二重橋
桜田門から城内に入ると,と言っても今ではだだっ広い皇居前広場に出るだけなのですが,お堀に沿って左に曲がるとすぐに二重橋が見えてきます.この橋はなぜか大変有名で,私もご幼少のみぎりに,はとバスか何かの団体で記念写真に納まった記憶があります.
ところが,このみんなが二重橋と思い込んでいる橋は実は二重橋ではありません.この橋は "正門石橋" という身も蓋もない名前.では二重橋はどれかというと,この石橋の奥にかかっている鉄製の橋のことで,正式名称は正門鉄橋(せいもんてつばし)という,これまた身も蓋もない名前です.この正門鉄橋のさらに向こうに伏見櫓が見え,これが景観上の良いポイントになっています.
この正門入口の両脇には儀仗兵(日本では軍隊ではなく警察庁皇宮警察本部の皇宮警護官)がいますが,英国のバッキンガム宮殿のような観光客向けの仰々しい衛兵交代儀式などは行われていないようです.
正門石橋の欄干にはライオンの足を持つ欧州王朝風の灯火台が置かれています.これがいかにも極東の新興国だった大日本帝国の列強に伍していこうという上昇志向を表していて,様々な感慨にふけるためのきっかけになっています.でも私はこのような装飾品は大好き.
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