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2015年2月

2015/02/21

冬枯れの草の種

先週末の訪れた自然公園の続きです.木々と異なり,草は枯れてしまっています.ところが,種を付けたまま立ち枯れた姿が,逆光に映えてなかなか見事.下の写真はセイタカアワダチソウだと思うのですが,種が鳥たちに食べ尽されることもなく豊富に残ったままです.

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こちらはセイタカアワダチソウに比べると随分と控えめな姿をしていますが,しかし光に映えるとなかなか可憐です.

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さらに歩いていくと下の写真のようなものを発見.こちらも草の種ですが,開けたところにある割には鳥たちに食べられていません.美味しくないのか,栄養がないのか.背景も含めて色彩のコントラストに乏しく,まるでモノクロームのような写真になりましたが,これはこれで味があると思います.

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そしてさらにこのような豆も立ち枯れていました.

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2015/02/16

木肌さまざま

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冬芽を探しに行ったつもりが,木肌のほうに目を奪われてしまうのは個人の性格なのでしょうか?スズカケノキ(正確にはモミジバスズカケノキ?)の木肌の多様性にはいつも感心しているのですが,ケヤキやその他の樹皮も,よく見ると様々な発見があります.

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特に今回気が付いたのは,木肌にへばりついている地衣類の微細なテクスチャです.これまでここまでちゃんと見ることは無かったのですが,接写して拡大してみて改めてその奇妙なパターンに目を奪われました.これをタイムラプス撮影してみると,きっと面白いことになると思います.

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2015/02/15

冬芽を探しに

だいぶ日差しが強くなり,日中の最高気温も10度に近くなってきたので,もう冬芽が上がってきていることを期待して近隣の自然公園に行ってみました.ところが,期待に反して膨らんだ冬芽はほとんど見られず,おりからの強風で寒い思いをしただけで帰ってきました.ちょうど今頃が最も端境期に当たっているのかもしれません.

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それだけでは身も蓋もないので,今日の収穫を何点か.まずは冬芽のチャンピオンはニワトコです.暗い針葉樹の森の中で,すでに新緑を広げ始めています.こいつだけは極端に早い.まだまだ霜が降りる日々がひと月は続くはずですが,それなのにもう新しい葉を広げようとしています.本当に大丈夫なのでしょうか?

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それ以外には様々な木の冬芽が見られました.まだまだ固そうで,これが膨らむにはまだひと月ほどはかかりそうですが.固い鱗片に覆われながらも,しっかりと冬を越そうとしているさまが見て取れて,これはこれで頼もしいものです.

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2015/02/12

ラブソングができるまで

ラブソングができるまで [Blu-ray] - ヒュー・グラント(出演),ドリュー・バリモア(出演)

NHK のプレミアムシネマで放映されたものを録画して鑑賞しました.本作品の原題は “Music and Lyrics” で,これは作曲誰々,作詞誰々という決まり文句をそのまま題名にしたものだと思われますが,ダメ男をやらせたら天下一品という異名を持つ Hugh Grant が,その本領を最大限発揮したロマンティック・コメディの傑作です.彼のロマンティック・コメディにはこれこそ天下の大女優 Julia Roberts との共演を果たした “ノッティングヒルの恋人” という大ヒット作があるのですが,私は本作品も非常に良いと思います.

おそらくイギリスの伝統的な舞台芸術界を経ることなく,映画俳優としての人気を確立した人だと思います.というのも,舞台俳優出身の人とは演技の中身がちょっと違うのです.ここぞというときに見得を切るという所作がほとんど見られないのです.ここが現代イギリスを代表する俳優である Daniel GraigJudi Dench とは違うところ.これが良いとも悪いとも言えないのですが,この人の持ち味であるダメ男を演じるにはあまり関係ない,ということは言えるでしょう.

本作品は80年代のポップスのスターが,今では中年となった往年のファン相手に,遊園地で客寄せのショーをやらざるを得なくなっているという落ち目の境遇を背景として,新進のスター女性歌手に曲を提供して新たなチャンスをつかもうとするのですが,たまたま作詞のパートナーに選んだ若い女性との恋の進展を絡めたストーリーが展開します.冒頭からエンドロールまで,Hugh Grant が往年のスターとしてバンドを従えて歌うシーンがあるのですが,これがなかなか良くできていて,特にぴっちりしたパンツで腰を振って踊る姿は笑えます.落ち目のダメ男の本領発揮です.

とは言うものの,中盤まではかなり退屈なお決まりのロマンティック・コメディが続きます.ところが終盤,コンサートで彼が歌う曲の歌詞に感動的な内容が込められていて,それが恋人の心を引き戻し,ハッピーエンドで終わる,というクライマックスが実に良くできているのです.ここは脚本の勝利.この時の歌詞は正直言って傑作です.

