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2014年3月

2014/03/31

寛政五年丑

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昨日ポストした記事の続きです.近場の稲荷神社を訪れました.境内は現在主要な交通路となっている道路に隣接しているものの,参道の入り口はそれとはまるで正反対の無関係な道路に面しており,往時の交通路は現在のものとかなり異なっていたことがわかります.

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長い参道の両側は植木畑になっていて,何とものどかな田舎の神社という風情ですが,立派な石造りの鳥居に刻まれた年号を読むと "寛政五年丑" と読めます.これは西暦でいうと1793年頃に相当しますので,幕末よりはかなり前,文化文政のちょっと前,という時代であることがわかります.近郷の氏子たちがお金を出し合って建てたものだと思いますが,長く立派な参道から察するに,かなりの信仰を集めた神社であったのでしょう.

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稲荷神社では定番の "奉獣" と刻まれた狐の像がありますが,結構近代的な狐の顔をしている印象なので,この像は近年建てなおされたものかもしれません.

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2014/03/30

春本番

この一週間で気温が10度近くも上がり,いよいよ春本番となりました.サクラの開花もこの週末でずいぶん進んだようですが,当地ではまだほころんできたという程度です.それでも,いろいろな花が咲きはじめ,戸外を散歩すると様々な花が咲いているのを見ることができます.

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この週末は近場の稲荷神社の境内を散歩したのですが,広大な境内には意外と多様な花木が植えられており,それらが花をつけ始めていました.それらの一部を御覧に入れたいと思います.

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Windows 8.1を再インストール

2月1日の記事に書いたとおり,1月末から自宅のプラットフォームをWindows 8.1に移行しました.しかしながら,いくつか暫定的な部分があって,特にUEFIに関する部分は勉強不足もあり,これまで中途半端な形での運用をしてきました.そこで,この週末にWindows 8.1の再インストールを行い,UEFIブートとディスクドライブのパーティションのGPTへの変更を行いました.

ブートドライブはSSDに変更していたので,これでも十分に速かったのですが,UEFIに変更するとこれがさらに速くなり,以前のWindowsのブートシーケンスとは比べ物にならないくらい速く立ち上がるようになりました.

GPTへの移行のご利益はさほど感じられないのですが,それでもブートドライブとユーザードライブの両方がGPTに移行できたので,これからの様々なバージョンアップには耐えていけると思います.

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2014/03/21

フランス映画の小粋な秀作

アメリ [Blu-ray] - ジャメル・ドゥブーズ(出演),マチュー・カソヴィッツ(出演),ジャン=ピエール・ジュネ(監督)

観てしまったからには書かないわけにはいかないという映画です.とにかくフランスでは国を挙げての大ヒット.フランス国外でも大ヒットして,日本でも特に若い女性層を中心にヒットして,おそらく興行収入はかなりのものになったでしょう.

"アメリ" とは主人公の名前なのですが,この映画の素晴らしいところは,随所にフランス人の生活感覚,人生哲学,そしてややブラックなユーモアペーソスがてんこ盛りにされていて,フランス人にはたっぷりと共感を味わえること,そしてそれらが素早いテンポで次々に回っていくこと,そしてつらいことも悲しいこともあるのだけれど,人の幸せのさまざまな形を見せてくれて,それでいつしか心が暖かくなっていくことでしょう.

対人コミュニケーションに障害を持つという設定なのですが,彼女は少しずつ対人関係を発達させていき,ついには恋人を得るまでになるというストーリーは,一人の少女の成長物語としてみることもできます.一方,登場人物は,これが現実なのでしょうが,癖のある連中ばかり.それでも,モンマルトルを中心とするパリの下町風情は非常によく描かれています.北駅はもとより,サン・マルタン運河でアメリが水切りをするシーンも出てきます.また登場人物間のやり取りではパリっ子の気持ちがさもありなんと描写されているので,特にフランス人には受けたのだと思います.

