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2015年5月

2015/05/31

アジサイ

梅雨にはもうちょっと間があるこの時期,気圧配置によっては結構な高温に見舞われます.今日は東京都心で32度まで気温が上がったとか.当地でも,午後2時くらいには30度を超えたようで,戸建ての2階ではじっとしていても汗ばむ陽気でした.しかし湿度は比較的低かったため,風があれば何とかしのげる程度でした.

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庭のガクアジサイが満開を迎えています.この花は装飾花の周りに花びらのような萼(がく)があって,これが花びらだと誤解される場合もありますが,花は中心部の装飾花.微妙な色彩で,これが日陰にひっそりと咲いて,部分的に日差しに映えている姿は何とも素晴らしいものです.

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日本原産で,いわゆるアジサイの原種です.

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2015/05/24

衣替え

先週1週間は気温の高い日が続き,毎日汗をかいて通勤していたので,例年よりは早目ながら,昨日衣替えをやってしまいました.

衣替えは結構重労働です.たんすの引き出しや衣装ケースをいくつも引っ張り出し,中のものを整理しながら入れ替え,最後は防虫剤も取り替えるという作業なのですが,比較的涼しい朝方にやっても汗ばんでしまいました.重たい衣装ケースを何度も抱えるので,腰を痛めないよう冷や冷やしながら作業しました.

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しかしこれは季節を越すためには重要な作業.また溜まった衣類の要不要を判別して,不要なものを捨てる,あるいは足りないものを見極める,という仕事にもなっています.夏の衣類は一枚一枚のボリュームは冬物に比べて小さいものの,夏は頻繁に着ているものを取り換えることになるため,勢い枚数が増えて全体のボリュームは夏と冬とでさほど違いがありません.

Wikipediaの記事によれば,衣替え,あるいは更衣は,平安時代の宮中行事に取り入れられたそうですから,四季のある国には当然の生活週間なのだと思います.

間もなく梅雨がやってきますね.

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2015/05/17

ニシキウツギ開花

毎年のようにこのブログで開花をお伝えしている(2006, 2007, 2009, 2010, 2011ニシキウツギが今年も花をほころばせました.春が終わり気温が上がり日差しが強くなってくると,毎年花を咲かせて初夏を告げる花です.

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今日は日差しが強くなり,気温も上がって日なたで写真を撮っていると汗ばんできます.カメラも直射日光にさらされて熱くなってきました.これからの日中の撮影は日差しとの戦いです.

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毎年冬に強剪定をするのですが,それにも負けずに毎年たくさんの花を付けるのでこちらも気が楽です.花の色は純白のものも,ピンクのものも,濃い赤もあるのですが,どのような仕組みで色の多様性ができているのかと思いますが,Wikipediaによれば,白い花が次第に赤に変化するとあります.これまでそのようなことに気が付いていなかったので,よく観察してみようと思います.

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気候変動に関する最良の啓蒙書

チェンジング・ブルー 気候変動の謎に迫る 単行本 - 大河内 直彦(著)

非常に良質の気候変動に関する良質な啓蒙書です.このような本が,日本人の著者により,日本から出版されていることを大変うれしく思います.

気候変動に関しては,文明の消長の原因の一つとして近代以前から興味を持たれてきたのではないかと思います.20世紀後半からは温室効果ガスによる温暖化というシナリオが現実味を帯びてきたことが語られ,21世紀に入ってからは,IPCCの一連の報告書に象徴されるように,各種研究の進展とともにその因果関係が明白な事実として認知されるようになりました.今やこのシナリオに反対しているのは,よほどのトンデモ学者か売名を企むジャーナリストというのが世の常識になりました.

しかし,しかし,気候変動に関する私たち人類の理解のレベルはどの程度のものなのか,私は以前から疑問を抱いてきました.地球45億年の歴史の中で,地球表層の環境(気候はその一側面)がどのような変遷をたどって来たのか未だ詳細なことはわかっていませんし,ましてやその変遷のメカニズムになるとほとんど何も分かっておらず,いまだに諸説乱立というのが実情ではないでしょうか?

