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2010年10月

2010/10/31

カマキリとにらみ合い

我が家の網戸に雌のカマキリがへばりついているのを発見.カメラを持って数cmまで近づきます.彼女は首を回してこちらを睨みつけますが,体は微動だにしません.昆虫の世界では今は冬支度で大忙しのはず.このカマキリのおなかは大きく膨らんでおり,もうすぐ卵を産み付けるものと思われます.うちの庭には毎年たくさんの卵塊を見ることができます.

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このカメラは緑の彩度を非常に上げたファイルを吐き出すので,ちょっと不自然な感じがしないでもありません.

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2010/10/30

硬派ブルーグラスの新星

Fork in the Road [Import, from US] - Infamous Stringdusters

もう一つ,硬派のブルーグラスをご紹介しましょう.こちらは近年のブルーグラス界の収穫の一つと言われている "Infamous Stringdusters" というグループです.ここでご紹介するのは2007年の彼らのデビューアルバム "Fork in the Road" です.メンバーは6人,全員が男性.いずれもある程度のキャリアを積んできたメンバーばかりですが,特長的なことは音楽的に毛並みの良いメンバーがそろっているらしいということ.例えば,バンジョーの Chris Pandolfi はバークリー音楽院で初めてバンジョーで学位を取ったとか.へぇー!

いずれにせよ,聴いてみるとすぐにわかりますが,楽器の腕はいずれも完全なプロフェッショナルです.マンドリンドブロは特にその音の輝きが素晴らしく感じられました.個々の楽器が素晴らしいだけではなく,バンドとしてのまとまりも素晴らしいものがあります."One for All, All for One." というフレーズがそのまま当てはまるのではないでしょうか.

課題があるとすればやはりヴォーカル.こればっかりは良いヴォーカリストを連れてくるしかないのでは?と思います.楽器の良いプレイヤーが同時に良いシンガーであることは,なかなか得難い神の思し召しであるので,今のままではなかなか次の段階に上がっていけないのではないかと心配です.彼らの音楽性に共感し合えるくせの強いヴォーカリストがいないものでしょうか?

それからもう一つ,これはある意味本質的なことなのですが,彼らの曲作りに関するものです.このデビューアルバムは彼ら自身の手による曲が多いのですが,比較的穏やかで優しい感じの曲が多いように思います.もっとジャカジャカしろというわけではありませんが,人間の喜びや悲しみをもっと素直に表現する傾向が強くても良いように思います.直截な情感表現とか,魂の叫びとか,いろいろな言い方ができると思いますが,そういうものが曲に込められていてほしい,それでこそ現代のブルーグラスだと思うのです.もちろん,その魂の叫びをどのように音楽的に洗練させ,一見抑制的に聴かせるか,という工夫も必要です.それらが出来上がってくれば,テクニックとしては一流のメンバーが揃っているので,申し分のないバンドに育っていくのではないでしょうか?楽しみです.

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2010/10/24

久しぶりの硬派のブルーグラス

Same Old Place [Import, from US] - NewFound Road

硬派のブルーグラスについては,これまでも "Blue Highway" や "SteelDrivers" などのグループを紹介してきました(*1 *2)が,ここに一つまた新しい星を発見しましたので,ご紹介しましょう.

このグループ,まだ Wikipedia にも載っていないようなマイナーなグループなのですが,作っている音楽は大変すばらしいものです.結成はそれほど新しくはなく2001年,場所はオハイオ州の Franklin という町のようです.今回紹介するのは昨年リリースされたアルバム.

特長はまずはリードヴォーカルの良さでしょう.くせのない良く伸びるテノールなのですが,声にわずかに濁りがあり,それが良い味を出しています.ハーモニーヴォーカルの質も第一級です.各楽器のパートは端正かつ抑制的で素晴らしいです.特にマンドリンドブロは良い出来.第1曲の "Try to Be" にはそれがよく表れています.やはりこういう音楽は携帯音楽プレイヤーなどではなく,ピュアオーディオで各パートの音像を感じとりながら聴き込みたいですね.第5曲の "Love Stay Away from Me" はそのような一曲.バンジョーやドブロのパートを楽しむにはもってこい.

ヴォーカルの実力を知るには,第8曲の讃美歌 "Give Me Jesus" を聴くとよいでしょう.無伴奏のヴォーカルのみによる素晴らしいハーモニー.第10曲の "Lonesome River" はブルーグラスのスタンダードナンバーですが,このグループのこのアルバムでの味付けは好みが分かれるかもしれません.

いずれにせよ,第1級の実力を持った硬派のブルーグラスグループがまた一つ私のライブラリの中に増えたことは,大変うれしいことです.

