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2010年8月

2010/08/24

WZ Editor 7 がリリース予定

私がブログを書くのに愛用している WZ Editor 6 が,8月31日で販売を中止し,9月1日には次のバージョン WZ Editor 7 のプレビュー版を公開するのだそうです.えーっ!?WZ Editor 6 は発売から2年くらいしかたっていないし,私自身まだ十分に使いこなしていないのに,もう次のバージョンに行っちゃうの?それは無いよ!まだ買ってから1年も経っていないのに.

おまけに,充実したマクロプログラム群が魅力だった WZ Editor 5 を捨てて,マクロプログラミング言語の仕様を大幅に変えてしまった結果,WZ Editor 6 ではユーザーによるマクロがほとんど書かれず,エディタ自身の使い勝手が大幅に落ちたことを反省しているのかなぁ?

WZ Editor 7 がどのような仕様のエディタとして設計されているのか,プレビュー版を見てみるまではわかりませんが,どうせだったら,64 bit ネイティブ対応,XHTML 編集機能として WZ Editor 5 + XHTML 編集マクロ相当の機能,スニペットの充実,Ruby スクリプト編集機能,などがあるといいなあ.さらに,WZ Editor 独自の書式付編集機能は継承してほしいです.過去の資産がかなりあるので.

仕様があさっての方向に進むようだと,私としてはこのエディタとのお付き合いもそろそろ終わりということになると思います.

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2010/08/23

ついにISDNを解約

本日,10年以上の長きにわたって加入し,しかも初期のインターネット接続で大変お世話になった ISDN を解約し,従来のアナログ回線に戻しました.

えーっ!まだあんなもの使ってたの?と言われそうです.もう光回線を5年以上も使っているので,もっと早く解約すべきだったのでしょうが,ISDN の i ナンバーという番号追加サービスを使って FAX 専用番号を持っていたので,なかなか解約に踏み切れなかったためです.

ISDN は NTT 技術陣が総力?を挙げて開発した次世代型のデジタル加入者線サービス.NTT はこのために新たに D70 という新鋭デジタル交換機を開発し,全国に配備しました.しかも宅内にもデジタル通信バス(S点インターフェース)を張り巡らすことができて,それによる高速・高品位のデジタルライフが可能になる・・・はずだったのですが,結果は皆さんご存知の通り.結局 ISDN の普及は限定的なままで,そのシェアを食っていったのは xDSL という変調方式によるデジタル加入者線サービスでした.これは電話局からの距離が長くなると急速に伝送品質が落ちて通信速度が落ちるのですが,しかし日本の大部分の地域ではこの方式が今なお優勢です.

宅内の ISDN バスに至っては,このバスに接続できる機器はほとんど発売されず,多くの人はその存在すら知らなかったはずです.私は自宅を新築するときに,まだ最新のテクノロジーだった ISDN を装備することを決意.宅内にも ISDN バスを張り巡らしてしまったのですが,結局10年以上たった今でも,一度もこのバスを使用したことはありません・・・とほほ

なぜこのようなことになってしまったのか,NTT が技術の方向を読み誤ったということは後付けで可能ですが,話はそう単純ではないと思います.ISDN は高品位の伝送が保証できることが売りなので,当初は xDSL のようなある意味いい加減なサービスが出てきても十分に対抗できると思っていたのではないでしょうか?私もそう思っていたので,家を新築するときにわざわざ ISDN バスを張るような設計をしたのです.

しかし,当初いい加減だった xDSL のサービス品質がどんどん上がり,ヤフー BB のような価格破壊者・既存秩序破壊者が出てくるに及んで,形勢がどんどん不利になり,巨額の設備投資を十分に回収できないままにサービスは衰退していったと思います.NTT はその後,光加入者線へ方向転換し,これは他の事業者の追随を許さないまま,一応の成功を収めています.

私自身の今後ですが,すでに光回線の B-Flet's に加入して久しいので,当分はこのままでしょう.今でも Flet's 網内部でならば 90 Mbps 程度の速度が安定して出ていますので,特に不満はありません.B-Flet's も波長多重変調などの技術を導入すればさらに速度は上がるので,将来は Gbps も夢ではないかな?しかし,宅内に 1000BASE-T ケーブルを張るのは大変.ケーブルはともかくモジュラージャックなどにもお金がかかります.宅内は当分は無線 LAN で十分ではないかと思います.