地球温暖化に関連して語られる氷河期に関しても,現在われわれが生きている直近100万年程度の氷河期の中の現象だけではなく,数億年,数10億年以前の氷河期や,全球凍結という劇的な現象については,そういうことがあったらしいという断片的な証拠が提示されているだけで,その全体像は未だに未解明のままです.

我々の理解の程度に対する謙虚な態度を前提として地球温暖化が議論され,対策についても語られるのであればよいのですが,現実にはにわか仕込みの浅薄な知識が独り歩きして,短期的な自己都合を隠そうともしない論が多いことには危惧を感じます.

本書は,気候変動の関する,特に直近100万年程度の氷河期(氷期と間氷期の繰り返し)に関する科学者たちの研究の歴史を,非常に率直かつ客観的に紹介したものです.分かったこと,分かっていないことを区別し,事実と意見を区別した書きぶりは好感が持てるものです.

本書でも寒冷化と温暖化のメカニズムに関しては研究途上であることを正直に表明しており,ミランコヴィッチ・サイクル海洋循環による熱輸送,北半球高緯度の氷床の影響など,現在わかっている限りの影響因子を紹介し,それらがどういう科学者によってどのように究明されてきたかというプロセスを紹介してくれます.特に科学者たちの人間臭い部分にも光を当てているのが類書と異なる特徴でしょうか.かなりの程度分かってきたことが多いのですが,それでもまだまだ分からないことも多い.特に気候変動の非線形性,すなわちわずか数10年で気候が激変した記録には戦慄を覚えます.これが今日起きるとどうなるのか,背筋が寒くなるのは私だけではないでしょう.

今日の地球の気候は大陸の配置とそれに制約を受ける海流のパターンに大きく影響されており,特に自転軸の一方の極である南極にちょうど丸い形の巨大大陸がある,という偶然の好運によって,南極還流が発達して莫大な量の氷床が安定して保たれています.また北半球では高緯度地域に陸地面積が集中して氷床が発達しやすい環境にあります.しかしこれから数千万年後,大陸の配置が変化して循環流のパターンが現在と異なるものに変わると地球の気候がどのようになってしまうのか,こういうことについても思いを巡らしながら本書を読むことをお勧めします.

今年になって岩波現代文庫から再版され,買い求めやすくなっています.電子ブックにもすべきでは?

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2015/05/16

梅雨のようなお天気

今週は全国的に気温が高めで,30度を超える真夏日になった地方も多かったようです.週前半には台風から変わった温帯低気圧が嵐をもたらしたかと思ったら,週末の土曜日は早朝から雨がしとしと降り,気温も高めでまるで梅雨のようなお天気.天気図を見るとまさにそのような梅雨前線が日本の南岸に横たわっています.

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庭のヤマボウシは初夏のお約束の白い花(白い部分は花びらではなくて総苞片と呼ばれるもの)を付けています.眼下には田植えが終わったばかりで水を満々にたたえた田んぼ.これで今朝は早朝にホトトギスの声を聞いたので,これで当地の初夏の舞台装置の設営はほぼ完了したことになります.

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もう少し湿度が下がってくれないかなぁ?

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2015/05/10

抜群の色彩美の異色西部劇

血と怒りの河 [DVD] - テレンス・スタンプ(出演),カール・マルデン(出演)

しばらく前に NHK のプレミアムシネマで放映されたものを録画して鑑賞したのですが,普通の西部劇とはだいぶ違います.主演はイギリス人俳優.舞台俳優出身ではないか思われる抑制のきいた心理表現が光ります.こういう演技は西部劇に出てくるアメリカ人俳優にはなかなか見出し難い.強いて言えば,OK コラルの銃撃戦を描いた作品の一つ “荒野の決闘” でワイアット・アープを演じたヘンリー・フォンダが一番かなぁ?

ストーリーは西部劇としては異色のものながら,途中まで見るとその後のストーリー展開は容易に想像がつく単純なものです.自分の属する民族への帰属意識と,それとは相容れない育ての親への忠誠心に心を引き裂かれる若者の話ですから,結末は悲劇と決まっています.

