変更を理解し,スクリプトとして実装するためにかなりの時間がかかってしまいました.まだ理解は十分では無いのですが,Refsort/Ruby を動かすための最低線はクリアできたと思いますので,リリースすることにしました.

今回の改訂から,辞書ファイルの冒頭行には使用する文字コードをマジックコメントとして指定することが強く推奨されます.また辞書ファイルと異なる文字コードで書かれた入力を与える際には,入力ファイルの冒頭にもマジックコメントが必要になります.この煩雑さの代償として,辞書ファイルと入力ファイルで文字コードが異なっていても良い,という柔軟性が得られるようになりました.

具体的な運用はこれからなので,しばらく使い勝手を確かめながら,様子を見ることにしたいと思います.最新版のダウンロードはこちらからどうぞ.画面右のサイドバーにもリンクを張っておきます.

Ruby 本体のダウンロードはこちら
Refsort/Ruby 本体: refsort_v130.rb
日本産鳥類: jbird201.lzh
日本産種子植物: jplant053.lzh

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2009/06/13

寄付要請のダイレクトメール

日本の6月は賞与が支給される季節です.今年の日本企業の賞与は,経済危機の影響で大幅減額が相場.大企業の場合でだいたい20-30%の減額が普通のようです.住宅ローン教育ローンを抱えてふうふう言っているご家族も多いので,大変なインパクトでしょう.ある経済研究機関によれば,日本全体での賞与の減額は定額給付金の総額をはるかに上回るのだそうです.定額給付金についてはこのブログでも紹介しましたが,賞与の減額を上回る規模でなければ効果が薄いのかもしれません.

しかし,大企業や公務員は大変恵まれています.私自身の経験からすれば,財務基盤の弱い零細企業やベンチャー企業などでは,このような経済危機に際しては賞与はたちまちゼロになり,さらに月例給も遅配となることが珍しくありません.メディアが "どこそこの会社ではボーナス何10%減" と大見出しで報道する場合がありますが,"もらえるだけいいよね" というのが彼らの本音.日雇い労働者はそもそも仕事にありつけないので,全くどこの世界の話だろう?という感覚だと思います.こういう苦しさは,一生を大企業なり公務員なり一つの共同体組織で過ごす日本のサラリーマンには,理解してもらえないでしょう.

Medecinssansfrontiers

さて,ここ数年,賞与の季節になるとどっとやって来るようになったのが寄付要請のダイレクトメール.過去に寄付をしたことのある NGO などからダイレクトメールや,場合によっては電話での寄付の要請が来ます.今月受け取ったものだけでも,"国境なき医師団 Medecins sans Frontiers","国連難民高等弁務官事務所 UNHCR" の支援団体である "日本UNHCR協会","WWFジャパン","Bhutan Foundation" などがあります.いずれも私が過去に寄付をした NPO です.最近はこれらの NGO も Fundraising のスキルが向上し,一般企業並みに CRM を重視した資金集めが出来るようになってきました.良いことだと思います.過去20年ほどは自然保護団体中心に寄付をしてきたのですが,最近は難民支援や開発援助系を増やしています.今回はどこにいくら寄付しようかと思案中です.

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2009/06/09

Cluster Mapsを置きました

このブログの右端の列には色々なガジェットを載せていますが,先週末から "Cluster Maps" というものを載せています.これは,このブログへ世界のどの地域からアクセスがあったのか,その統計情報を世界地図上にマップしたものです.

Locations of visitors to this pageこれを見るとなかなか面白いことがわかります.このブログへのアクセスのほとんどは日本国内からなのですが,中には中国やヨーロッパ,そしてオーストラリアからもアクセスがあることがわかります.これらはひょっとすると検索ロボットが徘徊しているだけなのかもしれませんが,世界の各地からこのようにアクセスを受けていると想像するのはなかなか楽しいものです.さすがに南極からのアクセスはまだありませんね.

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2009/06/06

ドクダミの花

Summerhome_jun2009014m

梅雨に入る直前に地面を埋め尽くすのがドクダミの花.この植物は日本語では響きが悪いためか,あまり人気が無いようですが,しかしよく観察するとなかなか美しい花です.匂いがちょっと独特のきつさであることを除けば,何も悪く言われる理由はありません.薬効はよく知られていて,漢方では代表的な解毒剤.中国南部からベトナムにかけては香草として食用にするようです.加熱すると匂いが弱まるのでしょうね.

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2009/06/05

アカンサス咲く

アカンサスはわが家の庭のメンバーとしてもう10年以上の歴史を持っています.従ってこのブログでも時々取り上げてきました(*1 *2).今年も梅雨に入る前に花を付け始めました.地中海地方が原産で,ギシリア国花.以前,イギリスで見たアカンサスが,我が家のそれと比べるとずいぶんと貧弱だったので,涼しい気候には合わないのだろうと思ったのですが,結構寒さにも強いそうです.暖かいわが家の庭では,それはもう栄華の限りを尽くして繁っています.あまりにも偉そう.

Springhome_may2009144m

花穂の下から順番に花が咲いていくのが面白いのですが,全体でどれくらいの期間咲いているのか,計ったことはありません.一ヶ月ほどでしょうか?