でも,今年中にはきっと宅内の ISDN バスと 10BASE-T を取り払って,1000BASE-T を張る工事をやるんだろうな.終わりのない戦いですね.

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2010/08/22

諸葛孔明

突然ですが,中国の三国時代の国をおさめた劉備の最も信頼できる片腕,天才的軍師として諸葛孔明は日本でも大変有名な存在です.私も若いころには吉川英治三国志を読んでは胸を躍らせたものです.これら,蜀の英雄たちを祀ってあるのが,成都にある武候祠(ぶこうし)三国志演義の英雄たちが祀ってあります.

Chengdu_aug2010023m

現在の陳列物は清朝時代に作られたものだそうですが,この武候祠自体は3世紀に劉備の陵墓が整備されたころにルーツがあるそうですから,大変歴史は古いことがわかります.私が見たのは,劉備,諸葛亮,関羽張飛などの三国志演義の英雄たち.観光客もかなり多いのですが,照明や展示説明などは十分には整備されておらず,日本の田舎の観光地という風情でした.

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2010/08/21

Ruby 1.9.2 Released!

長い間テストが行われてきた Ruby の最新版 1.9.2 がついにリリースされました.昨年初めにリリースされた 1.9.1 からの言語仕様上の変化はさほど多くありませんが,より使いやすく,より安定して使えるように仕上がっているようです.

早速,mswin64 版をダウンロードして Windows 7 で試してみましたが,Refsort/Ruby 2.12 は問題なく動きます.また,ソースコードをダウンロードして,Ubuntu 10.04 LTS 上でビルドしたものを使ってみました.このとき気が付いたのはコンパイルオプションに -O3 が指定されていたこと.速くなるのではないかと期待して使ってみると,Refsort/Ruby の場合で,Ruby 1.9.1 と比べて2倍近くの速度向上が実測できました.これはすごい!コンパイルオプションの変更だけでこれほどの向上は見込めないと思うので,具体的にはどこがどう改良されたのでしょうね?Hash をうまく使うなどの工夫がされているのかもしれません.

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2010/08/16

ビジネスジェット

ブログに書くべき話題に乏しく夏枯れ気味なのですが,一つ変わった話題を.日本ではなかなか馴染みのないビジネスジェットのお話です.下の写真は "Hawker 4000" というビジネスジェットの写真.大変すばらしい機体で,コックピットの計器類もデジタル・ディスプレイ方式の最新のものが搭載されており,大変快適な飛行を楽しめます.

Hawker_4000051280

これらの飛行機が,アメリカやヨーロッパの企業の幹部が移動するのに頻繁に使われています.中には大西洋を越えて行けるものもありますから,短距離の移動手段に過ぎないという考え方は当たっていません.特にアメリカ国内では,出張イコール飛行機に乗るということになりますが,空港への移動と待ち時間を考えると時間のロスは膨大なものになります.また出発地と目的地を直接結ぶ便があるとも限りません.企業の幹部にとってこれは大きな痛手です.そこで企業自らが飛行機を所有し,幹部の移動に供するという考え方が生まれてきます.

アメリカは自動車の国であると同時に飛行機の国でもあります.一般の空港以外にビジネスジェットのための小さな空港がそこかしこにあり,幹部たちは車で空港に乗りつけ,そこに待機している自社の飛行機に乗ってさっと出かける,というスタイルが好まれるのは当然のことでしょう.私は最近,運良くこの Hawker 4000 に乗る機会に恵まれました.キャビンはゆったりしたシートが2列.キャビンの中の冷蔵庫にはビールが冷えているので,乗り込むと同時にビールの缶を開けてリラックスできるという次第です.

