砂塵嵐の中でトサミズキ開花
毎年三月の早春の頃に花をつけるトサミズキ.このブログでは毎年のようにその開花を紹介してきました.例えば,昨年はこれ,一昨年はこれ.今シーズンは12月から2月にかけて大変寒い日が続いたので,開花が遅れるのではないかと気を揉んでいたのですが,先週頃から蕾がほころび始め,ここ数日の暖かい風のおかげで随分と開花が進みました.まだ梅も十分に満開にはなっていないのですが,ひょっとすると今年はウメとサクラとコブシとトサミズキが同時に咲いているという,関東では大変珍しい年になるかもしれません.
北国ではウメとサクラが同時に咲くのは当たり前なのですが,それを聞いた関東の人は思わず笑ってしまいます.誰しも自分が住んでいる地域こそが標準と思いがちで,特に首都圏の人はその傾向が強いのですが,ここには多少の地方蔑視が含まれているように思います.
今日は西風が強まり,とうとう砂塵嵐になってしまいました.これには中国からやってきた黄砂と,ちょうど今がピークのスギ花粉も含まれており,車の窓ガラスを拭いても拭いても瞬く間にほこりが堆積してしまいます.その中でもトサミズキの花穂は風に吹かれながらも美しい姿を見せていました.
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