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2010/10/23

モザイクの屋根の教会

鉄階段を求めていろいろな路地を覗いて歩いていたら,とてもきれいなモザイクの屋根の教会が目に飛び込んできました.建物自体は飴色の煉瓦造りのようで,その色との対比がなかなか素晴らしい.

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この屋根を堪能した後,再び路地歩き,じゃなかった路地覗きに精を出して歩きました.

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最後に見つけたのはこのレンガ造りの煙突.いつごろのもので,そもそも何のための煙突だったのでしょうね?スチームの集中暖房用の煙突,と考えるのが最も妥当のような気がしますが.

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2010/10/18

鉄階段,路地,その他

鉄階段コレクションの続きです.下の写真の鉄階段は今回の取材では最高のものです.この階段を上から下まで降りたら,なかなかの経験になることでしょう.風に吹かれたりするとけっこう怖いのではないでしょうか?

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下の飾りは運河にかかった昔の跳ね橋に付けられていたものです.まあ,アメリカ的な素朴な善意装飾発想によるものでしょうが,色が鮮やかすぎて,私としてはちょっと辟易気味.もっと渋い色であれば素晴らしいものになったでしょうに.

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さらには,アメリカではあまり見ることができないフランスバロック風の建物.明らかに時代錯誤であることは間違いありませんが,19世紀の様式氾濫期には,バロックのような過剰装飾様式が国家的な建築にふさわしいとして,かなりの数造られたようです.私が住んでいたパリのある区の区役所も見事なバロック建築でしたが,歴史はさほど無かったはずです.アメリカの19世紀から20世紀にかけてでは,材料や職人などをフランスから調達して造ったのではないでしょうか?

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2010/10/17

鉄階段コレクション

昨日の記事に引き続き,鉄階段のコレクションです.一般的には,鉄階段はさほど高層ではない建物の外壁に付けられていて,非常になどにそれを使う,というのが常識だと思うのですが,下の写真にあるように,かなり高い建物でもその外壁に延々と鉄階段が伸びているのがわかります.

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このような髙い所の鉄階段を実際に使うのは非常に怖いのではないかと思います.風も強いでしょうし,下を見ると目がくらむし,きっと足もすくんでしまいそう.構造的には大丈夫なんでしょうね?

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2010/10/16

路地と鉄階段

エコノミークラスの過酷な旅に耐えながら,このブログで7月に紹介したアメリカ中西部の街(*1 *2 *3 *4)を再び訪れ,時間の合間を縫ってスナップを取ってきました.今回重視して撮ってきたのは,一つは前回同様ビルの谷間の路地なのですが,もう一つはビルの鉄階段です.

Milwaukee_oct2010008m

鉄階段が煉瓦造り鉄筋コンクリート造りの建物に使われるようになったのは,おそらく20世紀に入ってから,鉄とガラスが建築物に本格的に使われるようになってからではないかと思われます.それらの建物も100年近く風雪に耐えてくると,外壁はあちこちで傷み,鉄階段のような外部構造物は腐食が進んで途中で取り換えられたりしたはずですが,この古い鉄階段がなかなか存在感を持っているのを感じます.

鉄階段はアメリカの古いアパートには必ず付いているはずのものです.例えばミュージカルの "ウェスト・サイド物語" の舞台はニューヨークのイタリア系移民が多く住むアパートの路地でしたが,鉄階段は舞台装置の一部でした.

Milwaukee_oct2010099m

それにしても,いろいろな鉄階段があります.

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2010/10/14

エコノミークラスの過酷な旅

アメリカ中西部まで3泊5日の旅をしてきましたが,飛行機は往復ともエコノミークラスの座席だったので,疲れてしまいました.

Milwaukee_oct2010004m

日本からアメリカ中西部までだと,大体片道12時間ほどの時間がかかるのですが,その間,エコノミークラスの前後も左右も狭い席に押し込められて,本を読むか,ビデオを見るか,音楽を聴くか,ひたすら眠るか,という時間を過ごさなければなりません.

最近の国際線の座席は,ファーストクラスビジネスクラスまでは従来同様ですが,さすがにエコノミークラスは嫌だがビジネスクラスの金額を払う余裕はない人たちのために,プレミアム・エコノミークラスというような名称で,やや広い間隔の快適な座席が機体の中ほどに位置するブロックに割り当てられています.この新しい中間クラスに押しやられるようにして,エコノミークラスは従来通り機体最後部の難民船区画に割り当てられています.

