« 2011年7月 | トップページ | 2011年9月 »

2011年8月

2011/08/29

ZAZの"Dans ma rue"

路上で Edith Piaf のカバーを歌って有名になったフランスの歌手 ZAZ の映像です.ZAZ の映像にしてはちょっと整いすぎたセッティングで,カメラも固定されていたり,露出があまりに適切すぎてもう少し暗めに撮ったらよかったのに,などと不満はありますが,しかし,彼女の実力を知るには良い映像だと思います.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/08/28

まだハスが満開

つくば市北条地区にある農業用ため池の北条大池.サクラの名所として有名なところですが,老木が多く将来には懸念が残ります.ここではまだハスが満開状態でした.例年だともう花は終わっている時期だと思うのですが.

Hojotsukuba_aug2011095m

| | コメント (0) | トラックバック (0)

平沢官衛遺跡

Hojotsukuba_aug2011106m

今日は8月最後の週末.そして,夏の暑さの辛さからいくと,北東気流が途切れることなく入ってきて,大変過ごしやすい涼しく乾燥した一日でした.こういう日は,これまで足を向ける気にすらならなかった所を訪れるチャンス.そういうわけで,筑波山の麓にある "平沢官衛遺跡" を訪ねました.ここはこのブログでも三年前に紹介したところです.

Hojotsukuba_aug2011004m

日本が律令国家だったころには大変重要な場所だったはず,のところです.現在では往時の建物が復元され,高床式の建物が三棟建っています.周囲が美しい芝生で覆われているため,当時とは全く異なる景観になっているのは残念ですが,とにかく,この筑波山の麓のこの場所に,このような官衛があったことは,大変興味深いことです.

Hojotsukuba_aug2011050m

Hojotsukuba_aug2011062m

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011/08/21

猛暑から一転して冷涼へ

猛暑が続き,電力需要も供給能力の90%を越えて,やばいなぁと思っていたら,数日間かけてじわじわと南下を続けてきた秋雨前線がついに関東を越えて南下しました.そのおかげで19日金曜日には都心でも豪雨が降り,そしてその日の夜からは非常に涼しい北東気流が入ってきました.

翌日の20日土曜日は一日中曇りでしたが,気温はさほど上がらず.久しぶりに暑い暑いと言わずに一日を過ごすことができました.おかげで部屋の掃除や片づけなどをこなすことができました.ありがたや.

さらに翌日の本日21日は,昨夜から降り始めた小雨が降り続き,気温はさらに低め.こうなると,今年の夏が暑かったかどうかは統計の取り方によって変わるような気がします.結構涼しい夏だったとも言えるのではないでしょうか?昨年は8月よりも9月のほうが残暑が厳しかったので,今年もどうなるか分かったものではありませんが.

Summerhome_aug2011012m

上の写真は,手入れを怠っていたら繁茂してしまった我が家の庭のヘクソカズラの花.今がちょうど満開です.ミカンの灌木に絡みついているのですが,よく見ると花がやや大振りで,色も濃いような気がします.土壌が違うのかなぁ?この株以外のヘクソカズラはもっと色が薄い通常型なのですが.

Summerhome_aug2011023m

ちなみに "ヘクソカズラ" とはあまりに身もふたもない名前なので,もっとましな名前を付けてあげましょうという運動があるのだそうです.実際 "ヤイトバナ" という別名が認められているそうです.それならば "ママコノシリヌグイ" にも別名を加えてもらいたい気がします.こちらはもっと身もふたもないし,非常に差別的な言葉なので.

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2011/08/13

自宅玄関にドロバチの巣

自宅の玄関ドアのヘリに土の塊を発見したのはもう一月ほど前のことですが,我が家に多数あるドロバチの巣であることがすぐにわかりました.その後この巣は少しずつ大きくなり,今ではさし渡し7cmほどにもなりましたので,記念に写真を撮っておきました.

Summerhome_aug2011006m

良く見ると,出入り口の周囲の泥の造形は,まるで人間が泥をなでつけて形にしたような紋がついています.ドロバチがどのようにしてこの紋を付けているのか,ぜひ観察してみたくなりました.よほど口吻が大きいのでしょうか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/08/07

IOC 鳥類リスト辞書ファイルv2.9リリース

つい先月 "IOC 鳥類リスト日本語版辞書ファイル 2.7.3j" をリリースしましたが,今回は IOC 鳥類リストの最新版 v2.9 を英語版,日本語版とも同時にリリースしました.このリストには 10,448 種の鳥類が記載されています.徐々に増えてきますね.

