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2013年11月

2013/11/17

Ubuntu 13.10をインストール

Linux ディストリビューションの代表格である Ubuntu の定期的なアップデイトが行われ,10月に13.10 (Saucy Salamander) というバージョンがリリースされました.日本語環境を使いやすくするための各種ファイルや設定を加えた日本語 Remix が11月初旬にリリースされたので,早速インストールしました.

通常は日本語Remixはオリジナル版のリリースから1週間ほどで出るのですが,今回はオリジナル版で文字入力フロントエンドが大幅に変更されたおかげで,日本語入力周りの調整に時間がかかり,3週間ほどしてようやくリリースされました.しかも,今回からオリジナル版で64bit環境がデフォルトとなったために,これまで32bit環境のみだった日本語Remixも64bit環境がリリースされたという,大きな節目のリリースとなりました.

Ubuntu1310j

私はしばらく様子を見ていたのですが,特に致命的なバグは無いようだったので,果敢に日本語Remix 64bit環境をインストールし,デスクトップの環境を整えていきました.今回特に手間取ったのは実は gcc です.これまで自分のソースから個人的に使う共有ライブラリをビルドして使ってきたのですが,今回,新しい gcc-4.8.1 ではこのビルドがうまく行きません.複素数を扱うためのヘッダーファイル "complex.h" があるとうまく行かない.よく考えてみると,共有ライブラリを作成するときに,数学ライブラリも指定しておかなければならないらしいことに気が付きました.これでようやく問題解決.ライブラリを無事再ビルドできました.

さらに,TeXLive の設定にも一苦労.ソースをコンパイルした後の "dvi" ファイルをプレビューするための "pxdvi" というアプリケーションがうまく動きません.これまで同様の TeXLive 2013 なのになぜかなぁ?と思って Web を検索し,ようやく一つの解にたどり着いて事無きを得ました.

今回初めて Ubuntu の 64bit 環境を使うので,まだまだこれから不測の事態に遭遇しそうですが,何とか使っていくつもりです.ちなみに Ruby の最新版をビルドして走らせてみると,32bit 環境よりも若干実行速度が上がっています.その分リソースは食っているのでしょうが,私にとっては歓迎すべき事態です.

2014年4月には,次のバージョン 14.04 が出ます.これは Long Term Support というバージョンなので数年間のメンテナンスが期待できます.これをここしばらくの本命と考え,それまでに 64bit 環境に慣れていこうと思っています.

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