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2011年2月

2011/02/19

IOC 鳥類リスト 2.7.3

辞書参照型ソーティングフィルタ Refsort/Ruby のための新しい辞書ファイルをリリースしました.今回の辞書は,International Ornithologist's Union が継続的にリリースしている IOC World Bird List を,ほぼそっくりそのまま Refsort/Ruby で辞書ファイルとして使えるようにしたものです.種数は全体で 10,426 にのぼります.

鳥類分類体系は,分子遺伝学の技術を用いる系統分析が可能になってから,従来の分類体系に大きな修正が加えられつつあります.中には,以前に Refsort/Ruby の辞書ファイル "世界鳥類リスト" の基にした Sibley-Ahlquist 鳥類分類のように,従来の鳥類分類にかなり大きな修正を加えることを提案したものまであります.

今回リリースる辞書ファイルの基になった IOC World Bird List は,鳥類分類体系としては従来のオーソドックスな体系に準じているのですが,様々なバリエーションがある英名について,唯一性のある命名体系を作ることを大変重視しており,それが命名原則として明記されています.従って,英名に関する限りは別名のことを気にする必要はありません.しかし,せめてアビ属くらいは英米の違いを許容できるよう,Loon と Diver を併記することにしました.私が加えた修正はこれくらいで,あとはすべて IOC World Bird List をそのままコピーして使用しています.

今回用いた IOC List は2010年12月29日にリリースされた v2.7.3 です.これに従い,私の辞書ファイルもこの版番号を用いることにしました.IOC List の CSV 形式のファイルから,Ruby の力を借りてほぼ自動的に辞書ファイルが生成できるようにしましたので,今後 IOC List が頻繁に改版されても,難なく辞書ファイルも追従できるはずです.残念ながら,和名のフィールドは付けていません.上記の "世界鳥類リスト" を活用して自動的に和名を入れ込もうと試してみたのですが,そもそも学名が異なる種が多数発生したため,これを手作業で修正するとなると数か月はかかりそうで,いったんは諦めました.そのうち作業を始めたいとは思いますが・・・

IOC List の v3.0-draft には亜種名のリストが掲載されています.これをどう料理するかは今後の課題ですが,大変楽しみです.

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Ruby 1.9.2-p180 Released

昨年末のクリスマスに新しいパッチがリリースされて間もないのですが,
Ruby致命的な脆弱性が見つかり,新たなパッチリリースが行われました.これにより 1.9.2 のパッチレベルは 180 に上がりました.さらに 1.8 系列ではもう一つの脆弱性が見つかっていますので,早めにアップデートしたほうがよいでしょう.

早速,1.9.2-p180 のソースファイルをダウンロードし,Ubuntu 10.10 上でビルドして使ってみたのですが,見た目の変化は特に感じられません.ただし,細かなバグフィックスも行われているはずなので,安定度は増しているものと期待しています.

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2011/02/13

ジョウビタキと一緒に寒肥やり

例年この時期になると,庭木に寒肥を施します.昨年はこれ,一昨年はこれ.もう毎年のことなので,時期もほぼ同一ですし,使っている肥料もほぼ同一.私は毎年菜種油粕が中心です.ただし庭の木々は年とともに変化していきます.それまで隆盛を誇っていた木が突然虫にやられて枯れてしまったり,元気の良い木の陰で地味に育ってきた木が,急に元気になって枝振りが良くなり実がついたり,まるで人間社会を見るような栄枯盛衰の移り変わりです.

Winterhome_feb2011035m

ところで,今年はちょっとした異変を経験しました.スコップで土を持ち上げては隙間に油粕を入れ,持ち上げた土をそっとおろして蓋をする,という作業を繰り返していくのですが,なぜか一羽のジョウビタキのメスがずっとまとわりついてくるのです.カチカチとくちばしを鳴らしながら,作業をしている私とつかず離れずの距離,大体 2m くらいでしょうか.でもいったいなぜ?

Winterhome_feb2011041m

農作業で畑を耕したりすると,土の中の虫が地面に書き出されるのでそれを狙って鳥が集まるというのは頻繁に見られる光景ですが,私の場合は別に虫が出てくるでもなし,それにしてもずっと私から離れません.特に,肥料やりを終了して灌木の選定を始めてからも,私からなかなか離れようとしません.

うーん,この行動はいったいなんなんだろうなぁ?

