Windows 10 をクリーンインストールし直しました
一週間ほど前に Windows 10 の Anniversary Update をインストールしたことを報告しましたが,どうも調子が悪いところが何点か見つかったので,夏休みで時間に余裕があることもあり,まっさらな状態からクリーンインストールし直しました.完全なクリーンインストールなので,種々のアプリケーションもすべてインストールし直さなければならず,非常に手間がかかる作業なのですが,アップデートでいろいろなゴミがファイルシステムの中に発生しているのは気持ち悪いし,ディスク容量もその分減るので,思い切ってやってしまいました.
一連の作業で元の環境を取り戻すにはには少なくとも丸一日,余裕を見ると2日間は必要です.そのため,部屋に閉じこもって黙々と作業を続けました.一通り完成した後でもいろいろな設定を試したりしていると時間がかかるものです.何か所か動作不審なところがあったので,とっておきのコマンド
dism /online /cleanup-image /restorehealthを実行して修復すると,一応まともに動くようになりました.やれやれ.
sfc /scannow
インストール後に Windows Update が走ったので,ビルド番号を確認してみると,Anniversary Update 直後の 14393.10 から 14393.51 に上がっていました.へぇ?
今回のアップデートの収穫の一つは,実はコマンド・コンソールです.これまで,このコンソールのスクロールがあまりに遅くてイライラしていたのですが,今回のアップデートでは Linux のコンソールとまでは行きませんが,それに次ぐ程度に速くなりました.例えば,3万行を超えるテキストファイルをコンソールに出力させると,以前はスクロールに10秒以上もかかっていたのですが,今回のアップデート後は2秒以内で終わるようになりました.これは精神衛生上非常に好ましい変化です.派手な機能だけではなく,こういう一見地味で遺物のようなツールであっても,プログラマーにとっては重要なツールが強化されるのは大歓迎です.
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コメント
その後,9月の定期アップデート後には,ビルド番号は 14393.187 にまで上がりました.小数点よりも下の番号はこうやって大きくなっていくルールなのでしょうが,小数点よりも上の番号が大きくなる次のタイミングはいつなのでしょうね?
投稿: 俊(とし) | 2016/09/22 09:09