基になったのは IOC が定期的に更新している IOC World Bird Names の7月10日にリリースされた v2.9.13 です.このシリーズは,分類学の最新の成果を取り入れて,属が分割されて新しい属がうまれたり,さらには亜種が種に格上げされて種が分割されるなど,毎回のように多数の種の変動があるのが特徴です.

もう一つの強い特徴は,唯一の標準英名を推奨してこれを貫いていることです.スペリングの方針も定まっており,唯一性のある命名体系を作ることに腐心しています.これは私が Refsort/Ruby 用辞書ファイルの作成方針としている "多数の同義名を許す" とは異なっています.私は多数の別名を許容する方針なので,そのための仕組みも Refsort/Ruby に組み込みました.まあ,しかし,大は小を兼ねるので,この辞書ファイルを使う分には全然問題ありません.

これらのリストは MS-Excel のファイルでも提供されていますので,そちらも参照するとよいと思います.

| | コメント (0) | トラックバック (4)

2011/08/06

実に秀逸な虚無感あふれるミステリー映画

チャイナタウン 製作25周年記念版 [DVD] - ジャック・ニコルソン(出演),フェイ・ダナウェイ (出演),ロマン・ポランスキー(監督)

やはりこういう作品は見ておくべきものだとつくづく思い知らされました.チャイナタウンロマン・ポランスキーが監督した1974年のアメリカ映画.フィルム・ノワールの系譜をひく1970年代アメリカ映画の最高傑作の一つと言ってよいと思います.

Wikipedia にはこの映画にまつわる逸話がいろいろと出ていますので,ここでは主として私自身が感じたことを書きたいと思います.

まずは主演のジャック・ニコルソン.アメリカ映画界を代表する個性の強い俳優です.演技力はもちろんトップクラスのさらにかなり上位.しかし,その風貌と狂気を演じることのうまさが浸透しすぎて損をしている点は否めません. "シャイニング" や "カッコーの巣の上で" を見てしまうと,「この人ってこういう人なんだ」と思ってしまいがちです.

この映画での役は私立探偵.つまり犯罪をあばく側です.犯罪者側の役を演じるのが順当では?と誰でも思ってしまうところが実に損をしていると思います.しかし,この映画での演技もさすが!と思わせるものです.鼻を切られて絆創膏を貼っているぶざまな顔を延々とスクリーンに晒しながらも,堂々と秀逸な演技をこなします.この俳優の素晴らしいところは,表情やしぐさに過度な "つくり" が無いにもかかわらず,全体として役の人物の内面や心情を十分に雄弁に表現できるところです.

フェイ・ダナウェイも素晴らしい演技.前半は水道局長夫人として,裕福な暮らしをしている高慢な女という役ですが,後半は父親に人生を台無しにされた哀れな娘を見事に演じ分けます.この人も演技派なので,ジャック・ニコルソンとの共演はまさに舞台劇を見るようです.

そしてこの映画の中で最も存在感を放っているのが,あのジャック・ニコルソンではなく,悪役の親玉を演じたジョン・ヒューストンです.この人が出てくるだけで周囲が霞んでしまうほどの存在感は素晴らしいものがあります.私生活も豪快だったそうですから,ジャック・ニコルソンとは対照的に,地を出して演じていたのでしょう.

監督は鬼才のロマン・ポランスキー.近年では "戦場のピアニスト" が大ヒットを取りましたが,おそらくは,性格破綻者と言ってもよいくらいのわがままで横暴な人だと思われるので,撮影は困難を極めたことでしょう.制作関係者の苦労がしのばれます.この監督の少女との淫行癖は長年にわたり,ナスターシャ・キンスキーも相手の一人だったと Wikipedia では述べられています.少女淫行の罪に問われ,この監督はアメリカには入国できない身です.実はこの映画のプロットでも父親が近親相姦で娘を孕ませたことが非常に重要なシナリオの分岐点になっているのですが,これは単なる偶然でしょうか?

しかし,この映画のラストがハッピーエンドにならず,フェイ・ダナウェイが射殺されて血まみれになったシーンはポランスキーが主張してこうなったそうですから,この映画のあるべきシナリオとは何かが良くわかっていた監督だったと思います.

やや長い映画ですが,見ていて飽きることはありません.アメリカ映画の最高傑作のひとつです.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年7月 | トップページ | 2011年9月 »