再び路地のぞき
初夏のこの時期に再び(*1 *2 *3 *4 *5 *6 *7)アメリカ中西部の某都市を訪問しました.大変短い滞在だったのですが,今回は非常に良いお天気に恵まれ,強烈な日差しと低めの気温と湿度に助けられて,快適な散歩を楽しむことができました.ただし風が強めだったのでカメラを持つ手が揺さぶられ,構図を決めたり手振れしないようにするのが大変でした.
毎回のように煉瓦の建物の路地を覗いて歩くのですが,今回はこれまでに覗いたことのなかった見事な路地を発見!路地マニアとしてはたまりませんね.スナップをいくつかご覧ください.以前に紹介した建物も含まれていますが,光の当たり具合と陰影が異なっていますので,その違いを楽しめます.
そうそう,街の中心部の劇場の前を通りかかった時のこと,電光掲示板に流れた文字を私は見逃しませんでした.なんと,AKUS のツアーがこの街にも来るのです!時期は9月10日です.うーん,そそられますね.
今回の旅の一つの発見は,経由地の Minneapolis でのことです.飛行機が空港への進入コースに入り,美しい住宅地の上空を進んでいる時のこと.この住宅地は大きな樹木がたくさん植えられているのが特徴で,それが上空から見たときに大変美しい景観を作っているのですが,あれ?この樹木が妙に少ない個所が帯状に一直線に伸びています.幅は300mくらいで長さは数㎞に及びます.直ちにこれは竜巻の通った痕だと気が付きます.飛行機が高度を下げるにつれて,たくさんの屋根にブルーシートがかかっていることがわかり,推測は確信に変わりました.
竜巻によって屋根が部分的に飛ばされ,樹木の枝が吹き飛ばされたりした痕が,帯状に延々と続いていたのです.大変痛ましい光景ですが,これが空港からさほど遠くないところにあったのです.ただし,家屋が全壊したような跡は見られなかったので,それほど強烈なタッチダウンではなかったのでしょう.今回の滞在中には,なんと Massachusetts 州で竜巻がタッチダウンして少なくとも4人が死亡したというニュースも飛び込んできました.日本の地震や津波も大ごとですが,アメリカの竜巻も壊滅的な被害をもたらすので,大変厄介な自然災害です.
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