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2015年10月

2015/10/25

ススキの穂が開ききった

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先週はススキの穂が満開と告げましたが,今週になるとこれらの写真のように穂が完全に開ききりました.今日は北海道は吹雪で積雪があり,関東でも木枯らし一号が吹き荒れて肌寒い一日となりました.木々の葉は落葉の準備を本格的に始め,落ち葉かきが忙しくなる季節です.

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いよいよ冬がやってきますが,まだ日射はたっぷりあり,水道水の温度も夏の名残りで暖かめです.実は今頃が一年中で最も過ごしやすい時期なのかもしれません.

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2015/10/24

IOC List v5.4 の変化点

先ほど IOC List v5.4 のリリースをお知らせしましたが,その内容について少々コメントします.

今回のリリースは比較的おとなしい印象で,種の追加が30種ほどあったこと以外は,亜種の廃止が数件あった程度にとどまりました.種の追加では,パプアニューギニア地方のミツユビカワセミ属 (Ceyx) Dwarf Kingfisher が10種以上も追加になっています.ちょうど戦前・戦中,旧日本軍が基地を設け,軍隊を駐屯させ,そしてアメリカと激戦を繰り広げたあたりの島々では,島ごとに多様なカワセミの種の分化が起きているようです.

今回もう一つの大きな変化点は属の異動で,これまで Puffinus に属していたハイイロミズナギドリハシボソミズナギドリなど7種が,ハイイロミズナギドリ属 (Ardenna) に移りました.IOC List のコメントをそのまま引用すると,"The genus Puffinus is polyphyletic; separate pacificus, bulleri, griseus, tenuirostris, creatopus, carneipes and gravis to Ardenna (Penhallurick & Wink 2004, Christidis & Boles 2008, H&M4, SACC)"

これはかなり一大事なのですが,こういうダイナミックな異動を躊躇なく行うのが IOC List の面白いところですが,付いていくのがなかなか大変であることも確かです.

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IOC List v5.4 Released

IOC World Bird List v5.4 が10月24日にリリースされました.前回 v5.3 のリリースが2015年7月22日だったのですが,今回もそれから3か月ほどで新しい版 v5.4 が出てきました.順調な更新を続けています.

今回収録されたのは,科が 241,属が 2,282,種が 10,765,亜種が 20,757 です.IOC 本家の Master List を編集して,Refsort/Ruby 用の辞書ファイルを作りましたので,このブログサイトと,Microsoft One Drive 上に設けた “IOC List Archive„ にアップロードしておきます.

今回もこの辞書ファイルの正式なエンコーディングは UTF-8 です.従って,Linux 上で使う分には問題は生じませんが,Windows 上で使う際には,入力ファイルは UTF-8 でエンコードされ,かつ最初の行に

#!E -*- coding: UTF-8 -*-

というおまじないを書いておかないとエンコーディングの解釈がうまくいきませんのでご注意ください.

しかし,Windows 上でのデフォルトのエンコーディングである US-ASCIIWindows-31J でも手間なく使えるように,エンコーディング指定なしの汎用 US-ASCII 版もアップしておきます.これはどのようなプラットフォームであっても,そのプラットフォームのデフォルトの Locale が US-ASCII を解釈できることを利用したものです.ただし,欧文のアクセントウムラウトを含む文字は,それらを含まない最も近い文字に置き換えられています.正版はあくまで UTF-8 なので,特に人名を含む種や,種の Authority を見るときにはご注意ください.

このオリジナル英語版の辞書ファイルに続いて,和名追加版と,IOC Master List の Excel ファイルに和名を追加したものも同時にリリースしました.和名追加版の辞書ファイルは,UTF-8 でエンコードしてあるものが正版ですが,Windows などでの使い勝手を考慮して Windows-31J でエンコードしたものも同時にアップしてあります.ただし人名や地名のアクセントやウムラウトなどは,それらを含まない最も近い文字に置き換えてありますのでご注意ください.

これらのファイルをダウンロードするには,従来通りこのブログの右側のコラムで “自作ソフト„ の中から個々のファイルをクリックしても良いのですが,前述のとおり,Microsoft One Drive 上に設けた IOC List 専用のフォルダからもダウンロードできます.それには,このブログ右側のコラムの最上段の “Archive„ の中の “IOC List Archive„ をクリックしてください.そうすると One Drive のフォルダに入ることができますので,あとは適当に選んでダウンロードしてください.今後は One Drive のみに集約していく予定です.


I am pleased to announce that I have posted reference files for Refsort/Ruby compiled directly from the latest IOC World Bird List v5.4. It contains 10,765 species and 20,757 subspecies, respectively. Please try it out, and enjoy its capability and speed.

