寒肥
一昨年の寒肥やりは実にオーソドックスだったというのがこの記事からわかるのですが,昨年は寒肥をさぼったので,今年はどうしてもサボるわけにいかず,昨日の吹きすさぶ寒風の中,ホームセンターに肥料を買いに行き,今日の午後,例年通り寒肥やりを行いました.
一口に寒肥と言っても,どのような肥料をやるかは様々.昨年までは,この季節になるとホームセンターに現れる寒肥コーナーに積まれている油粕を主体とした寒肥のパックを買ってくることが多かったのですが,今年はこれまでとは異なるホームセンターに赴いたところ,あに計らんやまだ早すぎたのか,園芸用品売り場に行っても寒肥なるものが出来ていません.仕方なく,庭木用の配合肥料というものを買ってきました.
作業そのものは例年通りなのですが,枝が広がって根元に近づきにくくなってしまった木や,枯れて死んでしまった木など,時間が経つにつれて色々と事情が重なってきます.それでも基本的には,木々の枝の先端を地面に投影したあたりにスコップの刃先を入れ,地面をわずかに持ち上げては紙コップですくった肥料を流し込んでは蓋をする,という作業の繰り返しです.
寒肥は遅効性の肥料として春先の今頃に施肥することが推奨されています.今日地面に埋めた肥料が,春先の雨で地面の中にゆっくりと拡散しながら熟成し,本格的に暖かくなったころに肥料として木々の根元から吸収されるさまを想像すると,季節の移り変わりと生命の営みの妙を改めて感じさせられます.
肥料をやりながら気づいたことは,もうフキノトウが上がってきていること,そしてスコップでの作業を始めると同時にやってきては離れようとしないジョウビタキの♀.スコップで地面を掘り起こすと虫が出てくるので,それを狙っているのでしょうか?
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