実りの秋
当地の田んぼはすでに半分以上が刈り取られており,遅めに田植えをした田んぼだけが刈り取りを待っている状態です.田んぼの稲は頭を垂れて,収穫を待っているように見えるのですが,しかし本体にはまだ緑色の葉や茎がついており,もっと枯らしてから刈り取りをしても良いのでは?と素人目には思ってしまいます.
欧米の小麦畑では,完全にカラカラになるまで熟させてから刈り取るのが普通で,そのため収穫期には小麦畑はまさに一面黄金のような色彩に埋め尽くされます.それに比べると日本では,少なくとも関東地方では,まだ茎に青味が残っている状態で刈り取ってしまうことが珍しくありません.これは稲と小麦の植物としての特性の違いなのでしょうか?
刈り取りの後で稲木にかけて天日で乾燥させることも少なくなっており,現在ではいかに少ない人手で効率よく作業を行うかが重要なようです.
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