この映画を見てすぐに気付いたことは,プリントの美しさです.特に色彩が素晴らしい.これほど美しい色彩の西部劇はそうそうありません.この映画が撮られたのは1967年か1968年なので,もう50年ほど前の映画です.スクラッチが一切無く,音声トラックも非常に良いので(古い邦画のひどい音声トラックとは大違い),きっと周到なリマスタリングが行われたのでしょうが,それにしてもこの色彩の美しさはどうしたことでしょう?特に彩度の調整が絶妙です.派手すぎず,しかし渋すぎず.私はストーリーを追うことを忘れ,色彩の美しさを楽しむことに意識を集中させてしまいました.

この映画ではアメリカとメキシコの国境を流れる河が重要な舞台装置になっています.お決まり通りであれば,これは Rio Grande のはず.その名前は出てこなかったのですが,エル・パソという地名は出てきたので間違いないと思います.この川の両岸の風景が大変美しく描かれていて,その映像美を楽しめます.撮った監督が映像美にこだわる人だったのだろうと想像しています.

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2015/05/09

Ubuntu 15.04 をインストール

連休直前に本家オリジナル版の Ubuntu 15.04 Vivid Vervet がお約束通りの日程でリリースされたのに続き,連休に入ってすぐに日本語 Remix 版がリリースされました.今回の日本語 Remix 版は,日本語入力に大幅な変更があったにも関わらず非常に短期間でリリースされたのはご同慶の至りです.

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これまではちょうど一年前にリリースされた 14.04 LTS を利用してきていて,特に何も不便は感じていなかったので,そのまま LTS を使い続けることも可能だったのですが,まあ,中身は確実に進歩しているはずなので,新しいシステムを導入することにしました.

ちょうど同じころに GCC最新版 5.1 がリリースされたばかりだったのですが,当然これは 15.04 の標準コンパイラとしては間に合わなかったために,GCC は半年前にリリースされた 4.9.2 です.これでは面白くないと思い,Toolchain Test Builds を監視していると,連休終盤になって GCC 5.1 が PPA に登録されたので,早速これに入れ替えました.この最新版の GCC で自作のライブラリを一通りリビルドしてみましたが,わずかながら速度向上が図られているようです.

残念ながら TeX Live だけは 2015 年版のリリースが6月なので,2014 年版を再導入して使っていますが,特に不具合のようなものは出ていません.

やはり年に1回程度はシステムをクリーン・インストールするのが良いですね.ファイルシステムがリセットされるので,ディスクアクセスが非常に快適になった気がします.Linux カーネルも最新のものに置き換わるので,これも精神衛生上好ましいものです.

TeX Live の最新版がリリースされた時点で,システムをクリーン・インストールし直そうと思っています.そのころにはバグの修正も落ち着いていると思われるので.

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2015/05/02

絶好の好天に渓谷を散歩

昨日は遠出をして房総半島南部の渓谷を歩いてきました.絶好の行楽日和に恵まれ,気温もぐんぐんと上がって夏日になったようです.行楽地なので人出が多くて道路が渋滞しているのではないかと気を揉んでいったのですが,この心配は全く不要でした.人出はまばらで,どこにも渋滞や混雑はなく,気持ちよく歩くことができました.

渓谷を歩くと結構昇り降りが多いので,足の筋力を使い息も上がってきて次第に汗をかいてくるのですが,湿度が低かったこともあってそれほど不快にはなりませんでした.

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この渓谷では見事な地層露頭があちこちに見られます.砂岩と泥岩が交互に積み重なった地層で,ただし非常にもろくて切片ががげ下に大量に崩れてくるため,遊歩道を防護するための金網が崖面に設置されています.河床にもこの地層構造を反映した構造があちこちに見られて,地質ファンだったら非常に楽しめるところなのだと思います.

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新緑の最盛期を迎え,この渓谷には特にモミジの大木が多いので,そのすがすがしさを楽しむことができました.フジも満開.あちこちの木の梢から房状の花が垂れ下がっていました.

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