チカラシバ
この季節に人里では必ずと言ってよいほどみられる植物がこのチカラシバ.俗称ネコジャラシよりもずっと大ぶりで,色が濃い茶で,大きく力強い感じがします.毛が生えた種も野太い感じ.日本の植物のような細やかさがなく,いかにも帰化植物のような図太さを感じるのですが,実はこれ東アジア原産.それどころかオーストラリアや北アメリカに渡って帰化植物となっています.へぇー.
これが群生していると畑のようで一種異様な感じがしますが,種は大ぶりなので,これを品種改良して何かの穀物が作られるようなことは無かったのでしょうか?ネコジャラシことエノコログサはアワの原産種らしいのですが,と思って調べてみたら,この植物はトウジンビエの親戚のようですね.やっぱり.
私たちの祖先は,食べられそうなものは何でも試し,改良していったのだということがよくわかります.しかし近年ではこのような雑穀を食べることはほとんどなくなりました.あまり良いことではないように思います.
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