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2016/08/17

メインマシンのバックアップ体制を刷新しました

今から2週間ちょっと前にWindowsのファイル履歴の稼働を開始したことをポストしましたが,実は,問題含みで運用を開始していました.正確には知りませんが,Windows は 8.1 の頃から新しいファイルシステム ReFS をクライアント OS にも載せるようになっていました.これは NTFS の後継ではないものの,信頼性や耐久性が要求されるサーバー OS のために開発された新しいファイルシステムで,自動修復や,ビット腐敗や書き込まれて時間が経ったセクターを自動的に書き直して鮮度を保つ機能(Scrub)など,高信頼のバックアップを求める向きには魅力的な機能を持っています.

このファイルシステムが,クライアント OS に対しても,記憶域プールであれば使用可能になっているのです.Windows 10 にアップデートした時点で早速手を出してみたのは言うまでもありません.ところが,wbadmin コマンドを用いてシステムイメージのバックアップを取ろうと思っても,ReFS への書き込みが許されていないのです.これでは一体何のためのファイルシステムなのだろう?と憤慨してみたものの,当分はそのままの仕様で運用するしかありません.

ほどなく Anniversary Update をインストールして,念のため再度確認しましたが,やはりシステムイメージを書き込むことはできません.そこで,方針を転換し,以下のようなバックアップ体制を取ることにしました.

  1. 記憶域プール(双方向ミラー)は ReFS でフォーマットし,ファイル履歴専用とする.自動修復などが可能なため,長期間の差分履歴をとるのに最も適したファイルシステムであることを生かす.
  2. システムイメージのバックアップは,NTFS でフォーマットしたリムーバブル HDD に定期的にバックアップする.
  3. ユーザのファイルも,同様にリムーバブル HDD に定期的にバックアップする.
  4. ユーザが独自にインストールしたフリーソフトなど,ローカルなアプリケーションも,同様にリムーバブル HDD に定期的にバックアップする.

そして,(2)(3)(4)はバッチファイルを組んで自動化し,それらをタスクスケジューラに登録して深夜に自動実行させる,という具合にしました.元々 (1) はバックグラウンドで自動実行されているので手間はかかりませんし,(2)-(4)も寝る前にリムーバブル HDD をスロットに突っ込んでシステムをスリープにしておけばあとは自動です.

この体制でしばらく運用してみるつもりです.ReFS については,NTFS との互換性はないので,途中で何か不都合が出てくるのかもしれませんが,まだまだ発展途上のファイルシステムなので,今後の改良も期待できると思います.

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