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2016年7月

2016/07/31

セミの抜け殻

Takasakiforest_jul2016_0042m

先週散歩した自然公園の木々には,セミの抜け殻がたくさんついていました.抜け殻のすぐ近くで成虫がうろうろしているところにも出くわしました.

今朝,近所の公園まで散歩に行ったところ,地面にはセミの幼虫が抜け出してきた穴がボコボコと高い密度で開いているのを発見.すぐわきに立っているソメイヨシノの大木を見上げると,葉っぱに沢山の抜け殻がくっついて風に揺れていました.幹ではなくて葉で羽化するものが多いのですね.

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2016/07/30

IOC List v6.3 和名追加版

先週,7月23日に IOC List v6.3 を Refsort/Ruby の辞書ファイルに編集しなおしたものをアップロードしました.そのときに,和名追加版を近日中にアップすると予告していたのですが,何とか一週間で月末のアップロードに間に合わせることができました.

今回の版では,亜種を含む和名は全部で 11,228 種にのぼります.これは英名の 10,814 種よりもだいぶ多いのですが,和名には亜種名も含まれているためです.

このブログの右側のコラム “自作ソフト” リストから必要なものをクリックするとファイルをダウンロードすることができます.ただしココログの仕様の制限から,ここには 1 MB 以上のファイルをアップロードすることができませんので,和名を追加した Excel 形式のマスターファイルをここにアップロードすることはできません.マスターファイルは,同じく右側のコラムの “Archive” から “IOC List Archive” をクリックすると,Microsoft OneDrive の専用領域に入ることができますので,そこから適切なものをダウンロードすることができます.

毎度のことなのですが,オリジナル版を Refsort/Ruby の辞書ファイルに編集する工程はほとんど自動化しているので,オリジナル版が出たらすぐにアップロードできるのですが,和名追加版はそうはいきません.なぜかというと,新しい種がオリジナル版に登録されると,当然和名がついていないので,既存の和名が無いか調べ,無ければ和名を創作しなければなりません.

また,和名がついている既存の種であっても,属名が変更になったり,種の分割や併合が行われたりすると,その前後の分類は乱れるので,ここでも和名を慎重に移し替える必要が出てきます.これらは一つずつ事情が異なるので,すべて手作業で行わなければなりません.このために,和名追加版を出すにはある程度の作業時間が必要となります.作業をしながら,過去からの変化点をコメント欄に書いておくということも必要なので,いきおい作業量が多くなります.

日本のバーダーにとって,今回の IOC List のトピックの一つは,アカハラの亜種,亜種アカハラと亜種オオアカハラが IOC List に登録されたことでしょう.これ以外にも,少なくない数の亜種が削除されたり,少数の種が登録されたりしています.

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2016/07/24

ヤマユリ咲き乱れる

ここ数日,関東地方には北太平洋からの冷たく湿った北東気流,いわゆる山背(やませ)が入ってきているので,梅雨末期の蒸し暑さとは無縁のひんやりしたお天気が続いています.こんなときは野山を歩いても汗をかくことはないので,今日は朝早めに近隣の自然公園を散歩してみました.

Takasakiforest_jul2016_0008m

驚いたのはヤマユリの群落.50メートル四方くらいの広さにヤマユリが広がって咲き乱れています.家人から聞いてはいたのですが,これほどまでとは思っていませんでした.近づくと濃厚な甘い香りが感じ取れます.咲いているのは公園の中でもこの場所に限られているので,おそらく植えたものなのでしょう.それにしても,林床の木漏れ日の中に白いヤマユリが沢山咲いている姿は美しく,足を止めて見とれるほどです.写真を撮りに来ている人が何人もいました.

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おしべの色は独特で,オレンジ色のものと濃い赤色のものがあります.どのような場合にどういう変異が起きるのか,興味がわいてきました.

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2016/07/23

IOC List v6.3 Released

IOC World Bird List v6.3 が2016年7月20日にリリースされました.前回 v6.2 のリリースが2016年4月20日だったのですが,今回はそれからぴったり3か月で新しい版 v6.3 が出てきました.相変わらず几帳面な更新を続けています.

今回収録されたのは,科が 240,属が 2,292,種が 10,814,亜種が 20,413 です.IOC 本家の Master List を編集して,Refsort/Ruby 用の辞書ファイルを作りましたので,このブログサイトと,Microsoft One Drive 上に設けた “IOC List Archive„ にアップロードしておきます.

今回もこの辞書ファイルの正式なエンコーディングは UTF-8 です.従って,Linux 上で使う分には問題は生じませんが,Windows 上で使う際には,入力ファイルは UTF-8 でエンコードされ,かつ最初の行に

#!E -*- coding: UTF-8 -*-

というおまじないを書いておかないとエンコーディングの解釈がうまくいきませんのでご注意ください.

しかし,Windows 上でのデフォルトのエンコーディングである US-ASCIIWindows-31J でも手間なく使えるように,エンコーディング指定なしの汎用 US-ASCII 版もアップしておきます.これはどのようなプラットフォームであっても,そのプラットフォームのデフォルトの Locale が US-ASCII を解釈できることを利用したものです.ただし,欧文のアクセントウムラウトを含む文字は,それらを含まない最も近い文字に置き換えられています.正版はあくまで UTF-8 なので,特に人名を含む種や,種の Authority を見るときにはご注意ください.