Note that the reference file "ioclist_v54u.ref" is encoded in UTF-8 in order to retain all European accents and umlauts with complete fidelity as they are in the IOC Master List. Therefore, your input file should be encoded in UTF-8 as well, and should contain a line of text below on the top of the file.

#!E -*- coding: UTF-8 -*-

For those who want to use Refsort/Ruby in the ASCII environment, I have posted another reference file "ioclist_v54a.ref" encoded in pure ASCII. Note that characters with accents and umlauts have been simplified to their nearest neighbors. So please be careful in particular when you refer to authorities of species.

I have also posted two reference files (encoded in UTF-8 and Windows-31J, respectively) which include Japanese names. If you want to refer to Japanese names, please see those files. A master list in Excel format containing a column of Japanese names has been also posted as well. This would be more convenient.

You can download an appropriate file by clicking a link listed on the right column of this page, but you can also access files and folders built in my area of One Drive by clicking "IOC List Archive" on the right column.

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2015/10/18

ススキの穂が満開

このところ暖かい日が続いて本格的な秋の到来が足踏みしていたのですが,昨日,週末の土曜日は一日中肌寒くて暖房が欲しいほどでした.それが今日は一変して昼頃からさわやかに晴れ渡り,日射量もたっぷりで日差しを浴びた屋内では非常に暖かく感じました.

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我が家の前の土手ではススキの穂が満開になっています.この土手は20年ほど前はセイタカアワダチソウが圧倒的に優勢で,セイタカアワダチソウの深い森といった感じで,他の植物はあまり生えていなかったのですが,ここ10年ほどでセイタカアワダチソウの勢いが衰え,それに代わってススキが勢力を伸ばしてきました.さらに今年はアメリカセンダングサの花が目立ちます.このような土手の生態系でも年月が経つにつれて植物相が遷移していくのは非常に興味深いです.

なお,上の写真にはもともと目障りな電線が映り込んでいたのですが,Photoshop でレタッチして目立たないように処理してあります.今日の日没直前の太陽の光を浴びて金色に輝くさまがあまりにきれいだったので,思わず写真に撮ったものです.

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2015/10/12

秋は足踏み

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体育の日を含む3連休ということで秋の被写体を撮る機会を期待していたのですが,前半2日間はお天気が悪くて写真には不向き.ようやく最終日の今日になって好天に恵まれたので,近隣の森林公園とその周辺の森を散歩してきました.

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この季節にしては気温が高く,一部紅葉は進んでいるもののカエデの仲間はまだ青々としており,先週に引き続いて秋の到来は足踏み状態といったところです.

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目立ったものとしては,アザミの花,コブシの赤い実,アメリカセンダングサの花,オオバコの花,ガマズミの赤い実,などです.

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2015/10/04

森の中の小さな秋

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この週末は気持ちよく晴れ渡り,気温は高めながらも絶好のお出かけ日和.近場の自然公園を散歩してきました.まず目についたのはガマズミ.実の赤い色は独特で,葉の緑と非常に良く合っています.ガマズミの実はお酒に漬けて果実酒にすることもあるそうですが,どういう味がするのでしょうか?Wikipediaの記事はいつも勉強になるのですが,ガマズミをロシア語で言うと “カリンカ” になるのだそうです.そう,あのロシアの歌曲のカリンカです.へぇー.

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次は今が盛りのススキ.今日は北東気流が強く吹いていて,写真に撮るには不向きな日でしたが,背の高いススキが密生しているのはなかなか画になります.暗い森を背景に,太陽の光を浴びて金色に輝く穂は素晴らしいです.

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最後はホトトギス.ちょうど今が花期なのでしょう.私には何か爬虫類的な印象があります.

まだ秋本番とは言えず,キク科の花,例えばノコンギクはもうちょっと先のようですし,カエデはまだ青々としていて,紅葉の気配は全くありませんでした.今年の紅葉はどんな感じでしょう?ソメイヨシノは紅葉することなく葉を落としつつあります.

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2015/10/03

秋の夕暮

台風から変わった低気圧が日本海で急速に発達して北日本に暴風雨をもたらした後で,大陸から乾いた空気を持った高気圧が日本を覆い,今日は久しぶりにさわやかな秋晴れに恵まれました.ただし低気圧が持ってきた暖気が残っているところに強い日射が加わったので,気温が27度程度まで上がり,日中は汗ばむ程度でした.

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それでも秋分を過ぎているので夕暮れは早く,日が沈むとともに気温が急速に下がっていきます.虫の音も完全に秋のもので,このあたりの空き地や道端では秋の花が盛りを迎えています.

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