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2014年6月

2014/06/15

青いガクアジサイ

この季節の代表的な花は何といってもアジサイでしょう.現在のアジサイは園芸用に品種改良されたものなのですが,その原種になったのは実は日本のガクアジサイ Hydrangea macrophylla f. normalis です.我が家にはガクアジサイが何株か植えてあるので,毎年その美しい花を楽しむことができます.このブログでも過去に何回か取り上げています(*1 *2 *3

Earlysummerhome_jun2014_0003m

私は特に濃い青色のガクアジサイが木陰の木漏れ日の中でひっそりと咲いているのを見るのが大好き.非常に美しいと思います.しかしこれを納得のいく絵にして撮るのはなかなか難しく,未だに会心の作というものは得られていません.今年はちょっと花の盛りが雨の週末に当たって撮り逃がした感がありますが,まだこの程度の花は残っています.

Earlysummerhome_jun2014_0004m

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ブルーグラスのもうひとつの頂点

Memories & Moments [CD, Import] - Tim O'Brien & Darrell Scott

Tim O'Brien は日本でコンサートを聴きに行ったこともありますが,ブルーグラス界では最も脂が乗りきったベテランの一人といっても良いでしょう.このブログでも過去何度か紹介しています(*1 *2).とにかく,曲作り,演奏,歌唱の全てをオールラウンドにこなし,しかも驕ったところや有名人ぶるようなところが全くない,実に誠実な人柄に好感が持てる人です.

一方の Darrell Scott という人は,実は私はこのアルバムで初めて聴くのですが,カントリー系のミュージシャン,しかも超一流のセッション・インスツルメンタリストのようです.Tim O'Brien も多種類の楽器を高度なテクニックで危なげなくかつ飄々と弾きこなす人なのですが,彼にアルバムのパートナーとして選ばれていることから判断して相当な実力を持った人であるのでしょう.
アルバム全体を聴いていると,男声のハーモニーが実に心地よく感じます.Darrell Scott 自身がソロで歌う小節もあるので,彼自身の声もよく確認できます.Tim O'Brien の端正でのびやかなテノールと比べると,微かにしゃがれて泥臭さを感じさせる声質ですが,しかし歌も非常にうまい人であることがすぐにわかります.

演奏は二人とも超一流なので全く安心して聴いていられます.テクニックをひけらかすようなことは一切ないのですが,しかし安定した,かつ適度に情感表現を含む演奏は超一流のプロの仕事のレベルを見せつけられる思いがします.ブルーグラスのもう一つの頂点がここにあるといっても過言ではありません.

録音とミキシングの質が高いことも付け加えておきましょう.ピュア・オーディオの機材でじっくりと聴くに値します.こういうところが現代のブルーグラスらしくて好きです.とにかくおすすめのアルバム.ただしライナーノーツが付いていないので,詳しいことはこのサイトでお確かめください.ついでに動画もつけておきます.

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2014/06/14

雨がよく降った

今週前半は雨がよく降りました.典型的な梅雨の雨の降りかたとはちょっと違って,局地的に発達した積乱雲から集中的に強い雨が短時間降るという降りかたでした.昨日の夕方も東京の北西方面には巨大なかなとこ雲がそびえていました.そういう日が何日も続いたので,地面はいつもたっぷりと水を含み,作物によっては障害を受けたものもあると思います.

家の中も湿気がこもり,我が家の木製のカーテンレールは湿気で摩擦が大きくなって開け閉めがうまくいきません.こういう時はカビを生やさないように注意しなければなりませんね.特に靴箱.

Nonta_20140043m

週末の土曜日は朝からからりと晴れあがり,湿度も下がって非常に快適です.ただし日差しは強烈.夏至が近く,おそらく一年中で最も紫外線が強い時期なので,戸外で活動するときには注意が必要です.

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2014/06/01

Ron Block 久々のアルバム

Walking Song [Import] - Ron Block

もう音楽アルバムのレビューを久しくサボっているのですが,音楽を聴いていないわけでも,アルバムを買っていないわけでもないのです.しかし何というか,以前のようにワクワクしながら新しいアルバムのレビューを書くという気分になれないのです.倦怠期ですかね?

さて,Ron Block といえば知る人ぞ知る AKUS のバンジョーやギターの顔であり,かつ非常に優れたソングライターです.だいぶ前になりますが,このブログでもソロアルバムを紹介しています(*1 *2).特に,最初に紹介したアルバムは今でもニューグラスの金字塔と言える出来です.このような人が地味に埋もれているのは本当にもったいない.

で,今回のアルバムですが,前作でブルーグラスからやや距離を置くような路線を試したのですが,今回のアルバムでは再びブルーグラスに回帰.曲のほとんどは自らの作曲.詩を書いたのはアメリカの女性詩人 Rebecca Reynolds という人らしいですが,とにかく Ron Block の曲作りの才能を改めて見せつけられるアルバムに仕上がっています.

ライナーノーツを読むとびっくりするのですが,ブルーグラスのスターたちが多く共演しています.あれ?このフィドルはひょっとして,と思って確かめると Stuart Duncan だったり,このハーモニー・ヴォーカルはやっぱり,と思って確かめると Alison Krauss だったりします.さらに AKUS のメンバーは総出演.AKUS は互いのアルバムに脇役で参加する場合が非常に多いのですが,それも Alison Krauss のようなスーパースターが地味に入るところがブルーグラスらしくて非常に好ましく感じます.大御所 Dolly Parton が多数のブルーグラス女性歌手のアルバムにひっそりとハーモニー・ヴォーカルで入ったりしていますから,これは業界全体の傾向なのでしょう.

第1曲は非常に美しい曲で冒頭から引き込まれます.Kate Rusby とのデュエット.第5曲も非常に素晴らしい曲であり,かつ Ron Block らしい曲だと言っても良いと思います.これも Kate Rusby とのデュエット.この人の歌声は素晴らしいですね.今度アルバムを買ってみましょう.第6曲は AKUS にアルバムに入っていたとしてもまったく違和感のない曲で,Alison Krauss がハーモニー・ヴォーカルを務めています.

特筆すべきは第9曲.ライナー・ノーツを読むまで気が付かなったのですが,なんと,Sierra Hull がマンドリンを弾いています.ハーモニー・ヴォーカルは AKUS の仲間 Dan Tyminski です.豪華ですね.曲相も非常に Ron らしくて良いです.第11曲にはドブロの Jerry Douglas が登場しますが,曲が美しすぎてドブロの泣きが十分に生かせなかったのが残念.

これ以外にも素晴らしい曲がひしめいています.とにかく,現在のブルーグラスの水準を図る指標としても聴いておくべきアルバム.ぜひお試しください.

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