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2009/06/03

資源問題を環境倫理学的に解く

資源クライシス だれがその持続可能性を維持するのか?(単行本) - 加藤 尚武(著)

環境倫理学を専門とする哲学者加藤尚武さんの最近の著作です.この本は加藤さんのこれまでの著作をある程度読んでいることが理解を深める前提になるように感じました.例えば,このブログで昨年秋に取り上げた "環境倫理学のすすめ" や "新・環境倫理学のすすめ" などです.これらの著作を読んでいないと,環境問題をとことん突き詰めて考える倫理学としての思考の枠組みが無いままで,この本の真髄を捕らえることは難しいのではないでしょうか?上記二書はいずれも新書で比較的手軽に読めるので,ぜひ一読をお勧めします.また,環境倫理学については Wikipedia に大変良くまとまった解説があり,それがとりもなおさず加藤さんの著作の要約になっているので参照するとよいでしょう.

さて,この本の中で特に私の印象に残ったポイントを挙げると,以下のようになります.

まず目を引いたのは,第3章 "ベネズエラの石油と政権" 末尾の以下のフレーズです.

資源を持たない国の優位はどこになりたつか.皮肉なことに資源を持たない国こそ先進国である.いずれすべての国が資源を持たない国になっていく.資源を持つ国の危険は,資源があるからこそ,資源の不在に耐える技術と生活形態の開発が困難になるという点にある.産油国にとって未来はいつも無に向かっていく歩みである.そして,いつかは資源の無い国になってしまう.これが資源保有国の悲劇的運命である.
同様の内容が第5章 "資源ナショナリズム" でもさらに掘り下げて語られます.資源の無い国,わが日本は,資源の不在に耐える技術と生活形態を開発し,資源を永久にリサイクルして賄っていけるような持続的経済・産業体制を築いていかなければなりませんが,これはいずれ他の国々も追随せざるを得ないものです.この意味で日本は世界最先端を走っています.遅れて近代化をスタートし,なりふり構わぬやり方で世界中の資源を確保しようと努力している中国を反面教師とし,自らの進むべき方向を再確認する必要があります.持続可能性を追求するイノベーションこそが人類の生存を保証できるのです.

次に注目すべきと思ったのは第9章 "森林を保つ方法" の末尾.島崎藤村の "夜明け前" を引き合いに出して語ったことです.曰く,江戸時代の過酷な森林保護政策こそが日本の自然を守ってきた,明治維新以降,これらの森林が民間に払い下げられ,人々がそれまでの抑圧から解放されて自由を得るようになったことが,日本の自然破壊の引き金を引いた云々.

持続可能性を保証する主体は何であるのか.森林保護という持続的な仕事を維持することを,市場経済は引き受けるのか.官僚制度は,その任を負っているのか.政治は,これほど長期に渉る因果関係の認識と,それにもとづく「民衆の敵」となっても森林を守るという責任を果たすことが出来るのか.私たちは,今,現代から逆に徳川林政の方向に未来像を置かなくてはならないのではないか.
これは,著者が "環境倫理学のすすめ" で説いた "通時的決定システム" そのものです.封建時代にはこのシステムはよく機能していましたが,近代化に伴い民主主義という "共時的決定システム" が幅を利かすようになり,環境の持続可能性が次々と崩れてきた姿が現在です.しかし,今の政治システムでこのような不人気政策を採るのは至難の業です.大衆の覚醒を誰が引き受けるのでしょう?

最後にへぇー?と思ったのは,第12章 "人間という資源" 末尾の以下のフレーズです.

幸い日本には,持続可能性を維持する主体を形成する可能性がまだ豊かにある.

環境政策が有効に機能するためには,政治主体の強力な指導性が必要である.日本では政治の外部に形成されている潜在的な主体性が,国民への直接的な影響力を発揮することで,政治主体を環境政策の強力な遂行者へと追い込んでいく可能性がまだ存在すると思われる.
著者はかなりの楽観主義者なのですね.これに比べると私はすでに諦めを通り越してニヒリズムの領域に達しています.

この本は,前作,前々作で展開した環境倫理学を,資源問題に応用したという側面を持っています.著者の思いは首尾一貫していて,持続可能性を実現するために何をなすべきか,何を改めるべきかに焦点が当てられています.資源ナショナリズムに対する環境倫理学からの批判や,人類の智慧のひとつである超長期に渉る通時的決定システムなど,読者が初めて耳にする説も多いのではないでしょうか?しかし,環境を守るということはどういうことかを,突き詰めて考えることの大切さを十分に味わうことが出来ると思います.

数は少ないのですが,ところどころに技術的な知見に対する誤解が残っており,おや?と思わされることがありますが,全体の論旨に影響を与えるほどではありません.多くの方々にお勧めしたい本です.冒頭にも書いたとおり,前作,前々作と併せてお読みください.

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2009/06/01

ガクアジサイ

Springhome_may2009121m

梅雨が近づくにつれてアジサイの花が開花するというのは,四季を持つ私たち日本の気候の何とも素晴らしいところ.過去にこのブログでもこの季節になると紹介して(*1 *2)きました.現在最も一般的に見られるアジサイが日本原産のガクアジサイ (Hydrangea macrophylla) を品種改良したものであることは,もっと知られて良いと思います.下の写真は,わが家の庭に咲く原種ガクアジサイ.非常に細かいテクスチャーの花の部分がカメラ泣かせですが,何とか写っていると思います.周辺の萼(がく),いわゆる装飾花の色は大変微妙で変化が大きく,これがこの花の魅力の一つでしょう.紫にピンクの条が入ったりして,微細に見ていくと大変素晴らしいものがあります.

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