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2011/02/12

チリの有名ラベルの限定品

Cono Sur と言えば,コストパフォーマンスの高いチリのワインの中でもトップクラスのコストパフォーマンスを誇る庶民の味方.私の愛飲歴ももうかなりのものになります.しかし,安いワインばかりを出しているわけではなく,かなりのレベルのワインも品揃えしてあるのが良い所です.英語版のホームページはこちら

Misc_2011050m

写真のワインは,Cono Sur の 20 Barrels という限定シリーズの中の,Sauvignon Blanc です.Cono Sur の中では Ultra Premium Wine という最上級の扱いになっていますが,それでもお手頃価格で購入できるのが何とも素晴らしいところ.味を上手に形容するのは専門家に任せるとしても,非常にすっきりとした味わいの上質の白ワインです.果実味はたっぷりとありますが,しつこさは全くありません.このボトルのページはこちら

この 20 Barrels は以前にも全種類を飲んだことがあって,そのコストパフォーマンスの高さに感激したので,再び6種類全部を購入し,飲み始めたものです.手当たり次第につかんだ最初のボトルがこの Sauvignon Blanc でした.

蛇足ですが,Cono Sur とは本来は南米の国を跨った地域の名前です.チリとアルゼンチンは全域が含まれるのだそうです.

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Refsort/Ruby 2.14 Released

つい先週 Refsort/Ruby のアップデートをお届けしたばかりなのですが,その直後にエラーメッセージの誤植に気付いたのと,実行速度を画期的に上げる改良を加えましたので,新しい版を急遽リリースします.

実行速度の向上に関して言うと,Ubuntu 10.10 上でビルドした Ruby 1.9.2-p136 を用いると,約 10,000 種が掲載されている wbird_091a.ref を辞書ファイルとして,ほぼ同一の 10,000 種を並べ替えたファイルを -m オプション付きでソートして,従来の約 2 倍の 0.8 秒程度で終了します.これは従来に比べると非常に速い!自分でも感激しています.

ミソは,辞書ファイルと入力ファイルの両方に関して,各行のフィールド分割を行う際に用いる正規表現の評価回数を必要最小限にしたこと.正規表現の中で,変数に格納してあるフィールド・セパレータのリテラルを式展開して呼び出し,正規表現式全体を毎回再評価しているのですが,これでは実行速度は上がりません.変数の内容が変化したときのみ正規表現を再評価するよう改良しました.これにより正規表現の評価回数が激減し,実行速度が上がったものと思います.

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2011/02/07

Torres社の金色のキューピッド

スペインの Torres と言えば,スペインでも最大級のワイン醸造会社としてよく知られています.私もここ10年くらい愛飲している会社で,赤でも白でも良いワインがお手頃の価格で手に入るので大変重宝してきます.特に,ボトルに黒や金色の牛のフィギュアがぶら下がっているのがよく知られています.これは "Sangre de Toro" と呼ばれるシリーズ.日本でもサントリーが大量に流通させています.

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その Torres にこのようなワインがあるのに気付き,注文して飲んでみたらこれがかなりの当たり.何と金色のキューピッドです.私はワインの味を形容する技を持ち合わせていないもので,"力強いテロワール" とか,"濃厚なチョコレート" とか,"柑橘系のフルーツ" とか,言えないのですが,とにかくおいしいワインです.滑らかさはさほどないのですが,まろやかさと渋みのバランスが良く取れています.サントリーの謳い文句によれば "ジャムのような濃縮感あるアロマとソフトなタンニン,果実感あふれる味わいが楽しめます" とのことです.

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何と,この金色のキューピッドは日本オリジナルなのだとか?もうすぐ聖バレンタイン・デイですが,それにちなんでマーケティングしたのでしょう.

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2011/02/06

Refsort/Ruby 2.13 Released

ほぼ半年ぶりですが,Refsort/Ruby のアップデートをお届けします.今回のアップデートは,ほとんどソースコードのお化粧直し程度なので,機能などの変更はありません.

Ruby 本体が 1.9.2-p136 になっていますので,いくぶんですが実行速度が上がったような気がします.例えば,Ubuntu 10.10 上でビルドした 1.9.2-p136 を用いると,約 10,000 種が掲載されている wbird_091a.ref を辞書ファイルとして,同一の 10,000 種を -m オプション付きでソートしても,2 秒とかかりません.これはかなり速いと思います.

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