私は以前の記事で,日本の地方空港をビジネスジェットの空港にすべきだと書いたことがあります.それは今回の Hawker 4000 の搭乗を経てますます強く思うようになりました.日本でビジネスジェットの導入がほとんど進んでいないのは,例によって規制のためで,それは本記事最初のリンク先の Wikipedia の記事に詳しく書いてありますので,ご参照ください.規制緩和が適切に行われ,ハンガーの使用料金などが低廉に設定できれば,余っている地方空港はたくさんありますし,地方にこそ工場などの事業所は多いので,日本でもそれなりの市場に育つことと思われます.また,地方のビジネスジェット空港から直接,韓国,中国,東南アジ各国へ飛ぶということも当たり前のように行われることになるでしょう.

それからもう一つ.実はビジネスジェット自体の市場は大市場なのです.日本では大型旅客機の市場にのみメディアの興味があるようですが,ビジネスジェットの市場も,規模でこそ劣るものの,活発で競争の激しい市場です.日本では三菱重工がこの分野での老舗ですが,ホンダも最近参入を果たしました.日本勢にも頑張ってもらいたいところです.

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2010/08/01

モータウン好きなら必見のミュージカル映画

ドリームガールズ スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray] - ジェイミー・フォックス(出演),ビヨンセ・ノウルズ(出演),ビル・コンドン(脚本)

ドリームガールズモータウンの音楽が好きな人には必見のミュージカル映画です.モデルはそう,あのシュープリームズダイアナ・ロスを思わせる主人公,ジェームズ・ブラウンのことではないかと想像させる男性シンガー,それらが次々に現われてはヒット曲を飛ばし,スターにのし上がり,ラスベガスで派手なショウをうち,そしてやがては疲れ,傷つき,悩み,迷い,罵り,争うのですが,しかし互いを受け入れ,許し,癒し,再生していく,という物語です.私はあまり期待せずに観始めたのですが,途中からぐいぐいと引き込まれ,大変楽しく鑑賞することができました.なにしろ,多感な時期に同時代の音楽シーンをリアルタイムで追っかけていたのですから,興味津々です.

時は1960年代のデトロイト,あのモータウン・レコードもこのときはまだ無名の駆け出しのレーベルでした.それを一大レーベルののし上げたのが辣腕プロデューサのカーティス.モータウンの創始者がモデルのようです.彼が行ったマーケティングの方向性は,今からすれば非常に正統派であり王道です.すなわち,黒人にのみに受け入れられるソウルR&B から,白人や若者にも広く受け入れられる音楽を目指した,ということに尽きます.映画の中では,フロリダへのツアーでこの方向への最初の試みが行われ,歌唱力よりはルックスを重視してリードヴォーカルの変更を行い,将来の亀裂の種を作ります.しかし,この方向性は商業的には大成功をおさめ,それが今日のアメリカの音楽シーンを作ったといっても良いくらいでしょう.アメリカの音楽シーンには付き物の,芸術性と商業性のせめぎ合いです.このブログでよく紹介するカントリーやブルーグラスの世界でもこのせめぎ合いは続いています.

やがて,レーベルの経営層とミュージシャンたちの心は離れていきます.皆が傷つき,悩み,争うのですが,それらがすべてミュージカルという芸術装置の上で演じられるところが大きな救いです.どんなにつらい心の叫びも,素晴らしい歌と音楽に乗せられて私たちの目と耳に届けられるので,あまり深刻にならずに,むしろ楽しみながら,受け入れることが可能になります.全体として,歌やダンスのレベルは大変高いので,安心して観ていられます.中にはエディ・マーフィが演じるジミー・アーリーのように,一体誰が吹き替えているんだろうなぁ?と想像したくなるような場面もありますが,ほとんどは出演者自身が実際に歌っているように見えます.ビヨンセは思う存分自分を表現していたように見えますし,特に,実力がありながら降ろされたエフィー役のジェニファー・ハドソンは出色の出来.この映画では彼女の素晴らしい歌唱力を存分に楽しめます.それにしても,この記事を書くまで彼女が American Idol 出身だとは知りませんでした.まだ若いので,これからが大変楽しみですね.

モータウンの音楽が好き,ミュージカルが好き,という向きには大変おすすめの映画.もうじき Blu-ray のコレクターズ・エディションも出るようです.

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