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2011年10月

2011/10/31

祝!Ruby-1.9.3リリース

今月上旬の "うれしいことがたくさん起きる" の中で予告していましたが,ついに Ruby-1.9.3 がリリースされました.ひょっとして来月にずれ込むのではないかとひやひやしていたのですが,何とか滑り込みセーフです.早速,Ubuntu 11.10 上で GCC-4.6.1 を使ってビルドしてみましたが,非常にすんなりと成功しました.

うれしいことのうちで残っているものは,Canon から出されるはずのデジタル一眼レフ EOS 5D mk3 と,コンパクトデジカメの S100 です.これらも11月中には何とかリリース,または発表があるはずです.

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2011/10/30

IOC鳥類リスト亜種ドラフト日本語版v3.0dj

IOC 鳥類リストの本体が v2.10 に上がったのを受けて,亜種ドラフトも v3.0c から v3.0d へとアップデートされています.これを Refsort/Ruby 辞書ファイルに編集しなおしたものを "ioclist_v210.ref" としてリリースします.文字エンコーディングは UTF-8 のみです.

また,これに v2.10 対応の日本語版 "ioclist_v210j.ref" に収録した和名を加え,さらに "jbird_302.ref" に収録した日本周辺の亜種を加えたものを "ioclist_v30dj.ref" としてリリースしました.これも文字エンコーディングは UTF-8 のみです.

これらの作業をしていて気づいた点をいくつか.

まずオリジナル版の v3.0d ですが,驚愕すべきことがいくつか.まず学名についてですが,3種が v2.10 と異なっています.いずれもラテン語の語尾のわずかな違いで,学名表記には付き物の "表記の揺れ" ですが,このような標記の揺れを取り除くことを謳っている IOC List にはあるまじきものです.なぜ?

次に,これは本当に驚いたのですが,標準英名の中で,ウムラウトが堂々と使われています.これは本当に "へぇー?" です.人名が種名に含まれている種で,その人名がドイツ語の場合だと思うのですが,その結果亜種を含まないオリジナルの v2.10 との互換性が取れなくなっています.これも IOC のポリシーに反しているように思います.オリジナル版はこの次どうするのでしょうね?

これ以外に細かなバグとして,表題が v3.0c のままになっていたりもします.どうも全般的にデバッグ不足の感が否めません.次版ではちゃんと直っていることを期待しましょう.

それから,これは IOC の問題ではないのですが,これらのリストは基本的に Microsoft Excel の表として提供されています.この表の中の文字エンコーディングでは UTF が可能なので,多国語の文字を同時に含むことが出来るのですが,これを CSV ファイルに変換しようとすると,Office 日本語版では問題が生じます.CSV ファイルのエンコーディングは Windows-31J に決め打ちされており,UTF-8 で CSV に書き出せないのです.これは非常に困ります.

仕方がないので,私は Ubuntu 上にインストールされた LibreOffice の表計算ソフトを使って UTF-8 にエンコードされた CSV ファイルを作り,それをもとに作業を行いました.こういうところは,ぜひ Service Pack で改善してもらいたいところです.

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2011/10/23

IOC鳥類リスト2.10リリース

IOC から鳥類リスト 2.10 がリリースされました.今回も亜種から種に格上げされたものがいくつかあり,またある属のかなり数の種がごそっとまとめて異なる属として独立したりしています.種は全部で 10,466 種となりました.少しずつですが増えていきます.

この IOC 鳥類リスト 2.10 を Refsort/Ruby の辞書ファイルとして編集しなおし, "ioclist_v210.ref" としてアップしました.学名と標準英名のセットです.さらにこれに和名を付け加えたものを "ioclist_v210j.ref" としてアップしましたので,こちらもご利用ください.これらには Windows-31J (CP932) と UTF-8 という2種類のエンコーディングのファイルを同梱してあります.

相変わらずですが,和名が無い種に関しては,私が暫定的に独断で創作しています.こういうことは早く止めるのがよいのでしょうが,どんどんと新種が付け加えられており,溜まるとあとが大変なので,暫定とは言いながら作業を継続しています.

前回のリリースが7月10日の v2.9.13 だったので,ほぼ3か月という速いピッチで改版が続けられています.学名の変更を伴うわけですので,綿密な検証や議論が必要と思いますが,なぜか非常に速いですね.この時にも Refsort/Ruby の辞書ファイルをリリースしましたし,日本語版については若干の修正を行った版もリリースしていますが,これらは今回の 2.10 ですべて置き換えられたとお考えください.

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2011/10/10

秋深まる

今日は例外的に気温が高いものの,全体としては秋は確実に深まっています.我が家の庭先の土手ではススキの穂が高く風にそよぐようになりました.

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昆虫たちは秋に咲く花から蜜や花粉を集めるのに忙しそうにしています.それを狙ったクモたちも巣の手入れに余念が無いように見えます.

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うれしいことがたくさん起きる

今日は月曜日ですが,体育の日の祝日.昨夜はにわか雨が降って,朝から湿度が高めで生暖かい.10月の体育の日にしてはちょっと暖かすぎます.

今月は,これまで待ち望んでいたものがいろいろとリリースされる月なので,わくわくしています.まず期待しているのは10月13日にリリースされる "Ubuntu 11.10 Oneiric Ocelot" です.仰々しいカウントダウンページまで作られています.諸準備は万端のようなので,きっと予定通りリリースされるでしょう.ベースとなる LinuxKernel はついに 3.0 系列に上がるそうなので,GCCGRUB のバージョンも含めてどのような変化があるのか,半ば楽しみ,半ば心配しています.

