アクセスラインを高速化
私が光ファイバーによるインターネット・アクセスを始めたのはかなり古くて,約15年ほど前になります.この間 LAN の速度はどんどん上がって今では 1Gbps が当たり前になったのですが,WAN はずっとBフレッツで 100Mbps のまま据え置いていました.据え置いていた最大の理由は,NTT 東日本がそれよりも高速のサービスを提供していなかったからなのですが,もう一つの理由として,さほど必要性を感じなかったということもありました.
ところが,昨年から NTT 東日本もようやく 1Gbps のサービスを開始し,お値段もかなり手頃なレベルになって来たので,実に15年ぶりにアクセスラインを高速化することにしました.
当初は工事が必要かと思っていたのですが,申し込んでみてわかったのですが,現在使用中の ONU でそのまま 1Gbps のサービスに移行できるとのこと.これならば局内工事だけで済むので手間も費用も最小限です.一方,これまで使用してきたルーターは WAN 側のスピードが 100Mbps なので,1Gbps に対応している最新機種に買い替えました.
切り替え当日,NTT 東日本から電話がかかってくるでもなく,速度測定をしてみると今まで見たことがないようなこのような数値が.ただしこれは NGN 内部で IPv6 による通信を行って測定されたものです.サービス・プロバイダ経由で IPv4 でインターネットに出ていった場合にはこのようなスピードは期待できません.実際測定してみると 100Mbps が良いところです.
実は良い副作用があって,それは月々の費用です.今回の切り替えで速度を上げたにもかかわらず,プロバイダ・サービスのセット料金で比較すると,500円/月も安くなっています.というわけなので,速度が実質的に上がらないことにはあまり文句を言わないことにしました.
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