« ラブソングができるまで | トップページ | 木肌さまざま »

2015/02/15

冬芽を探しに

だいぶ日差しが強くなり,日中の最高気温も10度に近くなってきたので,もう冬芽が上がってきていることを期待して近隣の自然公園に行ってみました.ところが,期待に反して膨らんだ冬芽はほとんど見られず,おりからの強風で寒い思いをしただけで帰ってきました.ちょうど今頃が最も端境期に当たっているのかもしれません.

Takasakiforest_feb2015_0060m

それだけでは身も蓋もないので,今日の収穫を何点か.まずは冬芽のチャンピオンはニワトコです.暗い針葉樹の森の中で,すでに新緑を広げ始めています.こいつだけは極端に早い.まだまだ霜が降りる日々がひと月は続くはずですが,それなのにもう新しい葉を広げようとしています.本当に大丈夫なのでしょうか?

Takasakiforest_feb2015_0033m

それ以外には様々な木の冬芽が見られました.まだまだ固そうで,これが膨らむにはまだひと月ほどはかかりそうですが.固い鱗片に覆われながらも,しっかりと冬を越そうとしているさまが見て取れて,これはこれで頼もしいものです.

Takasakiforest_feb2015_0052m

Takasakiforest_feb2015_0022m

Takasakiforest_feb2015_0113m

| |

« ラブソングができるまで | トップページ | 木肌さまざま »

自然」カテゴリの記事

四季折々」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 冬芽を探しに:

» 木肌さまざま [望湖庵日記 Lakeside Diary]
冬芽を探しに行ったつもりが,木肌のほうに目を奪われてしまうのは個人の性格なのでしょうか?スズカケノキ(正確にはモミジバスズカケノキ?)の木肌の多様性にはいつも感心しているのですが,ケヤキやその他の樹皮も,よく見ると様々な発見があります. 特に今回気が付いたのは,木肌にへばりついている地衣類の微細なテクスチャです.これま... [続きを読む]

受信: 2015/02/16 21:13

» 冬枯れの草の種 [望湖庵日記 Lakeside Diary]
先週末の訪れた自然公園の続きです.木々と異なり,草は枯れてしまっています.ところが,種を付けたまま立ち枯れた姿が,逆光に映えてなかなか見事.下の写真はセイタカアワダチソウだと思うのですが,種が鳥たちに食べ尽されることもなく豊富に残ったままです. こちらはセイタカアワダチソウに比べると随分と控えめな姿をしていますが,しか... [続きを読む]

受信: 2015/02/21 12:30

« ラブソングができるまで | トップページ | 木肌さまざま »