東京駅丸の内駅舎
一週間前の話になりますが,所用で東京駅まで出かけたときに撮った写真です.夕暮れ時で,時間とともに辺りはどんどん暗くなっていくのですが,丸の内駅舎の前には大勢の人たちがいて,復元なった駅舎を眺めたり写真に収めたりしていました.こういう場合の露出は結構難しく,思い切ってアンダーの露出補正をかけるのが効果的です.
辰野金吾という明治の建築家の作品ですが,左右対称の非常によくバランスが取れた巨大建築です.基礎には数千本の木の杭が打ち込まれていたとか,煉瓦の数が半端ではないとか,とにかく国家的事業だっただけに,当時の極東の新興国の意気込みがそこかしこに感じられます.
私自身にとっては,復元前の東京駅駅舎にステーションホテルやバーが開業していたころから馴染みの駅なのですが,常にどこかが工事中で,しかもどんどん新しい通路やお店が増えていくスピードは驚異的です.これだけショッピングが楽しめる駅は世界中探してもないと思います.望むらくは,広いフードコートや,大人が楽しめるバーやカフェなどをもっと増やしてほしいと思います.お土産屋さんはもう十分だと思うので.
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