次に楽しみにしているのは,何といっても Ruby 1.9.3 のリリースです.こちらも RC1 が順調にリリースされているので,順調にいけば今月中には正式にリリースされるものと思われます.早くビルドしてみたくてうずうずしています.

そう言えば iPhone 4S の陰に隠れて目立ちませんが,iOS 5 も10月12日にリリースされます.我が家の iPad 2 もアップグレードせねば.

そして,それ以外の楽しみは,富士フィルムから新しいコンパクトデジカメの X10 が発売されること,パナソニックからマイクロフォーサーズ用のコンパクトな電動ズームが発売されること.この二つは今週,ほぼ同時に発売となります.いずれも魅力的な製品なので,実際に手に取って触って感触を確かめたいと思います.

しかし,私が最も興味を持っているのは,Canon からおそらく11月に発表されるであろう,フルサイズデジタル一眼レフの三代目,EOS 5D mk3 と,海外では発表されたものの日本では未発表のコンパクトデジカメ S100 です.これら全てを見極めたうえで,自分自身のカメラ機材のポートフォリオをじっくりと考えていくつもりです.

不景気という割には,あるいは不景気だからこそ,新しく差別化された製品を買ってもらおうとメーカー各社は必死のはず.その努力が報われることを祈っています.

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2011/10/07

追悼:アップルはやっぱりLISA

わけのわからないタイトルだと思ったあなたは,やっぱり LISA を知らない人ですね.Steve Jobs が死んだので,アップルの歴史がメディアにも掲載されていますが,当時を知らない人がニュースリリースをコピーしただけの記事が多くて,私には不満が残ります.

Steve は私と同い年.Bill Gates西和彦も同年または同学年です.そう,私の世代はメインフレームに対抗すべく育ってきたエレクトロニクス版のカウンターカルチャー世代.マイクロプロセッサが世の中を変えると信じて頑張ってきた世代.そしてそれは見事に実現したのです.

アップルはすでに Apple II で大きな成功を収めていたのですが,しかしびっくりするようなものはあまり無く,わずかに VisiCalc という表計算ソフトが新規性のあるものでした.しかしまもなく真に革命的なものが出てきました.それが LISA です.ビットマップディスプレイマウスによるインターフェースは,それまで XeroxStar や Dolphin などの高級なワークステーションだけで味わえる贅沢だったのですが,それが 10,000 ドルの PC に乗ってやってきたものですから,ハイテク大好きキッズにはまたとないお祭りになりました.

1983年の夏のことですが,私が勤める会社の米国の研究所に LISA が大量に入ってきました.アメリカでは TV コマーシャルも派手に打たれました.私は IT 部門のスタッフから手ほどきを受け,恐る恐る触ってみて大いに興奮しました.日本に戻ってみるとごく少数ながら幹部のオフィスには配備されていたので,こっそりと部長のオフィスに忍び込んでは LISA の上でチュートリアルプログラムを走らせてアプリケーションを学びました.画期的だと思ったのは何と言っても LisaDraw です.これは,後年 Mac が出た後でもしばらくはグラフィック系のアプリケーションが MacPaint のみでなかなか MacDraw がリリースされなかったので,貴重な Draw 系のアプリケーションでした.そのほかにも LisaWrite だったっけな?WYSIWYG のワードプロセッサにも心を打たれました.

そんなわけで,LISA を世に問うたアップルにはいたく感激したのです.もっとも,PC としてはあまりに高価だったためにハイテク企業以外には導入が進まず,商業的には失敗.その後,廉価版の Mac というマシンに衣替えするまでには苦難の歴史が続きました.しかも,Steve Jobs は LISA の開発プロジェクトから途中で外され,ゲリラ的に Mac の開発プロジェクトで反体制をアジっていたというのですから,いかにも Steve らしい話です.つまり,私の原体験である LISA には Steve は十分には貢献していなかったということです.

ま,そんなことは今となってはどうでもよいことです.おやすみ,Steve.私は君よりも長生きするつもり.もっと美しいものを見て人生を楽しみたいから.痩せた革命家を気取った君の人生には敬意を表するけれども,人生にはもっと別の楽しみ方もあることを私は知っているのでね.

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2011/10/02

秋到来 (2)

ヘクソカズラの実に続いて,自宅の庭でのスナップをもう一枚.これからキク科の花が次々に咲き始めます.

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秋到来

暑かった夏は急に終わりました.台風が日本列島の東側を通過し,1,000km 以上もの長い秋雨前線が日本列島を南下すると,一気に秋の空気が入ってきました.これでいよいよ秋本番です.関東地方でも最高気温が 20 度程度に下がりますので,衣替えが必要になります.暖房が本格的に必要になるまでのここ 1,2 か月は,一年でも最も電力消費が少なくて済む時期になるでしょう.この時期に発電設備の保守をしっかりとやっておかなければなりませんね.

下の写真は我が家の庭の近況.真夏に咲いていた ヘクソカズラは,数珠玉のような実をつけています.かなりたわわですが,いずれヒヨドリなどに食べられてしまうはずです.

Fallhome_oct2011004m

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