日本で若い女性層に受けたのは,日本の女性は対人関係に非常に気を遣う文化を共有しているからではないかと思います.これは私にはいまだによく理解できないのですが,特に同性との対人関係にこれほど気を遣うのは世界的にも珍しいのではないでしょうか?誤解を恐れずに言うと,日本の女性は集団対人コミュニケーション障害を患っているのではないかと思いますが,そのような人たちにはこの映画の設定は非常に共感が持てたのだと思います.若い女性向けの雑誌では特集が組まれたりしたほどだったと思います.

いずれにせよ,軽快なテンポでユーモアたっぷりに描かれるストーリーは実に秀逸.年齢や性別を問わずに楽しめ,またじっくりを味わえること請け合いです.120分を越える映画ですが,あっという間に観終わります.嘘ではありませんよ.

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今が満開のウメの花

今日は春分の日春分とは天文学的な現象で,地球の地軸が太陽と地球を結ぶ直線と直角になり,北半球と南半球に等分に光が当たって,世界中で昼と夜の長さが等しくなります.ただし空気の屈折の効果や太陽の視直径の効果なども加わるので,実際には昼間のほうが長いそうですが,これは昼間の定義にもよるので,あまり深く追及しても仕方がありません.春分は英語でいうと "Spring Equinox" ですが,北半球と南半球の春と秋は逆相なので,最近では "March Equinox" と呼ぶそうです.春分に関するこのWikipedia英語版の記事は秀逸です.

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例年ですと,そろそろウメの花は下火になり,コブシが咲き始めてサクラの開花を待つ,という時期なのですが,今年はまだウメの花が満開状態の様です.上下の写真は先週末に撮った写真ですが,白梅のほうはそろそろ終わりなのに,紅梅のほうはまだまだこれからという状態でした.今年は1月と2月前半の気温が低かったからでしょうか?

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2014/03/20

痛そうな樹皮

冬の季節に林の中を歩くと,木の樹皮に目を惹かれます.樹種ごとに様々な色やテクスチャーの木肌があり,またその樹皮を住処にしている生物たちの姿もつぶさに観察することができます.

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この写真はケヤキの木にへばりついたキヅタだと思うのですが,へばりつかれたほうが痛そうに見えます.まるでゲジに取りつかれた生き物のよう.ノキシノブのようなシダも生えていますし,細かなコケ地衣類もへばりついて生きています.さらには,私たちの肉眼では見えない膨大な数の微生物の世界もそこにはあるはずで,それ全体が一つの小さな生態系を作っていると見るべきなのでしょう.

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2014/03/18

馬頭観音と逆又

週末に里山を散歩した時のスナップ.三叉路に祀られた馬頭観音です.馬頭観音を祀ったものではありますが,道祖神としての性格も強いように思います.逆又(さかまた)も添えられています.

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石碑の碑文を読むと,"元治二丑","二月吉" と読めます.西暦でいうと1865年2月頃で,幕末の騒がしかった時代のころのものであることがわかります.このころは元号は非常に短い間隔で変わり,元治はわずか2年間しか続きませんでした.今から約150年前です.

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2014/03/17

アライグマの足跡

たっぷりと雨が降ったあとの畑の土の上に,妙に爪が長い動物が歩いた足跡が残っていました.明らかにタヌキではありません.犬や猫でもありません.うーん,これはアライグマと結論付けざるを得ないようです.

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大型で気の荒い動物なので,この動物が地域生態系に入ってくると非常に厄介です.我が家の町内の住宅地で目撃されているので,生息していることは確かなのですが,これがモントリオールのように大繁殖してしまうことがないよう願っています.

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オオイヌノフグリ

週末に近所の里山を散歩してみました.すでに日差しは十分に強く,また南風が入って気温もかなり上昇したので,あちこちで春の印が見られました.里で最もよく見られるのはオオイヌノフグリではないでしょうか?