全体としては,Hugh Grant が落ち目の往年のスターを面白おかしく演じることに成功し,かつ80年代のスターという設定に基づく曲のパレードも危なげなくこなし,そして Hugh Grant の相手役である Drew Barrymore の可愛らしさでもっている作品だと思いますが,私は俳優たちの演技力よりは脚本の力を強く感じました.最近,NHK のプレミアムシネマでは Hugh Grant の作品が多いのですが,なぜなんでしょうね?

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2015/02/11

稲波のオオヒシクイが124羽に

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例年冬になるとシベリアあたりからヒシクイの亜種の一つオオヒシクイ Anser fabalis middendorffii が日本にやってきます.関東地方で有名なのは茨城県霞ヶ浦南岸の稲波干拓地.ここは田んぼと蓮田が広がっている農地ですが,冬の農閑期にはオオヒシクイの群れがやってきて,数か月間滞在します.

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数年前からは運河の土手沿いに人が常駐する観察小屋が建てられ,訪れる人に最新の情報を提供してくれます.今日はお天気が良くて気温も上がり,おまけにこの季節につきものの強風が無かったので,良い機会とばかりに訪れました.今日のオオヒシクイは124羽という多数に上っています.このような多数の個体が訪れたのは私の記憶ではここ20年では初めてではないかと思います.例年は40-50羽のことが多いので,その2倍以上です.なぜなんでしょうね?

田んぼに隣接した運河には多数のオナガガモが羽を休めており,堤防に上がり込んで人の近くで日向ぼっこをしているものも目立ちました.うーむ,これも初めて見る光景.常駐している人が言うには,最大で4,000羽ほどのオナガガモがいるのだそうです.日向ぼっこしているさまは,まさに “Birds of a feather flock together.”

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ほかには,田んぼの中にタゲリの群れがいました.猛禽はノスリトビミサゴ.小鳥類は距離が遠くてよく観察できませんでしたが,長時間観察すれば多種の鳥が見られることと思います.

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2015/02/07

真冬のベネチア

先月,ごく短期間ですが,真冬のベネチアに行ってきました.12月と同様に寒く,かつ今回はにわか雨が降る曇り空の下だったので良い光にも恵まれず,あまり良いショットが得られなかったのが残念です.しかしこのようなオフシーズンにもかかわらず,多数の中国人観光客が街歩きを楽しんでいました.

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相変わらず水の路地の風景を楽しみながらショットを重ねていったのですが,建物の外壁で,煉瓦の上にモルタルを塗ったものがまだらに剥落しているところがよくあるのですが,そのテクスチャーというか風情が面白くて,そういうところばかり撮ってしまいました.

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今回はサンマルコ広場からさらに島の奥まで歩いたのですが,そこで軍の工廠跡地を発見.歴史は古く,創立は1104年といいますから,すごいことです.非常に立派な時計台付きの門があって,フォトジェニックでした.

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今回は前回12月の時よりも明らかに水位が高く,風も強めで “Acqua Alta” っぽくなっており,ひょっとしてサン・マルコ広場は水没しているのでは?と心配していたのですが,それほどではありませんでした.しかし魚市場あたりの広場は部分的に水没しており,それがかえって多数の観光客の引きつけていました.

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おー,ロミオ,ロミオ!

シェイクスピアの “ロミオとジュリエット” の舞台背景となったイタリア貴族 “カプレーティ家” の館とされている建物.このバルコニーからジュリエットが身を乗り出してロミオとデートしていたらしいです.

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今では大変な観光名所.真冬でかなり寒く,お天気もいまいちだったにもかかわらず,大勢の観光客が朝から詰めかけていました.恋人との縁結びを祈願する張り紙が膨大な数貼り付けられています.場所は Verona.旧市街が世界遺産に登録されている古い街ですが,煉瓦の上にモルタルを塗った作りの建物が非常に多く,そのモルタルが古くなって剥落している風情が非常に味わい深いです.円形競技場も見事.

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これは正面にフレスコ画が描かれている “Sant'Anastasia” 教会.入口のアーチの色分けの模様が非常に美しく,ここにも観光客が訪れていました.

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2015/02/01

日差しが強くなってきた

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もうすぐ立春です.このところ,夜明けが早く,夕暮れが遅くなってきたことは言うまでもありませんが,日中の日差しが強くなってきたこともはっきりと感じます.昨日は強風ながらも強い日差しの中を歩いていたら,軽く汗ばむほどでした.

春が近づくと日本付近の気圧配置が変わって冬型が弱まり,太平洋側では冬晴れの日が少なくなって曇りや雨の日が増え,日照時間は逆に少なくなってしまうのですが,それでも気温は着実に上がって行って春が来る,という段取りになっています.

庭ではもうフキノトウが頭を出し始めました.

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