Ubuntu 16.04 LTS に乗り換えました
Windows 10 に乗り換えるのと同時に,ワークステーションの OS を,Ubuntu 15.10 から 16.04 LTS に乗り換えました.今回の版は LTS (Long Term Support) なので,少なくとも2年間は使い続けることができます.まあ,その間にはいろいろと新しい機能や枠組みの変化があって,新しい版に乗り換えざるを得なくなると思いますが,それでも,長期間のサポートが受けられる保証があるのは心強いことです.
LTS では大きな冒険はしないというポリシーなので,それまでの最新版 15.10 と比べて特段の変化は感じられません.C コンパイラや Python などの言語系,GNOME デスクトップアプリケーションはそれなりに細かくバージョンが上がっていますが,いずれもバグフィックスのレベル.
一方,今回はハードウェアを換装し,これまで Windows を載せてメインマシンとして使ってきた CPU とメモリ,そして WHS2011 マシンで使っていた SSD を流用し,ハードウェアのグレードアップを行いました.SSD の威力は素晴らしく,ブートマネージャの GRUB の画面からログイン画面が出るまで 5 秒とかかりません.これは本当にすごいことです.
このワークステーションの使い道は,以前はデータ処理,信号処理アルゴリズムの開発などだったのですが,すでにそのような動機は失ってしまい,最近ではもっぱら自分史を LaTeX でタイプセットしながら書き進めるためのプラットフォームと化しています.
今から30年前,世の中に出て間もない TeX-83 を VAX-11/VMS 上で使っているときには,1ページ,また1ページとタイプセットが進んでいく様子を VT100 の画面で見ることができたのですが,今では自宅のパソコンの能力で,100ページくらいのタイプセットが1秒とかかりません.この30年間のハードウェアとソフトウェアの進歩は本当に恐ろしいくらいです.
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