FreeNASのブートドライブが劣化
FreeNAS Corral こと,FreeNAS 10.0 がリリースされたことは先々週にお知らせしましたが,やはり世界各地で果敢な人柱たちが阿鼻叫喚の騒ぎを起こしながらバグ出しをしてくれたおかげで,10.0.2 という暫定バージョンでとりあえず落ち着いているようです.
私自身はすでに申し上げているように,9.10 系列の最新安定板 9.10.2-U2 で運用しているのですが,週末の夜になって異変が発生しました.私はブートドライブに超短尺の USB スティックを使っているのですが,このドライブにエラーが起きているとシステムが警告を出してきたのです.いろいろ調べてみると,やはりこのドライブの checksum が異常です.
仕方ないので,昨日土曜日は早朝から新しい USB スティックを使ってシステムを再インストールしました.その後,Samba と NFS のファイル共有環境を整え,元通り使えるようになりました.
問題を起こした超短尺 USB スティックは ADATA 製で,一応この業界では名の通ったブランドなのですが,子細に構造を調べてみると,microSD カードを超短尺 USB スティックに差し込んで使うタイプのものでした.このタイプの USB スティックは回路が異常に発熱して自分で壊れてしまう経験を何度もしており,今回もそれで逝ってしまったのではないかと推測しています.
捨ててしまうには惜しいので,物理フォーマットをやり直してエラーの出た領域を除外し,普通のデータ交換用などさし障りのない用途に使おうと思っています.
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