そしてこれが相変わらず狭い.お手洗いに立つのも一苦労で,通路側の人がお手洗いに立つのを見計らって,こちらもそれと同時に立ち上がるようなことをしないといけません.約12時間の飛行の間には2,3回はお手洗いに行きたくなりますから,それを繰り返すことになります.通路側の人が気が利く人ならば,中側の人に声をかけてくれたりするのですが,大型犬のように寝たままの人が通路側を占めていたりすると,これはもう悲惨です.エコノミークラス症候群の発生は現実の問題です.

これを往復で味わうので,肉体的にも精神的にも良いはずがありません.今回の旅では,往路は運良く通路側の席で,しかも隣は空席だったので,かなり楽な思いをすることができたのですが,復路は飛行機全体が満席で,しかも真ん中の列の,そのまた真ん中だったので,大変窮屈な思いをして帰ってきました.

そういえば,最近の飛行機はジャンボが少なくなりかつ減便した影響か,満席に近いことが多いように感じます.航空会社にとっては大変良いことなのでしょうが,エコノミークラスの乗客にとっては満席は大変悪い印です.次に行くときには空いていそうな航空会社に代えてみましょう.でも人気の無さには理由があるからなぁ.

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2010/10/09

旅行前に充電しておくものが多くて大変

明日から数日間の旅行に出かけるのですが,昔と違っていろいろなものを充電しておかなければならず,意外と手間と時間がかかって困っています.私の場合,充電が必要なものは以下のようなものです.

(1)ノートPC
(2)携帯電話(仕事用)
(3)携帯電話(個人用)
(4)デジタルカメラ
(5)携帯音楽プレーヤー

と,まあこれだけのものを満充電しなければなりません.旅先で電池が無くなった場合のために,充電器やACアダプタ,さらには電源プラグ変換器などを持っていくこともあり,それだけで結構な嵩と重さになります.

昔はこのようなことは全くなく,仮に何かの電池が切れたとしても旅先で乾電池を購入すればよかったのですが,今はほとんどすべてが各機器専用のリチウムイオン電池なので,充電管理は自己責任になってしまいました.便利なものが増えた割にはその管理に振り回されて,結局なかなか気が休まりません.

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2010/10/04

ぐうたら出来るのは猫の特権

このの格好をご覧ください.我が家の猫.生まれて間もなく紙袋に入れられてゴミ置き場に捨てられていたのを拾われて,我が家で飼われるようになって早や数年.普通の猫よりも二回りほど大きく,座布団をはみ出して寝ているのが,いかにもぐうたらしているように見えます.実際そうなのですが.

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このようなことを自由にできるのが猫の特権.人間はそれを見てかえって喜んでいる始末なので,猫はそのような性格を持った個体が選択的に好まれて人間に飼われ,増えてきたのでしょう.従って,猫がぐうたらするのは人間がそうさせてきたからと言うべきでしょう.

ペットと呼ばれるものは皆そうなのでしょうが,人間にとって好ましい姿かたちと性格を持った品種が生き残り,増えていきます.ただし,人間に好まれるからと言って無理な品種改良を続けていると,有害な遺伝子の組み合わせに陥り,身体的な欠陥を持った品種が生まれることがあります.残念ながらそのような品種は継代的に生き残ることは困難です.

猫の場合も,世界中のブリーダーが競って品種改良を続けているわけですが,あまり無理な改良はしないでほしいなぁと思います.美しくくっきりとしたヒョウ柄やトラ柄の猫を作り出すことは,昔からずいぶんと試みられてきたと思いますが,いまだにそのような猫がほとんど見られないのは,生物学的に相当の無理があるからでしょう.

上記のペットという言葉は,ほとんどそのまま家畜にも当てはまりますが,ひょっとすると人間自身にも当てはまるのではないでしょうか?つい最近まで優生学のおぞましい歴史が続いていたことを考えると,人間に対してだけはこのような考え方が修正されたようです.

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2010/10/03

秋の庭の青い花

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夏から庭で咲き始めるのがこの写真の花,メドウ・セイジ (Meadow Sage) です.Wikipedia によれば,本当の名前はサルビア・ガラニチカ (Salvia guaranitica) で,我が家の庭にはかなりの勢いではびこっています.おいしい蜜を出しているらしく,ハチアブがたくさんやって来ては蜜を吸っています.

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2010/10/02

すこし秋らしくなってきました

このところ秋の雨季に入っていて,ぐずついたお天気の日が多いのですが,今日は朝から日差しがあり,気温も上がってきました.雲は多めながらも日射はたっぷりとあるので,日なたで体を動かすとけっこう汗ばみます.

Fallhome_oct2010004m

庭のあちこちで秋の花が咲き始めました,と書きたいところですが,今年の夏の猛暑で例年になく雑草や蔓が生い茂り,また夏の高温で植物も調子が狂っているのではないかと思いますが,まだ花は少なめです.

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