このオリジナル英語版の辞書ファイルに続いて,和名追加版と,IOC Master List の Excel ファイルに和名を追加したものもリリース予定ですが,それにはまだしばらく時間をいただきたいと思います.

これらのファイルをダウンロードするには,従来通りこのブログの右側のコラムで “自作ソフト„ の中から個々のファイルをクリックしても良いのですが,前述のとおり,Microsoft One Drive 上に設けた IOC List 専用のフォルダからもダウンロードできます.それには,このブログ右側のコラムの最上段の “Archive„ の中の “IOC List Archive„ をクリックしてください.そうすると One Drive のフォルダに入ることができますので,あとは適当に選んでダウンロードしてください.今後は One Drive のみに集約していく予定です.


I am pleased to announce that I have posted reference files for Refsort/Ruby compiled directly from the latest IOC World Bird List v6.3. It contains 10,814 species and 20,413 subspecies, respectively. Please try it out, and enjoy its capability and speed.

Note that the reference file "ioclist_v63u.ref" is encoded in UTF-8 in order to retain all European accents and umlauts with complete fidelity as they are in the IOC Master List. Therefore, your input file should be encoded in UTF-8 as well, and should contain a line of text below on the top of the file.

#!E -*- coding: UTF-8 -*-

For those who want to use Refsort/Ruby in the ASCII environment, I have posted another reference file "ioclist_v63a.ref" encoded in pure ASCII. Note that characters with accents and umlauts have been simplified to their nearest neighbors. So please be careful in particular when you refer to authorities of species.

In a week or two, I am going to post two reference files (encoded in UTF-8 and Windows-31J, respectively) which include Japanese names. If you want to refer to Japanese names, please see those files. A master list in Excel format containing a column of Japanese names will be posted at the same time as well. This would be more convenient.

You can download an appropriate file by clicking a link listed on the right column of this page, but you can also access files and folders built in my area of One Drive by clicking "IOC List Archive" on the right column.

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2016/07/18

木の雨戸,見て歩き

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仕事旅行の最終日,ほんの僅かだけを歩く時間が取れたので,カメラを持ってぶらぶら歩きます.滞在するのは今回が2度目で小さな街の構造はほぼ頭に入っているので,当てどなく歩いても迷子になることはありません.

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今回目に留まったのは,通りに面した建物の雨戸.これがすべて木でできていて,緑色や茶色に塗装されているのですが,壁の色や質感と,これら雨戸の色や質感の組み合わせ,コントラストが素晴らしいのです.

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中には,重厚な建物入り口の扉もあって,これはなかなかの圧巻.素晴らしい質感を出していました.

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夏の欧州は野外音楽のシーズン

先週は再び北イタリアへ行っていたのですが,もう夏休みが始まっていて,観光地はどこも大賑わい.私が滞在したのは比較的小さな世界遺産の街なのですが,街の中心部には大きな広場があり,そこで日暮れ時から野外コンサートが開催されていました.その日のオーケストラはスイスのチューリヒからやって来たそうで,そういえば乗り継ぎの空港には楽器を抱えた人もちらほらいましたっけ?

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こういう音楽や舞踏の生のコンテンツを身近に楽しめるところが欧州の良いところの一つです.歴史と文化の厚みが違います.どんなに優秀なオーディオ機材を揃えたとしても,生のコンテンツに接する機会があるのとないのとでは,その人のセンスや鑑賞眼の磨かれ方に差が出てくるのは当然でしょう.子供のころから,こういう一流の生のコンテンツに触れて育つ環境にある欧州から,一流の芸術家が多く出てくるのは必然のような気がします.

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2016/07/02

Refsort/Ruby 2.50 Released

辞書参照型ソーティングフィルターをスクリプト言語 Ruby で実装した Refsort/Ruby の開発を10年以上続けています(例えば新しいほうから順に *1 *2 *3 *4 *5 *6 *7 *8 *9).もう仕様は落ち着いていて機能の追加をするつもりはなく,細々とバグのメンテナンスを行っている状態です.

前回のリリースは昨年2015年の4月だったのですが,今回の変更は,今年クリスマスにリリースが予定されている Ruby 2.4 において,文字列リテラルがデフォルトで変更不可となる仕様変更に対応するため,スクリプトの若干の手直しをしたものです.この文字列リテラルに関する仕様変更は異論も多いのですが,すでに既定として変更が行われるようです.これに伴い,修正を迫られるスクリプトは膨大な数に上ると思われますが,これは Rails のプログラマーたちからの要望を受けてのことのようです.

これ以外には,文字列の置き換えを行うメソッド(String#sub や String#gsub)を使用するコーディングにおいて,間違えやすい構文を改めて平易なものに修正しています.

繰り返しになりますが,機能の追加は何もなく,Ruby の最新版 v2.3.1p112 で動作することを確認しています.

また近日中にユーザーズガイドを改訂してアップする予定です.

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