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田んぼの疇や休耕田が水色に染まっているのを見つけると,あぁ春が来たのだと実感することができます.オオイヌノフグリと同居することが多いのはホトケノザヒメオドリコソウですが,これらの花も満開になっていました.

オオイヌノフグリという不名誉な名前を何とかしたいと思う人もいるかもしれませんが, "瑠璃唐草","天人唐草","星の瞳" などという素敵な名前ももらっているようです.

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2014/03/16

トサミズキほころぶ

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我が家の庭のトサミズキは春の到来を告げる使者のようなもので,毎年このブログでその開花を紹介してきました.2013年は3月10日2012年は3月20日にその開花を紹介していますので,ほぼ例年どおり今年も開花したことになります.

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今朝は霜が降りるほどに冷えたのですが,日中は南風が入って大変暖かくなり,気温は16度くらいまで上がったようです.我が家のトサミズキはまだつぼみが開いてきたばかりですが,これから花穂が垂れ下って満開となるので,あと1-2週間はこの春を告げる薄黄色の花を楽しむことができます.

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2014/03/15

雨に降られた週

先週後半は複数の低気圧が融合しながら発達して日本列島を北上し,そのために強い風雨に見舞われました.3月13日木曜日は強い雨が降るという明確な予報があったために,当然ながら長い傘を持って家を出ました.帰宅時,案の定風雨が強くなってきたのですが,駅を出てすぐはまだ小雨だったので歩き始めました.そうこうするうちに雨・風ともにどんどん強くなり,家に近づくころには土砂降りの様相になってしまいました.おかげで下半身はびしょ濡れ.スーツのパンツも折り目が無くなるほど濡れてしまいました.

その翌日3月14日金曜日はお天気が回復すると思い込んで傘を持たずに家を出ました.夕方会社を出るときに,曇ってはいたものの雨が降るという予報ではなかったために安心して電車に乗って家路につきました.ところが最寄り駅を降りてみるとちょうどポツポツと雨が降り出しているではありませんか.うーん,どうしよう.駅ビルの100円ショップで傘を買ってもよかったのですが,小降りだしコートも着ていたので,大したことはなかろうと思って歩き始めたのが間違いでした.雨はかなり強くなり,家に着くころには頭のてっぺんからつま先までずぶぬれになってしまいました.

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春先に典型的な気象ですが,今年は例年よりも通過する低気圧の数が多く,したがって雨も多いような気がします.寒気が入ってくると再び大雪になる可能性もあるので,まだまだ気を抜けません.

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2014/03/09

春を探しに湖畔を歩く

先週の週末は写真を撮りに出かけるようなお天気ではなかったのですが,今週の週末は気温は低めながらも日差しには恵まれたので,春を探しに近隣の沼の畔まで出かけました.

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ここは浅いながらもかなりの広さの開水面があり,また半飼育状態のコブハクチョウガチョウ,そしてユリカモメオオバンカイツブリカモの仲間など多数の野鳥も生息しています.

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湖畔の茂みにはヤナギの仲間が生えていて,もう蕾がほころんでいるものが多数.いやぁ寒い日が続きますが,確実に春が近づいています.

コブハクチョウが立てる波紋もぬるんだ水を連想させてくれますが,実際のところはどうなのでしょう.

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2014/03/01

月と金星のデート再び

ちょうど一か月前に "明け方の天体ショウ" として金星の接近の様子をお伝えしましたが,それから一月後,再び月と金星が接近している姿を見ることができました.今回のほうが見かけ上近づいているように見えます.

Celestialbody_2014_0017m

ただし,季節が一か月進んでいるので,日の出の時間が30分ほど早まっており,前回よりも明け方の薄暮が速く始まっているので,それだけ早起きしなければ子の天体ショウを見ることは難しくなっています.

来月の新月前にはこのような接近が見られるでしょうか?月による金星の掩蔽になるほど接近する可能性は少ないと思いますが.

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